2ー2 8歳 入学式とその後
2ー2 話です。
入学式です。
相変わらずの空気の読めないジェームズ君(笑)
そして入学式でやらかしたフリート君(笑)
2ー2
「お、ここだよ! 」
廊下を歩く仲良し4人組。
Sクラスの教室に入ると………何故かいる空気の読めないジェームズ君??
「これは姫、やはり貴方も同じクラスですね。流石です! 」
え~とこいつの名前有ったか?
皆を見ると首を降っていた?
〔こいつまさかと思うが……… 〕
「………え~と、空気の読めないジェームズ君? 君クラスが違うよ!? 」
「また貴様か! 私が学園のトップで間違いないのだからこのクラスで良いのだよ! 貴様こそ間違えているだろうに! 」
「………確認するけど、クラス分けのボードを見たか? 」
「そんなもの見なくても私が学園トップであることには変わらない! わかったか!! 」
駄目だこいつ、自分の実力が解ってないタイプだ!
空気も読めないし(笑)
他のクラスメートもザワザワしていたら………
「(バン! ) よおし、揃ってるな………ン、13人いるな? 誰だ! クラス間違えてるのは? 」
「教官、彼が間違えてるのですが………」
シャルロット様が指摘しても………
「そんな事はない! 私が学園のトップで間違いないのだから! 」
「なんだ? 今回のトップはフリートという名だったはずだが貴様の名は誰だ! 」
「私の名はジェームズ、ジェームズ・フォン・マンチェスターだ、無礼者! 」
「………また貴族様ねぇ、君の名前はこのクラスには無いぞ! ちゃんと確認したのかね? 」
「そんなはずは………貴様こそ本当に教官か! 」
「(バン! )おっとここに居たかジェームズ! すみませんね、皆さん。私はBクラスの担任のレイナです。皆さんとは武術担当教官として後程ちゃんと挨拶をしますので。さて、ジェームス君、君は総合順位は48位で残念ながら僅かに届かずBクラスのトップだよ。なので(ひょい)すぐに戻るぞ! では皆さんご迷惑をおかけしました! 」
「何をする! 放せ、はな………………… 」
「………何かスゴいものを見たような? 」
「「「確かに……… 」」」
あのジェームズを軽々と運ぶとは………
「………(パンパン! )アー、皆さんお静かに! では席順は………(ペタ! )この順に座ってくれ。それから話をします 」
確認すると………一番前ですか………何このプレッシャーは?
「変なのがいたがまぁいい、毎年いるんだよね、自己評価の高すぎる貴族様がねぇ。ま、忘れよう。私がこのクラスの担任教官でガイア・ダレスという。魔法学の担当教官でもある。みんなよろしくな! 」
担任はガイア教官ですか。見た目は………頼りなさそうだが魔法学の教官なら恐らく元宮廷魔法師かな?
「アー、最初に言っとくぞ! 俺を校長見たいな奴と一緒にするなよ! アレは化け物だからな!! それと俺は魔法学もそうだが魔法なら火と土系のダブルだからその辺の指導は任せろ。もっとも規格外が今年はいるらしいがね? さて序列順に自己紹介してもらおうかな♪ 先ずは、この学年のトップ君から行ってみよう! 」
規格外って誰だろう?
ウ~ン、この教官は癖が濃そうな………ま、当たり障りの無い挨拶をしますか♪
「ハイ、この度序列1位を取ってしまったフリート・フォン・バーミンガムです。バーミンガム領主の次男です。が、ま、次男なんで気軽にフリートと声をかけて下さい。よろしくお願いいたします 」
回りはクスクスと聞こえて来ましたね。
掴みはオッケイかな?
「ほう、君がフリート君か………まぁ、ホドホドにな。では次に行ってみよう! 」
嫌では無いが………軽すぎるだろう! 教官殿
「………私が序列2位のシャルロット・オブ・イングスランドです。一応この国の第3王女ですがご存じの通りこの学園は初代国王の遺言で「学舎では身分の上下は無く学生は全て平等である」と言ってますので私の事はシャルロットと呼んでください。よろしくお願いいたします 」
「………と、シャルロット殿下も言ってらしゃるのでそのように。私もシャルロット君と呼ぼうかね? 」
「………そうしていただきまして良いですよ。皆さんよろしくお願いいたします 」
「では、そうさせていただこう。では次に行ってみよう! 」
これは………軽いじゃなくてチャラい? なのかな?
「ハイ、私が序列3位のマキシム・フォン・エジンバラです。北のエジンバラ辺境伯爵家の次男なので気軽にマックと呼んでください。よろしくお願いいたします 」
「ほう、君が騎士団長の甥っ子か。まぁ期待しとくぞ! 」
「いえ、マダマダですよ。結構ボコられてますからね。フリートと一緒にね(笑) 」
マックめ、巻き込みやがったな!
「そうか、それは楽しみだな。まぁ、秋には………さて次は誰かな? 」
あ、そう言えば秋には………面倒だな………どうしようかな?
