第2話寝ぐせ
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次の日、私は、めざまし時計で目が覚めた。
昨日は、いつの間にか、寝ていたけど、床が抜けて、落ちていく事だけ、忠実に記憶にある、あの時は、驚きのあまり、叫び声すら、だせなかったすぐに、一樹君が引き上げてくれたおかげで、かすり傷で、すんだそれに比べて、3年生が……そういえば、植木さんは、どこに行ったのかな?起きた時には、いなかったけど……今日にでも、一樹君に話を聞こう。
土曜日10時24分に、私は、家から出た、昨日の話だと一樹君の家は、私の家の裏側だと言っていたから多分裏にあるんだと思う。
裏側に来たけど……これが一樹君の家なんか、私の家が、現代の家だとするとこっちは、江戸時代の屋敷にしか思えない、その時後から誰かに杖みたいなものでつつかれた
「一樹の友達かい?」
見知らぬお爺さんから、声を掛けられた。
香苗
「あっはい一樹君に、ようがあってきました」
お爺さん
「一樹にも、まともな友達がいるとはおもはなかったがな…マァー入ってください」
門が開くと、辺りは、江戸時代ここから、外を見ると、この場所だけ、江戸時代で外が現代、過去と未来が、簡単に区別できる、玄関は、いまと変わったところはない
お爺さん
「一樹ー友達がきとるぞ」おくから、寝癖が、ムゾウサイヘヤー見たいになっている
一樹君が来た。
一樹
「香苗さん、何しに来たんですか?」
声がまだ眠そうである。 大きくあくびをしている一樹君の姿はまむけである
香苗
「昨日の事で、ちょっとようがありまして」
一樹
「客間に来てください」
一樹君は、手招きしながら歩いているなんか、めんどくさそうに手招きしている。
一樹
「昨日の何を聞きたいんですか?」
一樹君は、座布団に座るなり大きくあくびをした。香苗
「植木さんは、どこに行ったんですかあのあと」一樹
「あ〜植木さんは、すいませんを連呼してどっかに行きましたね。おおかた、逃げたんでしょだから、オカルト研究会は信用できないんだよ、あ〜眠い無駄な時間でした」
香苗
「すいませんこんな話しを持ち掛けて」
一樹
「別にいいですから頭を上げてくださいそれに、まだこの怪談話には、まだ続きがあるんですよね、昨日の夜校長に話しを聞いたんですが、他にもこんなものがあるんですよ、床が抜けてすぐに、誰かが逃げだしたら次の日の朝に教室に逃げ出した人の死体があるという話なんですが、信じますか?香苗さんは」 香苗
「分かりませんよそんなの」
一樹
「それが本当なら、疑われるのは僕たちですよなんか、面白くなってきましたね香苗さん」
自分が疑われるかも知れないと言うのに笑っている。 一樹
「暇つぶし警察に、ちょっと手伝ってもらいましょう か」
私は、すぐにあの、中年刑事の事を考えた。
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あ〜暇だ、今年で、41才刑事になってもう21年間この鳳凪区で、警察官をしているが、最近特別保安2課は、利用されていない、捜査一課が頑張り過ぎて事件が少ない。
松井課長も暇そうである。おまけに始末書k(佐藤徳太郎・斉藤名鳩)は、ホワイトボードに落書きをする始末、あいつらは、もう26歳のくせに・・・・
徳太郎
「そうだ、一樹のところに行って暇をつぶそうか」
名鳩
「それいいねいこうか、わが母校鷹凪中学校に行きますか」
始末書kはそう言うと椅子から立ち、スキップしながら扉を開けてさっそうとでて行った
松井
「佐藤君に斉藤君パトロール中とさて泥船くん、継続事件資料を整理してください」
泥船
「何であいつらには、パトロールの許可が下りておれには、下りないんですか」
大塚
「無駄ですよ、泥船さん松井課長はあなたには、パトロールの許可は降ろさない主義ですから、無駄です」
