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クラスでぼっちの俺が生徒会長とギャルをクズ男から救ったら何故か惚れられてしまい毎日言い寄られるようになり、それを知った義姉が俺を取られまいと結婚を申し込んだせいで三つ巴の戦争が始まった。  作者: この山田は無鉛プレミアムガソリン専用仕様となっています。レギュラーガソリンの使用は故障の原因となるため絶対にお止めください。レギュラーガソリンの使用によって生じたいかなる損害も当社は責任を負いません。
4章 激しくなる3人の美女からのアプローチ

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4-1-1   俺は栗栖と綾瀬先輩に勉強会の約束を取り付けられる

5月連休が終わって数日が経った水曜日。



「来週からの中間試験の範囲はここまでだ。しっかり勉強しろよ~」



そう言って立ち去る数学教師を横目に見ながら次の授業の準備をする。

あんなことがあってからも相変わらず俺は学校ではぼっちだ。

まぁ別にどうでもいいけど。


そして放課後になり教室から出ようと椅子から立ち上がると



「伊良湖!」



栗栖が俺に話しかけてくる。



「どうした?」

「ん~?いやさ、また伊良湖と今週末勉強会したいなーって」



栗栖がまた俺と勉強会をしたいという。

勉強会か。あの日のことを嫌でも思い出してしまう。



「勉強会をすると言ってもどこで」

「今度は伊良湖んちでしたい」

「俺の家は公共交通機関が通ってないんだよなぁ・・・・・・・どうやって行くんだ?」



俺が栗栖にどうやって来るつもりか訊くと



「それは大丈夫。アンタの家に行く方法はあるから」



そうか。行く方法があるなら問題ないな。



「あらあら楽しそうね」



突然教室の入り口から声が聞こえる。



「綾瀬先輩?」



綾瀬先輩は俺と栗栖のもとに来る。



「私もその勉強会に混ぜてもらおうかしら」

「お断りよ!」



綾瀬先輩の言葉に栗栖が即座に反応する。



「どうしてかしら?私のほうが上手に教えられると思うのだけれど」

「アタシが教えるので大丈夫です」



栗栖の言葉に綾瀬先輩は成績についての質問をする。



「失礼だけど、あなたの成績は?」

「学年一桁だけど何か?」

「あなたが?信じがたいわね」



綾瀬先輩が栗栖の言葉に疑念の言葉を言う。

すると栗栖はスマホの画面を見せつける。



「これが証拠。ほら、ちゃんと一桁でしょ?」

「・・・・・・・・・加工した可能性は」

「そんなことしないし!そもそもこんなことでする人なんていないし!」



俺もそう思います、綾瀬先輩。



「そうなの、意外だわ」

「そうよ。だから生徒会長はお呼びじゃないんです」

「それは健一郎くんが決めることじゃないかしら?」



う、そこで俺にパスしますか綾瀬先輩。



「伊良湖、生徒会長が来る必要はないよね?」

「私が来たほうがいいわよね?」



二人から綾瀬先輩を今週末俺の家に呼ぶか追及される。

てかそもそも俺勉強会をやるとは一言も言ってないぞ・・・・・・・・。



「栗栖、綾瀬先輩。そもそも俺は勉強会をやることにたいして承諾してないです」

「「え?」」



二人がリエゾンして何言ってるの?という感じで俺に訊き返す。

なんでこういうときだけ協調性が高いの。



「いやだから俺は勉強会やるとは一言も」

「「勉強会するよね?」」



と俺に迫ってくる。

あまりの気迫に



「ハイシマス」



としか言えなかった。



「それで」

「伊良湖は」

「私のこと」


「必要よね?」

「いらないよね」



二人に綾瀬先輩の必要性を聞いてくる。

・・・・・・・・・・・・・・。

どうするか。



「どうなの健一郎くん」

「どうなの伊良湖」



怖い、怖いよ二人とも・・・・・・・。

しかし・・・・・・・・綾瀬先輩の性格からして恐らく必要ないと言っても当日すました顔で来るだろう。

だから



「綾瀬先輩にも来てほしい」

「ふふ、うれしいわ。そう言ってくれて」

「・・・・・・伊良湖がそういうなら」



綾瀬先輩はうれしそうに、栗栖は不満そうにする。



「土曜日と日曜日、どっちにしようか、健一郎くん」



綾瀬先輩がお姉さんみたいな声で日にちを聞いてくる。



「・・・・・・・・土曜にしましょう」

「おっけー。時間は10時からでどう?」

「あぁ・・・・・・・それで」



栗栖が時間を提案しそれを俺が了承したことで勉強会の開催が決まる。



「それじゃ、勉強会の日取りも決まったことだし一緒に帰りましょう」

「伊良湖、アタシと一緒に帰ろうよ」

「俺はバイクだからどっちも一緒には帰れない」

「あら、私とは一緒に帰ったじゃない」



綾瀬先輩がそう言った瞬間栗栖が険しい顔をして



「どういうこと、健一郎?」



と訊いてくる。



「ああ、綾瀬先輩が力技で俺と下校したことがあって」

「一体どうやったの」

「それはね・・・・・そうね、今日そのとき使った方法をお教えしましょうか」



そう言って綾瀬先輩は電話をかける。



「もしもし、ええ、私よ。あの車を手配して頂戴」

「あの車???」



栗栖が疑問に満ちた顔をする。



「すぐ何のことかわかる」



俺がそう言うと栗栖はさらに訳が分からないというような顔をする。

少しして綾瀬先輩のスマホに電話がかかる。



「もしもし?そう、わかったわ。二人とも、私に付いてきて」



綾瀬先輩が俺と栗栖についてくるように言うので二人してついていく。

そして校門に着くとあのときのピックアップトラックがいた。

一体あの短時間でどうやってここまで持ってきたんだ、と言う疑問は持ってはいけないのか?



「な、なにこれ?」

「これが私が健一郎くんと一緒に帰った時に使った手よ」

「つまりこの車を使って帰ったってこと?」

「そういうことよ」



綾瀬先輩が栗栖の質問に答えると



「といいわけで健一郎くんはバイク持ってきて。栗栖さんは助手席に」

「え?あ、うん」

「わかりました」



と俺と栗栖に指示する。

その指示通り栗栖は助手席に、俺はバイクを持ってきて荷台に乗せた後後部座席の真ん中に座る。



「それじゃ、行きましょうか」



ドヤ顔の綾瀬先輩がそう言って車を発進させる。

どうでもいいがいつ見ても制服姿の女子高生がフルサイズピックアップトラックを運転してるというのはシュールに感じる。

走り始めて少しして



「栗栖さん、あなたの家はどこかしら?」

「・・・・・・・・・アタシの家は」



栗栖が綾瀬先輩の質問にまじめに答える。

栗栖は教えないかと思ったがふてくされた顔で以外にもあっさり教えた。

綾瀬先輩は言われた住所に向かい



「それではまた明日、栗栖さん」



と言って家の前で栗栖を降ろす。



「ええ、また明日。伊良湖、土曜は忘れないでね」



栗栖は俺にそう言って家の中に入っていった。

その後俺も綾瀬先輩に家まで送ってもらい家に帰った。

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