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クラスでぼっちの俺が生徒会長とギャルをクズ男から救ったら何故か惚れられてしまい毎日言い寄られるようになり、それを知った義姉が俺を取られまいと結婚を申し込んだせいで三つ巴の戦争が始まった。  作者: この山田は無鉛プレミアムガソリン専用仕様となっています。レギュラーガソリンの使用は故障の原因となるため絶対にお止めください。レギュラーガソリンの使用によって生じたいかなる損害も当社は責任を負いません。
5章 文化祭と夏祭りと海水浴と
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5-5-7  俺は姉とPWCを楽しむ

「すごいすごーい!」



俺が操縦する後ろで姉がそんな感想を言う。

今俺は海岸から少し離れたところを後ろにライフジャケットを着た姉を載せてそんなにスピードを出さずに走っている。

免許取ったばかりだからね、安全に操縦だ。



「ひゃっほー!たーのしー」



姉の楽しそうな声が後ろから聞こえる。

そのまま俺は海岸の少し沖をぐるぐると走っていく。

そして少し休憩するため海岸に戻りエンジンを止めビーチパラソルの下に戻る。



「すごかった」

「楽しんでいただけたようでなによりです」

「それじゃ、少しお休みしよう」



2人してレジャーシートに寝転がる。

すると姉は俺の腕に抱き着いてくる。



「健くん」

「何ですか?姉さん」

「わたしとの海、楽しんでる?」



姉に突然そんなことを聞かれる。

なので俺は正直に楽しいと姉に伝える。



「楽しいですよ、すごく」

「ふふ、良かった」



姉は更に俺の腕にぎゅっと抱き着いてくる。

胸の柔い感触が満遍なく伝わってくる。

ヤバいと思った刹那姉が俺の下半身を見てニヤッとする。



「お姉ちゃんに胸を押し付けられていけない気持ちになっちゃったの?

健くんのえっち」



俺は姉のその言葉に激しく動揺してしまう。



「ちが、これは!」

「ふふ、いいよ。健くんなら、わたしにそういうことしても」

「な、何言ってるんですか姉さん!」



俺は姉の爆弾発言にパニックに陥る。



「だ、ダメです姉さん。まだ早いです」

「わたしは別に早いとは思ってないよ。

健くんはわたしとそういうこと、したくないの?」



俺は姉にそう訊かれる。


いや、俺も男だからそういう欲求がないわけじゃない。

だがそのレベルはなんとなくだが他の人間と比較して低い気がする。

現に大変なことにはなってるが気持ちとしては実は全然、という感じだ。

それにそもそもとしてそういう気持ちは見せてはいけないものだとも俺は思っている。

だから俺はいえ、と答えると姉はすごく悲しさに満ちた表情をする。



「・・・・・・・・・・・健くん、お姉ちゃんとしたいって思わないんだ」

「す、すみません」

「ううん、いいよ。つまりそれはまだわたしが健くんをそこまで思わせられてないってことだから。

だから今はまだそれでもわたしは気にしないよ」



姉はそう言って腕に抱き着く力を緩める。



「でもいつか、健くんにわたしとしたいって言わせてみせるから、覚悟してね」

「え、それは・・・・・・・・」

「いい?」

「アッハイ」



俺は姉の言葉に無理やり頷く。



「それじゃ、もう少し遊ぼう。ほら、立って」



姉に促され俺は立ち上がる。

そして俺は姉に連れられ砂浜を歩いたり海岸を泳いだりして海での時間を過ごす。



「そろそろ片付けてPWCを引き上げよっか」

「そうですね」



いい時間になったので姉と俺は片づけを始める。

ビーチパラソル等の荷物を全て車に載せ終わりPWCを引き上げようとしたところで駐車場に見たことのある車が入ってくる。

無駄にでかい、この国で使うには不便極まりないフルサイズピックアップトラック。

これはまさか・・・・・・そう思っているとその車から人が降りてくる。



「伊良湖、ここにいたんだ」



その車から降りてきて俺に近づいてきた見たことある女性が言い放った一言目がそれだった。

その女性の正体は栗栖だった。



「随分とお楽しみだったようね」



もう一人、その車をここまで運転したと思われる女性が遅れて俺の前まで着て話しかけてくる。

その女性は綾瀬先輩だった。



「ふ、二人はなぜここに?」

「伊良湖を追いかけてきた」

「栗栖さんから静さんと二人でこの島に来てると聞いてね。

事情を聴いて栗栖さんを載せてここまで来たってわけよ」



綾瀬先輩はそうあっけらかんと言う。

荷台を見ると栗栖のバイク。

ああ、そういうことか。

俺はそこですべてを察した。



「で、わたしたちの旅行を邪魔してまで何の用事?」



俺が二人に話しかけられていたら姉が不機嫌を全く隠すことなく二人に話しかける。

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