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殺戮勇者の蹂躙譚  作者: まことのすけ
17/21

5人目?

遅くなってごめんね。

 目を疑うような光景には慣れてきたつもりだったけど、まだまだ異世界には驚かされる事がたくさんありそうだ。

 何かの冗談なのかと、そう感じてしまうほどの衝撃だった。その5人目に自己紹介されたときは。5匹目と呼ぶべきか

 。助数詞が分からない生物だった。

 どんな生物って、それはもうゲルとしか言いようが無い形状だった。

 名前はクラリスってんで、なんともまぁ女の子らしい感じだこと。そんな見た目のくせして、呼びにくいったらありゃしない。

 ゲル状の生物の中では、かなかな美少女な容姿らしいが、こんな生物の良し悪しなんか判断できんわ。

 能力は諜報が出来るらしく、その腕前は他の追随を許さぬほどであるとか。具体的には、そのドロドロの身体で隙間という隙間に難なく侵入する事が出来るし、分裂した一つ一つに意識があり、相互で共有出来るとか。

 以外にも高スペックな彼女の能力に、またしても驚かされる俺であったが、実際にはどうでもいいのだ。

 より重要なのは、いかにして人間共を駆逐するかという策略を練ることと、それを部下達が忌避せずに遂行してくれるかということだ。

 想像でしかないが、俺は非道でもって事にあたるだろう。


 それが魔族にとって忌避されるものでは無いことを祈るばかりだ。

読んで下さって、ありがとうございます。


次話は21日予定です。

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