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僧都 急ぎて記す
死とは案ずるのもの でもなく
ただ 待つものでもない
棚引く 香香な
大輪の 華を 自ら知らしめるものである
不動にて 感得す 苦怖なかにありて 降雨の如く 浴びるもの 否
無学
笑にも非ず
ただ無学
この文 読み 理解できずば 死あり
生あり
真の生在り
無し
必定の食 非ず
体躯潔 得るべからず
これ解らずば
食なし
生無し
仏教に非ず
迂闊に 言葉 須
無かれ
雑談し 仏想 長々と 致すな
これ迷い の 真行 近づくなかれ
これ 人床 座す(禅) 蜷局の大小なり
ゆめゆめ
仏を 語る事 無かれ
生 と 死
僧都




