『黒崎さんはシューティングゲームが苦手』
衝撃の事実・・・
黒崎菜子・・・
本当に、この子は一般人なのっ!?
と想ってしまいます。
「ねぇー 菜子?」
「うん?」
私も頻繁に行く事はありませんけど
気分転換とか友達と一緒にとか
少ないですけど以前から行ってはおりました。
「菜子って、ゲームセンター初めてなの!?」
「う、うん・・・ 行った事ない」
ここに、1人・・・
ゲームセンターに行った事のない人物がおります。
「そもそも、菜子ってゲームするの?」
「あまりしない・・・」
想い返せば、菜子がスマホっぽい何かで
ゲームをしている姿は見た事ないかも。
でも、お家には何かないのでしょうか?
「家でもゲームとかしないの?」
「う~ん・・・ 花札とかチェスとかなら」
「えっ?」
「うん?」
菜子さん・・・ もしかして、私が想っている以上にお嬢様?
花札とか、義理と人情が家業のお嬢!?
「えっと・・・ 菜子?」
「なに?」
「好きなゲームは?」
「最近は、ブロックスかな?」
何でしょう・・・?
聞いた事の無いゲーム名が出てきましたけど
連想からすると、ブロックを使ったゲーム?
「それ・・・ どんなゲームなの?」
「囲碁みたいな陣取りゲームみたいなゲームかな?」
「そ、そうなんだ・・・(汗)」
「シンプルで面白いよ♪」
今の会話から察するに、菜子はボードゲームを好むらしいです。
のでっ! 今日は、それとは正反対のゲームにチャレンジして
菜子に新しい体験をさせてみたいと想います♪
「ねぇ×2 アクション系のはやった事ある?」
「アクション系?」
「そう♪ 対戦ゲームとかゾンビと戦ったりとか」
「無いかも」
にゅふふ。
菜子は、アクションゲーム初心者!
これは、もしかしてプレイ動画を撮るべき!?
何か、放送事故が起こる予感です♪
「はい、と言う事でっ!」
「びくっ!!」
「今日は菜子とゲームセンターに来ましたっ!」
「あわわ、なんか動画配信者みたいな始まり方!?」
今日、菜子を連れてきたのは駅前の比較的大きな
ゲームセンターですっ♪
と言っても、私もゲームが得意というわけではないので
ココに来てもする事ってあまりないのですが・・・
「今回は、ゲームセンター初めての菜子にっ!」
「ふ、ふえぇ」
「シューティングゲームをプレイして貰いますっ!」
「えぇー!」
別にゲームが得意ではない私でも、何となくプレイ出来る
シンプルなゲーム機があるのです♪
あまり人気が無いのかフロアの端に追いやられてますが
機械に繋がっている銃で画面の的を撃ってスコアを競う
ガンシューティングゲームですっ♪
「菜子さん×2」
「えっ? なに?」
「銃を撃った事はありますか?」
「な、無いよっ!」
まぁ、当然です♪
私も撃った事はありません・・・
なんか、ハワイとかに行けば体験出来るらしいですが♪
「と言う事で、今回はこのゲームですっ!」
「何これ???」
「これはね~ 花火大会とか縁日の射的みたいな」
「ふ~ん」
景品は何も出ませんが、敵が撃ってくる事もありませんし
ゾンビが襲ってくる事もないので自分のペースで
焦る事なくプレイ出来る簡単なゲームです。
「的が出てくるから、中心を撃って高ポイントを狙うの」
「そうなんだ(汗)」
「少し集中力が必要なゲームかも」
「怖くないゲームっぽいね」
早速、菜子を連れてゲーム機の前へ♪
操作は簡単、画面に銃を向けると赤い点が表示されるので
人型の的に肩だったり足だったり頭だったり指示された範囲だけを
狙って撃つのです。
的の中心に当たればgoodで高得点
それ以外はOKで通常点
指定以外の所を撃つとBadでマイナス点
あと、タイムが早ければ追加点♪
「ではではぁ~ Let'sプレイっ!」
「えっ!?」
内心っ♪ 菜子がどんな動きをするのか楽しみです♪
あと、もちろん動画撮影致します(///)
「順に出てくるから焦らなくても大丈夫だよ」
「う、うん・・・」
「時間制限も無いから焦らなくて良いからね」
「うん・・・」
「弾数が無くなったら画面の外を撃ってね」
「わ、分かった・・・」
「少し撃った時の効果音がうるさいかも」
「ふえっ」
「あと、撃った時に銃の振動が少しあるよ」
「うにぇ~」
と、一通りの説明をしたのでっ♪
100円を投入してスタートです!
