⑥サット・ミドル帰還
村は今、元傭兵との戦闘まじかである為極度の臨戦態勢であった。
それはそのはずである。
元傭兵はここから20キロ離れえたところに陣を張っており、いつ攻めて来てもおかしくない状況なのである。
村長とリーダーが話をしている時も村では自警団が24時間欠かさず、交代制で敵を監視し村へ敵の状況を1時間おきに報告しているのである。
さらに、村の内部では不穏分子がいないか24時間自警団が警戒にあたっており、それに伴い村の門は固く自警団によって閉ざされているのである。
自警団のリーダーが村長との話を終え日が落ちた頃、村の警戒にあたっている一人の自警団員から、連絡があった。
「リーダー門も警備している者から、サットが一人で帰還したとの連絡が入りました門の開門の許可をお願いします。」
一人で帰還したとの報告を受けリーダーは開門の許可をだし、早速傭兵との交渉の結果を聞くため広場に呼ぶことにした。
「了解した。サットが村に入ったら、広場で待っていると連絡してくれ。」
連絡した自警団員は、命令遂行するため門の方に走って行った。
リーダーは早速広場に向かいサットを待つことにした。リーダーが10分ほど待っていると、サットが門の方からこちらに向かってきた。
サットがリーダーの前に到着すると、走ってきたのだろうか。息切れした、声で話かけてきた。
「リーダーお待たせしました。ただいま傭兵との交渉を終え、帰還いたしました。」
リーダーは傭兵との交渉結果が気になり、リーダーのほうから 話を切り出した。
「ご苦労だったな。それで早速で申し訳ないのだが傭兵との交渉はどうなった?」
サットは交渉結果を顔で表したように、笑顔で答えた。
「はい。交渉はうまくいき、こちらに救援に来てくれるそうです。明日か明後日には到着すと思われます。」
リーダもその報告を受け緊張が解けたよに、安堵の微笑みをした。
「そうか本当によくやってくれた、ご苦労であった。もう夜遅いのでな家に戻って疲れをとってくれ、明日詳しい話を聞かせてくれ。」
サットは敬礼をし家に戻った。
「了解しました。」
サットも安堵の表情をしリーダーを後にし家に向かった。
家に戻っている途中サットはリーダーに聞いた傭兵とは異なっていたことを報告するのを忘れたことも思い出し、明日それについても、報告と一緒に訪ねてみることにした。
家に戻ったサットは早速ベットに向かい、ベットに横になった途端今までの疲れが一気に圧し掛かってきたかのように、一瞬で眠りについた。
少し日にち空いてしまってすいません。
読んでくださった方有り難うございます。
楽しんでいただけけたでしょうか?
皆さんのご協力もありブックマークが二桁を達成することが出来ました、
二桁といっても、10ですけどねwwww
次に目指すは100桁です。
頑張ります。
こちらの小説の更新は、三日に一回位かと思いますので、よろしければ次回も呼んでください。
本当に読んでくださり有り難うございました。