表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王太子妃の身代わりは恋の始まり?  作者: あいら


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

27/28

3-7

フェリシア様が結界に向かって歩き始める。


そして、杖に手を伸ばそうとした時、

その手が震えている事に気が付いた。


とっさに叫ぶ。


「待って!」

大聖堂中の視線が集まる。


私は立ち上がり、フェリシア様の元に向かう。


「いけません、フェリシア様とは今度、

 新作のケーキを食べる約束をしました。

 王太子妃たる者、約束を破ってはなりません」

呆然としているフェリシア様に、

あえて軽い感じで話しかける。


他の人達も、どうしていいのか分からず、

戸惑った空気が流れていた。


その空気を破ったのは、デリア師匠だった。


「その方は、女神クラスティーナの加護を受けた方だ」

フェリシア様の目が大きく見開かれ、

その場で崩れ落ち、泣き出す。


王太子がフェリシア様に近づき、フェリシア様を抱き上げる。


「お任せしてよろしいのですね」


「はい」

返事をした私に王太子がうなずき、礼をする。


一国の王太子が礼を取った事に、周りは納得する。


私はフェリシア様から離れ、結界を強化する杖に手を伸ばす。


6歳の時、体中から力が溢れてきたのをまた感じる。


杖に手を伸ばした瞬間、結界が光り、

周りからざわめきが起こる、

また、あの時のように、孤独に陥るかもしれない。


それでも、ウィルを、フェリシア様を、この国を守りたい。





12の公爵と結界に力を注ぐ、


公爵の1人が詠唱を唱える。



『クラスティーナの加護の元、

 結界の強化を行う、


 この地に繁栄と栄光を


 永遠なる忠誠と信仰と共に』



結界は一段と大きく光、大きな膜となり、

上空へと広がっていく。



結界の張り直しは成功し、

教会は歓喜に包まれた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