夏の夜
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:夏の夜
俺の部屋は夏になるととても暑い。
風が通らないのもあり、エアコンは必需品だ。
でもそんなある夏の日。
運命とも言うべきか、悲惨なことが起きてしまった。
「うそだろぉおぉ!!」
エアコンが壊れてしまったのだ。
扇風機ではぬるい風しかやってこない。
エアコンをつけてからの扇風機、これが必須だったのに。
でも仕方がない。とりあえず業者に頼む。
すると1日かかると言うことで待つことに。
で、その日の夜は悲惨だった。
「あづ〜〜〜!!」
汗をかくから風呂には入らなきゃならないし、
風呂上がりで寝ようとしても体がほてって眠れない。
背中が暑くてたまらなかったので、
扇風機の風に思いきり当てようと
とりあえずうつぶせになって寝た。
顔は扇風機の方へ向ける。
ようやくうつらうつらと寝かけた時、ギョッとした。
なんと天井に見知らぬ女の顔がある。
そして間髪入れずその顔から
よだれのようなものが滴り始め、
そのよだれが俺の枕元に落ちてきた。
「う、うわあぁあぁ!!」
俺は速攻でよけてベッドから立ち上がった。
「なんだったんだ今の…」
天井を見ると顔はもうなかった。
そして枕元を見ると、よだれの様なもので濡れていた。
俺は翌日、そのアパートをすぐに引っ越した。
どうやら俺が住んでいたその部屋は事故物件だったらしい。
昔、女がその部屋で自ら命を断ったとか…
そして後日。
その事故物件だったアパートはメディアにスクープされ、
俺はインタビューまで受けることになってしまった。
それが理由で俺はちょっとした有名人にまでなり、
前からやりたかったYouTuberになって
その事故物件の事やそれにまつわる怖いエピソード
なんかをシナリオ仕立てで紹介していったりした。
結局、あのアパートは取り壊されたようだ。
でも最近、ふと思う。
「あのとき確か俺、うつぶせで寝てたよな…それにあのよだれももしかすると俺の…?」
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=gg1ATWVtu1Q
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サクッと読める幻想小説です(^^♪
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