こいつは、俺の相棒?いやマスコット的な感じである、この前の事件には連れてきてない、理由は簡単、こいつがいるとなんかイライラするからである
松井
「泥船くん、早くしなさい、また命令されますよ僕にはきみをクビにすることもできるんだから」
泥船はしょうがなく資料を眺めることにした。
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始末書kは、覆面パトカーから降りて、サングラスをかけて一言いった「おれたちの母校鷹凪ーーーー」スキップしながら校門から入った
そのころ一樹たちは、香苗が落ちた場所に来ている
べニア板は、非常に薄いものを使用している。しかもその下にもべニア板がひかれていた、つまり落ちていくと最後には1階に落ちてしまう
旧校舎2階の廊下の下には、トイレ、タイルがひかれているためもし、頭から落ちていくと間違いなく、頭がい骨がわれるかひび、足から落ちても
骨折は間違いない。
一樹
「香苗さんは僕に助けられた、それは本当だということだ、しかも、べニア板には、切り目が付いている簡単にいえば、計画的な犯行もしかしたら死んでいるかもしれない・・・・・植木は、僕たちをおとりに使ったことになる、つまり自分は、殺されるかもしれないと思っていたから、もしくは、犯行予告書てきな、ものを受け取っていたことになるまだ、あの人をみはらないといけませんね」
私は一樹君の話は小難しいことを言っていた。
香苗「でも今も植木さんは行方不明だと思いますが」
一樹君は苦笑いした
一樹
「いますよ、彼は・・・・面白くなってきた」
一樹君は笑顔でそういうと私の腕をつかみ「来てください」と言って歩き始めた
そのころ始末書kは、校内を歩いていた。
徳太郎
「なんかしさしぶりに来ると、懐かしさがこみあげてくるものだな」
名鳩
「そうだが,今になってはここも悲しいな」
その時、ドンっと生々しい音が聞こえた
徳太郎
「おい,名鳩この音って」
名鳩
「アーもしかしたら、もしかするかも」
始末書kは、全速力で階段を上り、そして3階の3の1の教室をのぞくと・・・・そこには、一樹たちの探している、植木の死体が一体頭から血を流していた。
徳太郎
「名鳩、救急車を呼べ、まだ生きている」
名鳩は、わかったと言って走って向かった
徳太郎
「おい、死ぬなおれたちの母校に、死人を出したくないんだ」
徳太郎のいうことは、何か心配している様子は一切ない。
一樹
「あー徳太郎さん、押しさしぶりです、植木さんは生きていますか」
こいつもそろいも揃っている、人がやばい状態でも、心配どころか楽しんでいる感じである、あいつらは人の感情よりも事件のほうが好きなやつらである私みたいな普通の一般人にはわからない
香苗
「生きていますか」
私も、同じふうにいってしまった。
徳太郎
「アーまだ生きてはいるが、かなりヤバい状態だ、頭を鈍器のようなもので殴られている、いや事故である可能性もあるわけだ」
一樹
「他殺ですねこれは」
一樹くんは笑いながら言った
香苗
「なんで、他殺だって言えるんですか」
一樹
「まず、黒板横にある掲示板に列車の線路のように、押しピンを押し付けるそこに、釣り糸のようなものを使い、押しピンにジグザグにまくその糸に釣り針を付けて、時計の後ろに引っ掛けておきます、そして勢いよく、ひっぱると時計の止め針がずれて時計が落下します、すると勢いよく押しピンが外れて床に落ちます、押しピンの針が少し曲がっています、そして、ドアの穴に、釣り針が残る後で発見者を演じて、針を回収するはずだったと考えたらどうですか、あとは犯人を見つけるだけです早くしないと植木さん死にますよ」
徳太郎
「わかってるよ名鳩のやつこいつ死んだらあいつに始末書書かせせてやる」
ようやく救急車が来た
一樹君は普通にトリックをあばいただが、このあとまだほかの謎が生まれることは考えてもいなかった。