「始まるよ」
「うん(汗)」
そして、撮影もスタートです♪
出来るだけ、私の姿や音声は入れたくないので
大人しく菜子のプレイを見守っておりますが・・・
「バンっ! バンッ! バンバンッ!」
このゲーム、1カ所の的に2発打ち込むのですが
とりあえず、順調に引き金は引いて居るみたいです♪
「バンバンッ! バンバンバンバンバンバンッ!」
シンプルなゲームですので慣れてきたのでしょうか?
連続撃ち? 早撃ち!?
菜子の横顔を見ると、普段と違って凄く真剣な表情。
「バンバンバンバンッ! バンバンバンバンッ!」
ちょっと、この横顔をクラスの男子が見たら
ギャップ萌えしてしまう予感ですっ!
まぁ、見せませんけどっ♪(多分)
「バンバンバンバンッ! バンっ! バンッ!」
あまりに真剣な菜子の横顔を撮る事に専念してしまい
肝心のゲーム画面の方は映しておりませんでした(泣)
「バンバンバンバンッ! バンバンっ! バンバンバンバンッ!!」
銃声も止み、録画中の画面に映っている菜子の真剣な横顔が
いつもの顔に戻るのを見るとゲームが終了したらしいです。
「すごい早く撃ってたね」
「う、うにぃ・・・」
「どう? 楽しい?」
「少しスッキリするかも♪」
確かにこのゲーム♪
大きな音と手に伝わる振動で少しだけ
ストレス発散にもなって居る気がします。
「あっ、最後に画面のスコア確認ボタンを撃ってね」
「うん(バンッ!)」
初めてと言う割には、既に慣れたのか
いつもの菜子とは大違いで
画面に表示されているボタンの真ん中を
素早く撃ち抜きました。
「今の得点と分析結果が画面に表示された・・・よ?」
「あ、あまり上手じゃないよね・・・(汗)」
一応! 私の最高記録ですと・・・
高いのか低いのか分かりませんが
覚えているのは475ポイントでしたが。
「えっと・・・ 菜子さん(汗)」
「う、うにぇ~」
初めて見ました・・・
こんな得点も出るのですね。
「どんな撃ち方をしたの!?」
「急所を狙って・・・」
タイムが結構速かったみたいです。
確か、私は120秒掛からないくらいですが
菜子は100秒を切っております。
そして、射撃精度の項目では
OK判定はゼロポイントとなってますが
全てgoodかBadにポイントが・・・
「菜子?」
「なに?」
「もしかして、全部頭だけ撃った?」
「うん・・・」
「的のマークあったよね?」
「あれ???」
この子・・・
真剣な顔をして、全弾を頭部へ撃ち込んでおりました。
「肩とか足とかの部分にもマークがあったハズだけど」
「・・・・・・(汗)」
衝撃の総合ポイント・・・
マイナスです。
「-98ポイントって」
「うにゅぅ~」
「それも、OKが無いから確実に頭部中心のみ!?」
「ぐすん」
「そして、頭部指定以外の的では全弾Bad判定」
「・・・(涙)」
結果、頭部のgoodで得たプラス点よりもBadのマイナス点が
とても大きく、総合点でもプラスにはならなかったみたいです。
「菜子・・・」
「うん?」
「銃だけは持たないでね」
「う、うん・・・(汗)」
絶対、頭を撃ち抜かれてしまいます・・・
手加減容赦無しに(泣)
でも、ゾンビが襲ってきた時は菜子が最強かも?(笑)
この時、撮影した菜子のギャップ横顔動画は
動画配信されておりません♪




