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学園祭に向けて トラブル発生。

くれぐれも、夢の中の事です。企業名出しちゃいました。ごめんなさい。ここまでも、千尋は女神の能力を殆ど出していません。他人から見れば、変わった子。

近寄り難い子。自ら話掛ける事もなかった。打ち解けて話すことがなかった。私以外の人の前では。

同級生と馴染んできたから、コンサートをやる気になった様です。

朝のホ-ムル-ム前 少し早く先生が教室に入って来た。

「ちょっと!いいかしら?」

先生の声に皆が席に着く。

「今度の、学園祭の事ですけど このクラス何をやるのか 決まりましたか?」

実行委員の信子さんが前に出て話し合いが始まったが、話が進み「エコ問題」で決まりかけた時

「千尋さん!何か言いたそうね?」と 先生に話をふられた。

「先生!エコ問題は 今流行りですから他のクラスと被らないですか?」

「被ったらどうしよう...千尋さんのアイデアは?」

「メイド喫茶でも?」

千尋はあくまでも冗談のつもりで言ったのだが、

「喜ぶのは、学長だけじゃないの?」

先生のツッコミは早かった。

しかし、他の生徒は違っていた。お洒落なメイド服が着たい。女の子がファッションに飛び付くのは即座でありメイド服もロリータ風にカワイクと とびついたのであった。学校行事で着るのであれば親は文句を言わない。いや言えない!今しかない。

其こそ今まで学校行事に興味もなくただ流されてきていた女子達がこの時とばかりに立ち上がった。おとなしく意見も文句も言わなかった女子達が

「メイド喫茶 賛成!!」

すると先生は

「飲食の事ですから食堂に協力してもらえるように信子さん...先生と後で行ってみますか?」

先生は思い出した様に

「そう言えば 講堂が初日午前中三時間程空いてしまったらしいの?誰か何か やらない?」

先生は皆に言うでなく目線は千尋に向いていた。

「私!!昔のフォ-クソングのコンサート開きたいのですが?」

「誰の歌?今日 放課後 聞かしてちょうだい!」

放課後のコンサートが決まってしまった。

放課後 音楽教室に望月先生とクラス全員そして なぜか学長まで来ていた。

放送部メンバーがマイクをセットしてなぜかギターまで用意されていた。千尋は教室に入り呆然と立ち尽くした。何故こんな大事になっているの?

「千尋さん!これでいいかしら?音合わせ大丈夫?」放送部員でクラスメイトの和美の声に千尋は現実に呼び戻された。

ギターの音合わせを済ましマイクのチェックを済ませるとギターを掻き鳴らした。右手に持ったピックと指でリズムを取り出した。盛大な拍手が起こり千尋がオザキを歌い出した。その後60年代の聞きなれた歌で 海外の歌も千尋の思い付くまま弾き歌った。5曲程唄った そして

「こんなところで、宜しいですか?曲目も後で決めますね。」

「千尋さん!英語話せるの?発音が凄くきれい!」

「チョトだけ…。」

「演歌とかポップスは?」

「フォークですとギター1本で稼げ…もとい歌えますので…カラオケがあれば演歌もいけます。」

「コンサート決定!!  学長いいですね!」

学長はニコニコ頷いていた。

音楽教室から聞こえる歌に他のクラスの生徒が集まりだしアンコールの声と拍手 何事かと先生が教室の扉を空けると他の学生が教室に雪崩れ込んできた。千尋のスペースは黒板の前中央のみとなりまたまた呆然。生徒の拍手で我にかえり

「はぁ…あと5曲で 良しにして!」

望月先生はコンサートの成功を感じ

学長は生徒達の眼差しが輝いて居ることに学園の明日が光に満たされる思いがした。

学長の天国がこの時であればすぐそこに地獄が口を広げて待っていた。

翌日 放送部の和美から

「講堂の音響に問題があるの!通常ならいいけどコンサートとなると音が割れると思うの!どうしよう?」 学長を連れ出し皆で音響設備をチェックすると学長はひたすら逃げようとしていた。

「私の父がヤマハに勤めて居るの。ちょっと相談してみない。」

それから1時間後鍛冶町のヤマハショップへ学長共々千尋まで連れられて来ていた。

「お~い 和美!なんだい こんな時間に?」

背広姿の中年の男性

「父さん!ちょっと相談!コンサートの音響の事!」

「場所は 何処?」

「学校の講堂なの!」

「ああ! あそこね!外と変わらんかな?」

施設が古すぎた。そんな考えの中 男性は学長と目があった。

「これは学長!久し振りです。」

「突然 ごめんなさいね。今のままではコンサートはダメだと言われて!!」

「ハイ!ダメですね。学長 お金掛かりますよ!」

「エ-!!やはり大金が出ますよね?」

うつむく学長を無理やり引き連れ講堂に合いそうな設備を決めていった。カラオケセットにスピーカーを着ける感覚。

「ちょっと!お待ち下さいね!上の者と相談してきます。」

企業側としたら教育現場である事。

生徒によるコンサートである事。そして自社の社員の娘さんが通う学校。公立でなくて私立である事。何かおもしろい事になるのではないかと...。

学長は最低金額でも無理であった。

イスに座ると項垂れてしまった。

蚊帳の外にいた千尋はエレキギターの説明を聞いていた。

「お嬢さん、ちょっと音出してみる?」

千尋は嬉しそうに

「いいですか?」

ご機嫌な顔で1音 1音出し 音調を確かめた。

「あ!店員のお姉さん!昔の曲を1曲いいですか?」

「お客様も 少ないから やっちゃって!!」

千尋は昔エレキブームの時代流行っていた パイプライン を弾き始めた。広い店内にいた若者達が、すぐに集まってくると千尋を取り囲み演奏に、目の色を変えて聞き入っていた。

