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閉経物語  作者: みのり
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閉経物語1

ミサトは40代半ばで離婚して、マッチングアプリにはまってからは、自称童貞キラーをうたっていた。二人とはつきあい、10人くらいに会い、もちろん童貞もいた。ミサトの感想は経験者も童貞もさほど変わらないなというものだった。入るものは入るんだ、それが、ミサトの本音だった。そんな調子で、四年ぐらいがらすぎ、もうすぐ50になれという年になると、マッチングもなかなか難しくなってきた。6月に有名マッチングアプリで筆おろしをしてくださいという、直球のお願いをしてくる童貞があらわれた。マッチングして、会えそうなのも実に半年ぶりだ。ほんとにこいつに会っていいのか?と思いつつも電話で話していると、ほぼ下ネタオンリーでもなぜか楽しい。久々に会うかという決意をした。その男の名前はまさのりだった。ミサトにとってはけっこうお決まりの地元のコース、マックにいってからの、いつもの湖、前の彼氏のまさととはここでキスしたななんて思いながら、ミサトはほんのちょっと、まさのりとまさとを比べて、まさとの方がイケメンだったかななんて思っていた。しかし、手慣れたミサトはそんなことはおくびにもださない。しれっと、まさのりと手をつないだ。こうすることによって、間違いなくお互いの性欲が高まるという寸法だ。そのあと、地元で唯一のラブホにいった。いつもの右側の部屋があいてなくてミサトは焦ったが、まさのりは意外にもすんなりとそこにいたおばちゃんに話しかけ、ビデオと書いている部屋も普通に使えることがわかった。ことはすんだ。まあ、普通のエッチだったな。ちゃんと外だししてくれたし問題なしと思うミサトだった。その後、マサノリと後日に連絡とると自分の家の近くで3000円でフェラをしてくれる女がいるという。一気に冷めたミサトはあなたとはもう会うことはないですね、といい放った。それから、数日たって異変にきづいた。あれ、つまり、生理がこないのだ。やらかしたかと思いつつもいや、外だししてたしなと思ったりもした。ふーむ。じりじりと焦りつつ6日ぐらいをすごした。3年前に買った妊娠検査薬は使用期限が切れて使いものにならなかったので、あわてて車で薬局で妊娠検査薬を買った。何となく、店員にこいつは50くらいだろと笑われているような気がしなくもなかったが。家に帰って確かめると結果は陰性だった。この間の韓国ドラマでみた取り越し苦労という言葉が目に浮かんだ。しかし、一度は真剣にもし、妊娠したらおろすしかないと思い詰め、産婦人科に予約したさいに、まず、手術ができることと、期間は5週目から10週目というのを確かめていた。すべては取り越し苦労で終わった。私はもうすぐ50、閉経の時期にさしかかっていた。

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