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1話:異世界からの招待状


 その日、一通のメールが三人の男に届いた。


「なんやこれ?」


「異世界アフロンティアからの」


「招待状ですと?」


 ひとりは自室のドアを横開きにガツンとあけると、一階へと続く階段を駆け降りた。


「なあオカン! 魔法があるっぽい世界から遊びに来ないか!って招待状が来たんやけど」


 またひとりは、ジェルでオールバックに固めた髪にクシをいれてスプレーをかけ後ろでひとつに束ねたあと、スマホを取り出して電話を鳴らした。


「よおオカン、なんか異世界から招待状がよぉ」


 そして最後のひとりは、スチャしたメガネから手を離し、パソコンの秘密のフォルダをゴミ箱に入れ完全に消去したあと、リュックサックにもろもろ詰め込んでリビングにてコーヒーをそそぎながらいった。


「母上殿、ようやく世界がわたくしを欲するようで招待状が届きまして」


 奇しくも、とあるうどん県にある小さな町の、みっつの一軒家。


「「「招待状??」」」


 その言葉が、母と呼ばれる三人の女性の口から発せられたのは、日本時間11:56、まったく同時のことだったとゆう。


「「「あんたあ! 昼間から頭のおかしげなことゆっとらんと、はよ働き先見つけてこんかな! 進学もせんとあんた!もう16なんやでぇ!!!」」」


 そのとき、地球から三人の姿が逃げるように消えた。



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