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クラスでぼっちの俺が生徒会長とギャルをクズ男から救ったら何故か惚れられてしまい毎日言い寄られるようになり、それを知った義姉が俺を取られまいと結婚を申し込んだせいで三つ巴の戦争が始まった。  作者: この山田は無鉛プレミアムガソリン専用仕様となっています。レギュラーガソリンの使用は故障の原因となるため絶対にお止めください。レギュラーガソリンの使用によって生じたいかなる損害も当社は責任を負いません。
3章 美女たちからの好意をどう受け取ればいいのか
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3-2-3   伊良湖にアタシは勝負を挑む


伊良湖を連れて上に上がり部屋に招き入れる。



「座布団が敷いてあるところに適当に座って」



伊良湖にそう言って座るように言うと入り口に一番近いところに伊良湖が正座で座る。



「伊良湖、アタシの部屋に入った感想は?」



アタシは伊良湖に感想を訊いてみる。



「意外とシンプルなんだなって、栗栖の部屋に入って最初に思った」

「アタシ、あんまり飾るのが好きじゃないんだよね」

「意外だな。そういうのが好きだと思ってた」



アタシは見た目が見た目だから伊良湖がそう思うのも無理はないか。



「残念。シンプルこそが美しいって思ってる人間だからねアタシは」

「それにしては見た目が」

「これは、まぁ武装みたいなもんだから」



アタシが見た目をギャルにしてる理由を少しだけ言うと伊良湖はふぅん、と一言言って勉強机のほうを見る。



「じゃ、さっそく勉強会しようよ」



アタシは伊良湖の隣に座って勉強道具を出す。

あ、そうだ。



「ところでさ、伊良湖はテストはいつも5教科で何点くらい?」

「それは高校に入ってからのか?」

「そ」



勉強する前にお互いにテストの点数が何点か聞いてみる。

すると



「俺、3学期の期末試験が高校入って初めての試験だったからな・・・・・・・・

そういう聞き方されるとそのときの点数を言うしかないな」

「えっ?いやいや入学してから今まで5回テストあったじゃん。1回しか受けてないってどういうこと?」



アタシのその質問に伊良湖は苦笑いを浮かべる。



「いろいろあってね」

「いろいろって何?」

「いろいろはいろいろだ」



問い質そうとすると言葉をあからさまに伊良湖は濁す。

そういえば前に伊良湖と同じクラスだった人に伊良湖は去年半年以上学校に来なかったと言っていたのを思い出す。



「伊良湖、もしかして去年何かあったの?」

「いろいろあったんだよ」



伊良湖がこれ以上追及するなという顔をする。

これ以上聞いてはいけないと思い今日はもう聞かないことにした。



「じゃあさ、3学期の学年末のときの点数でいいから教えてよ」

「全教科80点以上取った」

「!?」



驚いた。半年以上学校に来なかったのに80点以上て一体どんだけ勉強したのよ。



「そ、そう・・・・・・・・」

「かなり無理したからな。今同じテストやったらもっと低いだろうな」

「あ、うん」



伊良湖の火事場のクソ力のすごさに驚きながらうなづく。

とはいえ



「そういう栗栖はどうなんだ」

「アタシも全教科80点以上」

「なんだよ同じじゃねぇかよ」



アタシも負けてはいない。



「お互いに実力は同じくらいってことね。じゃあどの教科はどっちが上かはっきりさせようよ」



そう言ってアタシは問題集を本棚から取り出す。

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