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8話

環「うぅ…」



トルア「やはり…お水です」


環「ありがとう…」


トルア「道が悪いので…保った方だと思いますよ」


環「トルアは大丈夫なのね…」


トルア「慣れですね…」


環「うぅ…」


トルア「少し休憩しましょう」


環「え…いいわよ」


トルア「ダメです。無理は禁物ですよ」



ケルア「環様大丈夫ですか?」


環「外の空気吸ったらなんとか」


ケルア「よかったです。だいぶお辛そうだったので」


環「あー…前いた世界がかなり整備されてたんだなーって」


ケルア「それでは今度は前の世界について教えていただけませんか?」


環「そんなに面白くないと思うよ?」


ケルア「興味があるので」


環「そっか」


トルア「発車しまーす」


環「トルアも運転できるの?」


ケルア「2人とも基礎的なことは全てできますよ」



ケルア「なるほど。コンクリート…そのようなものがあれば確かに道は良くなるのかもしれません」


環「雨降ってたりして道が泥濘んじゃうとせっかく整備しても戻っちゃうからね」


ケルア「雨が降っても大丈夫なようにする…木の板などで作るのもいいかもしれませんね」


環「木だと腐る可能性があるからレンガとかを敷き詰めたほうがいいのかもしれないわ」


ケルア「なるほど…」


環「あの薬すごいね、全く酔わなくなった」


ケルア「いいものですからね」


環「ただ錠剤のようにしてくれると飲みやすくなる」


ケルア「錠剤とは?」


環「さっきの粉だと喉に張り付く時があって咳き込んじゃうんだけど、錠剤って粉を固めたようなものなのかな?それだと

咽せたりしないから」


ケルア「帰ったら聞いてみましょう」


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