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殺戮勇者の蹂躙譚  作者: まことのすけ
15/21

開封作業

「さあて、楽しみにしていた開封作業の時間です!ブサイクなのか?はたまた美少女なのか?ドキドキですねぇ。ワクワクですねぇ。では、さっそく、御開帳~。」


 そうです。戦場から戻って来た私は、只今フルフェイスのヘルメットを脱がしているところなのです。

 騒がれても面倒なので、皆さんにはお眠りいただいてます。これも私の魔法です。何日も徹夜をした時を思い出して、その感覚に布団の中やこたつの中の感覚を混ぜ合わせたイメージを、魔力に練り込んで浴びせてみました。思った通り、強烈な睡魔に抵抗出来ずに爆睡中だね。 


「くそっ、なかなか取れないな。どうなってんだ?」


 面倒になってきたし、顎紐や金具は手で引きちぎる事にした。


「オラッ!手間掛けさせやがって。あ?」


 一発目は見事にハズレ。こんなもんは、ぽ~い。部屋の端っこに投げ捨てる。なんか殴りたくなる顔だった。残念…。


「気を取り直して、次にいってみよー」


 それから次々と確認していくが、ハズレばっかりだ。良くて中か中の上ってところだな。体は悪くない。やっぱり兵士だけあって、鍛え上げられている。戦闘では全身を使うからか、バランス良く筋肉が付いているし、顔を隠せば使えるかもしれないな。

 そうそう、本当は体のチェックなんて後でするつもりだったのだけれど、一発目を部屋の端っこに投げ捨てた時、思ったよりフルメタルプレートのアーマーがうるさかったのだ。俺を不快にさせるなんて、あいつはもう終わりだな。



 全部開封してしまったが、大当たりは一人だけだったよ。やっぱり、兵士になるような奴には綺麗な女が少ないという事かな?俺のくじ運が無いだけかもしれないが。

 大当たりの女は、褐色の肌に鍛え上げられた肉体で、胸もDくらいあった。紅い短髪の顔はキリッとした格好いい感じの美人さんだ。身長は170くらいだろうか、俺より少し高い。

 俺は美女に対して非常に優しい男だ。死ぬような事はしないでおいてやろう。その他は兵器になって貰う。国を相手に少人数での無双をしたところで、さほどダメージを与えることは出来ないからな。さながら毒のように内側からジワジワと切り崩していく存在へと変えてやろう。

 方法は考えてある。とっておきのアイディアだ。そのためにはいろいろと準備が必要だし、こいつらは監禁しておこうかな。

 大当たりの女は、もちろん頂きました。魔族にはバレないようにね。ユリさんの事もあるけど、それよりも魔族が人間を他の動物と同じように感じている事が問題だ。野良犬をイメージすれば分かりやすい。可愛くて懐けば飼ってやってもいいが、襲ってきたら誰だって野良犬なんか駆除するに決まっている。そんな野良犬なんかといたしている場面を見られたら、正気を疑われてしまうよ。こんなに抱き心地いいのにね。

読んで下さってありがとうございます。


いきなり再起動するので、

書いてたものが…………orz



泣きそうでした(笑)

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