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〇〇は『赤き雪原』に向かうそうです その143

 固有武装は暴走する。

 そのことを知った固有武装持ちたちの顔は不安で満ち溢れてしまった。


「ねえ、ナオト」


「なんだ?」


「今回の事件はあたしの精神が……心が悲鳴をあげてたから起きたんだと思うの。ナオト、あんたはどう思う?」


 まあ、そうなるかな。

 ミノリ(吸血鬼)が悪いっていうわけじゃないけど心が悲鳴をあげると体も悲鳴をあげ始めるからな。


「お前の言う通りだと思う。まあ、要するに普段からストレスを発散してれば問題ないってことだな」


「まあ、そうね。ということで、特に固有武装持ちは日頃からストレス発散を心がけるようにしなさい! いいわね!!」


『は、はい……』


 固有武装持ちたちは肩を落としている。

 まあ、無理もない。

 明日……いや、もしかすると数秒後に固有武装が暴走する可能性があるのだから。

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