因みに自己紹介は続き、
序列4位 イリス・オブ・ルートン 女 (風)持ち ルートン男爵家(東) 次女
序列5位 カイル・フォン・レスター 男 ダブル(水、土)持ち レスター子爵家(東) 長男
序列6位 マウント・フォン・エクセター 男 (土)持ち エクセター男爵家(南) 三男
序列7位 クラフト・トレリー 男 ダブル(火、土)持ち 平民 トレリー商会会頭の長男
序列8位 アイギス・バスター 男 (無)持ち 平民 レストランデリシャス店長の次男
序列9位 エルザ・オブ・エルギン 女 (水、無)持ち エルギン男爵家(北) 長女
序列10位 トリス・レノン 女 トリプル(水、風、土)持ち 平民 レノン商会会頭の長女
序列12位 ジュリアン・オブ・プリマス 女 ダブル(風、雷)持ち プリマス男爵家(南) 長女
………だった。
〔まさか7位にケインさんの息子、クラフト君だとはねぇ、ナカナカ優秀? まぁ母上が家教したしね 〕
………アレ? ここの面子は………みんな王党派の関係者ばかりだね。
〔1人位貴族派の人がいるかと思ったけど………さっきの筆頭を見るとねぇ~ 〕
「さて、この後の予定だが、10時より入学式が始まるので、講堂に移動します。終わりましたらまたこの教室に戻りまして明日からの授業内容を説明します。よろしいですか? 」
「「「「「「「「「「はい、教官 」」」」」」」」」」
「あ、そうそう、フリート君。君が今年の1年生総代の挨拶をしますからそのつもりで♪ 」
「なんだって、聞いてませんよ! 」
「そりゃそうだ! 今話したんだからな。毎年やってるから………知らなかったのか? まあいい、では、移動します 」
「マジかよ! どうするんだよこれ? 」
「フリート、諦めろよ。適当に喋っておけよ(笑) 」
「大丈夫よ、フリート君なら乗り越えられるわよ! 」
「ま、頑張ってね。期待しておきますよ(ププ) 」
「お前ら………特にメル、覚えておけよ! 」
こうして挨拶を考えながら講堂に向かった。
講堂に入ると………広いな………2000人位は余裕で入れるよね。
おや、観覧席ってなんだここ何処ぞの屋根付きサッカー場見たいな造りだな?
〔これはマジで5,000人は余裕だな? 〕
あそこにいるのは………国王様がご臨席ですか………まぁ、娘の晴れ姿ですからね。
もっとも王立学園ですからね。
〔ご臨席は当たり前かな? 〕
さあ、始まったが………話がナゲーヨ皆さん。
あ、メルが落ちかけてる!
〔シャルロット様とマックが起こしてるよ(笑) 〕
僕は眠くならないかって?
挨拶を考えていたら………頭がいたいよ!
そして先ずは、在校生代表でまさかの兄様が登場。
あ、そう言えば今年は騎士科トップで学園総代になったって言ってたね。
〔うん、参考にしよう♪ 〕
………ヤッパリナゲーヨ(笑)
長いのがデフォルトなのかな?
〔ウ~ン、短くした方が良いのかな? わからん?? 〕
そして兄様の話も無事に終わったので………いよいよ僕の番かぁ~。
〔行きたくないですね 〕
「では、次に今年度の入学試験トップ、1年総代のフリート・フォン・マンチェスター君、壇上にどうぞ! 」
とうとう来てしまった!
もう、腹を括って壇上に向かいます。
〔うわ、めっちゃ見られてるよ!! でも何故か"クスクス "と声が聴こえるのかな? 〕
そして壇上に上がって………どうするの?
え、そこに立つのね。
〔うん、マイク見たいな魔道具が有るよ? 〕
「・・・え~と、ご紹介に預かりました、新入生代表、1年総代のフリート・フォン・マンチェスターです。本日は陛下をを始め来賓の方々、父兄の方々、教官等学園関係者の方々、そして在校生の方々に迎えられて、このイングスランド王国王立学園に入学出来ましたことを大変嬉しく思います 」
確か定例文はこうだったような………よね?
「僕は南部の出身で王都にはいろんな事が出来ると思ってますし、しようと思ってます。とりあえずはお友達は沢山欲しいですね 」
人脈は大事だぞ♪
「この学園は、多種多様の人達が入学しています。私は一応貴族ですが貴族平民関係無くお友達を募集します。この学園は初代国王の遺言で「学舎では身分の上下は無く学生は全て平等である」という素晴らしい制度が有りますので遠慮なく声をかけて下さいね 」
貴族派には、牽制にはなるかな?
「それではあまり長く喋ってると眠ってしまう方もいらっしゃるのでこの辺でご挨拶を終わりにしたいと思います。本日は素晴らしい入学式をありがとうございました 」
一瞬、静かになったが割れんばかりの拍手をいただき舞台を降りた。
席に戻ると3人に笑われた?
