24話
ケルア「今年は不作みたいで、出回るものが少ないみたいです」
トルア「ということです」
環「…出回っていないのであれば取りに行きましょう」
トルア「えっと…どこへ…?」
環「その夢の物を買いに…!」
ケルア「…かなり遠いですよ」
環「どれくらいかかりそう?」
トルア「ざっと2週間…ですかね」
環「2週間かぁ…公務の仕事に支障がなければ行きたいんだけど」
ケルア「今のところ問題は無さそうですが…」
環「夏前には帰って来られそうなのかな」
トルア「いえ、片道2週間なので夏には入りそうですね」
環「あー…片道なのね」
ケルア「1ヶ月半後までに戻ってくれば問題ありません」
環「それじゃ私のわがまま聞いてもらえる?」
トルア「…仕方ありません」
環「それじゃ用意しましょう!」
―
ケルア「戻るんですか…」
トルア「仕方ありません。手紙を先に出しておきましょう」
ケルア「気が重い…」
トルア「私は上に報告入れておきます」
ケルア「また手紙が私ですか…」
トルア「お願いしますね」
―
「珍しい。帰省か」
トルア「はい、環様と共に」
「聖女様と共に…か。よかろう。公務までに戻ってくれば何も言いません」
トルア「わかりました。道中何もなければ大丈夫だと思います」
―
環「ちなみにどれくらい馬車乗るの?」
トルア「馬車自体は五日程度でしょうか」
環「あと9日は…?」
トルア「半分は海の上…船です」
環「船…」
トルア「袋たくさん用意しておきましょうか」