和美はすぐに店員に耳打をすると、マイク•マイクスタンド•高額なギターが、用意された。

エレキの1曲が終わると、

「チーちゃん!ギター此れだけあるから、値段の高いギターを弾いてみてよ!!ついでに歌もお願い!」

すると 回りから拍手が起こった。

店員は、おもしろい事が起き ワクワクしだし店舗社員は、どうしようもなく目をつぶった。

「これヤマハの6万なの•••?」

アルペジオを始めると 「音が いいね!」

すぐに さだまさしの精霊流しを歌い始めた。

知らぬ間に店舗はコンサート会場のように様変わりしてしまい和美の父と上司がエレベーターで降りてきた時その様子に呆然としてしまった。

しかし 店舗社員の一人がその様子を始めからビデオ撮影しており企業側を動かす事となった。

それから数日が過ぎた。

学園に1本の電話がはいった。

ヤマハ広報部より、学長宛にアポ取りであった。

今日にでも伺いたいと•••学長は放送部顧問と部長そして和美おまけに千尋まで、午後3時学長室集合と連絡を入れた。

2時半頃 ス-ツ姿の女性一人と3人の作業着姿の男性の来客があった。女性はヤマハ広報部の人らしい。学長室で 挨拶を交わすと3人の作業着姿の人を顧問と部長そしておまけの2人が講堂に案内した。

学長室に残ったス-ツ姿の女性斉木さんは

「学長さん!コンサートをやる女の子って 先日店舗で歌ってくれた子ですか?」

「ああ ハイ!千尋さんですね。」

「当社は あの子に興味がありまして…。」

「ハハハ 歌手とか無理です!あの子は天才なんですよ。高校卒業したら父のあとを継ぐそうです。」

「そ~なんですか!卒業まであと何年有りますか?」

「今、中学1年生ですから…。」

「まるまる5年有りますね。」

「何を お考えですか?」

「会社のイメージガールです。CMと月に2•3日会社のイベントに出てもらいたいと思っています。」

「あの子は、父親と遊ぶために歌を歌っているんです。父親の考え次第ですね。イベント先が遠ければ、父親を呼ぶことがひとつの手ですね。」

「ご両親には、改めてお伺いして契約して、頂きます。その前に、こちらの段取りですね。コンサートの撮影許可お願いします。」

学長は、箇条書きにいろいろな、約束事を書いていった。その中で、先日の値段を思いだし確認を入れた。すると

「最新のカラオケセット付けたり各種照明、テレビモニターその他何が必要か?その操作を何処でやるか?マイクも種類有りますし…。」

「ゲ!!まだ 値段上がりますか?」

「ハイ!気持ち良くドンドン上がります。」

斉木さんはニコニコ笑顔が、爆笑していた。その上で、崩れた顔を整えながら悪魔の囁きを言った。

「彼女が、1年間イメージガールをやってくれればチャラに出来ます。」

学長が無理に願っていたチャラ!

 学長の大好きな言葉チャラ!

  学長が愛してやまぬ言葉チャラ!

学長は、力強く決心した。ここは やはり 千尋さんに、頼もうと!

講堂へ赴いたメンバーが帰って来た。業者の図面に事細かく機種が書き込まれ知らぬ間に値段は数倍に上がりこれで本当にチャラになるの?

「千尋さんが、ウンと言ってくれると助かる。斉木さんの話を聞いてくれ。」

学長室に学長•斉木さん•千尋と3人だけが残り話し合いが始まった。

「あまり顔を出したくないんです。コンサートもサングラス使って顔を隠そうと思っています。顔をさらけると父と遊べませんから…。」

斉木は頭を抱えてしまった。何か無いか?どうにか出来ないか?悩み込んでしまった。其を助ける様に千尋が笑顔を浮かべ

「顔を隠し 謎の歌手でも良いんじゃないですか。その内、仲間内からどうせ漏れますから…⁉」

「それ グッドアイデア!!其でいきましょう。」

学長•斉木•千尋での話の中で望月先生も1枚かむこととなった。この時には、千尋に高林あやねという付き人がおり遠方の仕事もお願いした。

講堂の音響設備は突貫工事となった。

斉木さんは「3日もあればOKよ。」•••無理だった。

工事が始まる前から放送部全員の勉強会が、始まりプロデューサーを6年生がやり各部所に3人ついて

1曲ごとの段取りに汗を流した。ヤマハ広報部の撮影部隊は、そんな生徒の様子も撮っていた。

4日目午後3時より全通しでリハーサルを行なった。学長始め教職員とヤマハ関係者が来賓として客席に陣取っていた。この時の千尋は、ジ-ンズにTシャツ 黒のキャップにサングラスで臨んだ。

千尋よりも、スタッフの放送部員が大変で1曲ごとにヤマハの専門スタッフとチェックを入れていた。

会社側は、これ等全てにカメラを入れコンサート前からドキュメントとして記録していた。

後に それがTV CM として流される事となり、ひた向きな眼差し•汗•行動が人々の共感を呼び学園の名前は全国区となった。

CMで流れるコンサートの千尋の姿は、1960 年代の

フォークシンガーの様であり顔は判らないけど、歌声が聞く人の心をわしづかみにしてしまった。

会社側へも学園側へも問い合わさせが殺到して手の付けられぬ状態となった。







コンサートからその後の騒動。

アマテラス様とは犬猿の仲で 「クソガキ」 「クソ

ババ-!」とやり合って

私は聞こえない振りをしていました。

静かに日本の神々が動き出しますが...。

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