「フリート君、挨拶が短いですよ。それに最初は緊張してました? (ププ) 」
「フリート、お前最初に壇上に上がった時、手と足が一緒に動いてたぞ(笑) 」
「フリート、面白かったわよ。所で眠そうな方って誰? 」
「メルに決まってるだろ! ………しかし一緒に動いてたか………あ、だからクスクス笑われてたのか! 」
「「「え、そこ? 」」」
「終わったんだから良いじゃないか? さぁ、この後は国王様の挨拶で終わりかな? 」
この後は国王様の挨拶が有ったが………
「……………であるからしっかりと文武両道で頑張ってほしい。なお、今年の1年生の中には規格外のような者もいるので切磋琢磨してほしいと思う。以上挨拶を終る。新入生の諸君、入学おめでとう! 」
国王様の挨拶が終る。
この後各専門教官の紹介があって挨拶をされた。
こうして何とか入学式が終わった。
教室に戻ると早速みんなに笑われた。
何で!?
「「「「「「「イヤ~フリート君は史上初の快挙だね(笑) 」」」」」」」
「何でだよ! 」
「あそこまで短い挨拶は初ですわよ! 」
「俺も兄貴に聞いてるから知ってたけど何も聞いてなかったんだね 」
「所でフリート君、眠そうな方って誰? 」
「だからメルだって言っただろ! お前寝てたろ! シャルロット様とマックが起こしてただろ! 」
「流石にかなり不味いわよ。教官が見てたし……… 」
「それ本当! ………不味いかな? 」
「(バン! )おう、お前ら揃ってるな………席に付け! 」
行きなり教官が来たのだが………扉を思いっきり開けるのがお約束なのかな?
「全員揃ってるな………それでは明日からの授業の話をしよう。と言っても単位さえ取ってしまえば余裕で過ごせるからまぁ、ガンバレ(笑) それと今から配る予定表はあくまで通常時の予定表だからな。たまに校長の気まぐれで何かが起きる場合がある。特定のクラスだけの時も有るが全校生徒を巻き込む場合もある。何が起きるかわからないので注意するように。もっとも今月はやらない事になっている。理由は過去に行きなり入学式の後にやって逆に返り討ちにあったらしい? 詳しい話は知らないが何でも当時の規格外の子にやられたそうだ? 被害も大きく大事になったとか? 」
結構大雑把な話だね(笑)
しかし校長は何をしたのかな?
〔まぁ、魔道具が仕掛けて有る教室とか廊下は要注意だなぁ 〕
「教官に質問が在ります。よろしいですか? 」
「なんだフリート君。俺の事はガイアでいい。元々私は平民だからな(笑) 」
「一応教官なんですから威厳を持ちましょうよ、ガイア教官殿。所で教官殿が言っていた規格外って誰ですか? 国王様も言ってましたが? 」
「おい、フリート君。それ本気で言ってるのかな? 」
「教官殿、どういう意味ですか? 」
「………お前のことだよ、フリート君。君は今回の試験でぶっちぎりのトップなんだからな 」
「またまた、ご冗談を………え、………マジですか? 」
「お前な………学科で満点はお前だけ。しかもあの元騎士団長を相手に負けたとはいえ終わって立ってたのもお前だけ。おまけに魔法で標的を破壊して結界まで破壊して校舎を破壊したのは創設以来お前で二人目らしい。因みに最初は閃光の魔女って女性の生徒で何でも特級の光魔法[サン・レーザー]で2ブロック貫通させたとか? どう思う 」
え、まさかのぶっちぎりのトップでしたか………参ったね(笑)
母上もヤラカシテマシタネ………
「スゴイデスネ、閃光ノ魔女サンハ………スゴイデスネ…………… 」
「そう言う事だからお前には期待しとくぞ! 因みに2位のシャルロット君と3位のマキシム君も学科はほぼ満点、武術はマキシム君、魔法はシャルロット君が成績がよく、総合で2位3位が決まったから、この3人に解らない事が有ったら聞いて良いぞ♪ じゃ3人ともよろしく! 」
「「「教官は、仕事しろよ! 」」」
「「「「「「「「「ちゃんと仕事しろよ! 」」」」」」」」」
クラスが一体になったような?
この日は解散となって帰る事に。
あ、メルは教官に呼ばれて行きましたね。
〔説教かな(笑) 〕
この後は父上母上と合流して帰る事に。
馬車の中では父上には誉められ、母上には閃光の話を聞こうとしたら………怖かったです。
〔これ以上は聞かないで………((ガクガクブルブル)))) 〕
王都の屋敷に戻ると………早速姉様ズに襲われます。
結果を聞いてカリーナ姉様には、誉められ、キャロル姉様にも誉められ、ウイリアム兄様にも誉められてちょっと困りましたけど嬉しかった。
〔アレ? 兄様、いつのまに? 〕
明日の高等部の入学式の挨拶はフリートのように短い方が良いのかな? と聞いてきたが、「わかりません? 」と言っておく。
そうそう、明日からカリーナ姉様は、高等部の魔法科に入学するので明日より寮に入寮します。
〔だから今日ぐらいは我慢しよう………しておこう 〕
こうして激動? の1日(入学式)が終わった。
明日からは、初等部の授業が始まる………よね。
②〇〇
フリート君の成績は、ブッチギリのトップ合格でした。
アレ? このままだと………?