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クラスでぼっちの俺が生徒会長とギャルをクズ男から救ったら何故か惚れられてしまい毎日言い寄られるようになり、それを知った義姉が俺を取られまいと結婚を申し込んだせいで三つ巴の戦争が始まった。  作者: この山田は無鉛プレミアムガソリン専用仕様となっています。レギュラーガソリンの使用は故障の原因となるため絶対にお止めください。レギュラーガソリンの使用によって生じたいかなる損害も当社は責任を負いません。
2章 二人の美少女とデート
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2-2-4   俺は試走中にクズ男に煽られる

「おはようございます」

「お。来たな」



俺はバイト先についてすぐ店長に挨拶する。

俺のバイト先は車もバイクも扱う整備工場だ。





「来た瞬間に申し訳ないんだが、今からすぐにバイクの試走をしてきてくれ」

「はぁ。どれですか?」



店長は俺を整備場に連れていき1台バイクを指さす。



「これだ」

「これですか」

「ああ。車検で入ってきてそれは受け終わったんだがキャブのセッティングが狂ってたんだ。

昨日ざっとはやったんだが加速とかバラツキをお前に確かめて欲しいんだ」

「わかりました。ちょっとヘルメット借りますよ」

「おう、好きなの使え」



俺はヘルメットを借りて試走に出た。

一般道をしばらく走った後俺はバイパスに入る。

少し走ったところでスポーツカーを右側車線から抜いた瞬間その車が猛烈な勢いで後ろにビタ付けして煽ってくる。



「ん?さっき追い抜いた白のリトラクタブルのクーペ・・・・・・・・?

ていうかサイドミラーに映っている運転者の顔、よく見たらあのクズ男じゃねーか!」



俺は後ろから蛇行して煽ってくる車からどうやって逃げるか考える。



「お客さんのバイクだから傷をつけるわけにはいかない。とりあえず無視してそのままあそこを目指すか」



俺はある建物の方向を目指して走ることとする。





********************************************



「ん?後ろから抜こうとしてるバイク、運転してるのあのクソ野郎か」



俺が親の車で街の方向に向かってバイパス走っていたら右側から追い抜こうとするバイクがいた。

そのバイクを運転しているやつの顔をミラー越しに見るとそいつはこの前俺の邪魔をしやがったクソじゃねぇか。



「ここで会ったのが運のツキだ。ここで轢き殺してやる。

だが、ただ轢き殺すんじゃ面白くないからまず軽く煽ってやるか」



俺はすぐさまクソが乗るバイクの後ろについて後ろ数cmのところまで近づく。



「ほらほらどうしたびびってんのか!」



俺はバイクを後ろからつつきまわす。

しかしバイクは俺に気づいてないのか一切俺の煽りに反応しない。



「ちっ無視か。なら」



俺はバイクの横について幅寄せする。

だが急ブレーキで俺の幅寄せをよけやがった。



「ちいいいいい!ちょこまかと。ならわざと追突させてやる!」



俺はバイクの前に無理やり割り込んで急ブレーキをかけて追突させようとするがまたも急ブレーキでよけられる。



「クソ風情がああああああああああああああああああ!!!!!」



俺はクソがあまりにも簡単によけやがるのでクソの進路を延々と前に立ちふさがって妨害する。

だがクソは一瞬のスキをついて前に出やがった。




「もういい、てめぇはぜってー轢き殺してやる!」



俺はアクセルを踏み込み後ろからわざとつっこもうとするとそれに合わせてクソが加速していきやがる。



「この車から逃げられるとでも思ったら大間違いだぞ!」



俺はクソを轢き殺すためアクセルをどんどん踏み込み後ろから追突させようとするがバイクも車の加速に合わせて加速しやがるため轢き殺せない。



「ふざけた真似を!!!」



ビタビタまで付けていたがそこからじりじりと離されていく。

そうこうしているうちにバイパス終点の交差点までくる。

クソが右折専用レーンに入り減速したので俺はチャンスだと思った。



「死にやがれ!!!」



バイクを転倒させるためアクセルを床まで踏んだまま突っ込んだ瞬間クソが右折専用レーンの右側車線に突如車線変更したため前の車に追突しそうになる。



「クソッ!」



俺は間一髪で回避し、そこからクソが走っていった方向に無理やり車の間を縫って行った。

するとクソが建物の敷地に入っていくので俺もそこに入る。



「自分から袋小路に入りやがって、馬鹿め」



と思った瞬間目の前にパトカーが現れる。



「は!?」



と思ってブレーキをかけ止まった瞬間パトカーが出口をふさぎやがった。



「ふん、俺を止めれるものならやってみろ!」



俺はバックに入れてアクセルを床まで踏み込んでパトカーにわざとぶつけどかせようとする。

しかしパトカーをどかせようとした矢先に突然ドアが開き引きずり出される。



「器物損壊の現行犯で逮捕する!」



サツの奴らが俺を抑えつけてくるので俺は出せるだけの力で暴れる。



「離しやがれ!」




だが俺の抵抗はサツに通じずそのまま連行された。




**********************************************




「はぁ、助かった」



俺はなんとか警察署まで逃げ切りクズ男が逮捕される一部始終を入り口で見ていた。



「あのすみません。何か御用ですか?」



警察官にここへ来た用件について聞かれたので事情を説明する。



「なるほど。すみません、詳しくお話を聞きたいのですが今お時間よろしいでしょうか?」

「はい」



俺が同意すると私についてきてくださいと警察官がいうので俺はそれについて行く。

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