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1ー1 2歳 覚醒したけど?

1ー1話です。


何故か2歳で覚醒した主人公?

さて、何をしようかな♪

1ー1


………知らない天井だな………ここはどこだ?


目を覚ますとベットに寝ていた。

そしてなぜか頭が痛い………何でだよ?


その答えは勢い良く開いたドアの向こうから来た!


「あ、ぼっちゃまが気がつかれた! 奥様、ぼっちゃまが気付かれました! 」


しばらくしてドタドタと何人か来たね?

そして抱き上げられた!?

〔あれ? 思ったよりおいら小さいな 〕


「フリート、良かった! 気が付いて………ママは心配しましたよ!! 」


どうやらこの銀髪さんが母上らしい。良く見たら結構な美人さんだった!

〔僕の名前はフリートらしい………船? 〕


そして後ろにいた金髪の美系男子が………


「良かったよ、フリート。階段から落ちたって聞いたから焦ったよ! ん、オーイわかるか、お兄ちゃんだぞ! お兄ちゃんのウイリアムだよ。母上、ちょっと様子がおかしいですね? 」


どうやら兄らしい。名前はウイリアムですか………

おや、兄を押し退けて抱きついてきた金髪の母上似のこの子は?


「ワァーごめんなさいフリート、お姉ちゃんをかばって落ちたのよね。大丈夫? 頭を打ったから心配なのよ! ねぇ、キャロルお姉ちゃんですよ! フリート、大丈夫? 」


どうやら姉をかばって階段から落ちたって怖いなぁ!

姉はキャロルですか……… ヨーロッパ系だよね。


「あ、頭が痛い……… 」


「まぁ、大変! すぐに良くなりますよ。『彼の者を癒せ、ヒール 』 」


すると母上の手からキラキラ光る何かが出て僕の頭を覆うと痛みが引いてきたって治った??


「あれ? 痛くなくなった? 」


「そりゃそうだろう、フリート。母上の魔法は神官も真っ青の癒しの術者なんだからな 」


「お兄様、それはそうでしょう。母様より聖(光)魔法の使い手なんて見たこと無いわよ! 」


それから僕が頭を打った情況から記憶がアヤフヤになってると勘違いした家族は色々と喋りかけて来てくれたおかげ? で現在の情況が判ってきた。


僕が生まれたのはなんと! イングスランド王国と言う国でその国の南に位置する国境のバーミンガム領の辺境伯爵家の次男坊だった!

〔なんかイギリスみたいな? 〕


名前はフリート・フォン・バーミンガム らしい………


因みに

父上:ジョージ・アール・バーミンガム ??歳 (ただ今留守? )

母上:アン ??歳 (光魔法の達人? 4属性(光、風、氷、無)魔法の使い手? )

長男:ウイリアム 12歳 (普段は学園中等部にいるらしいが、偶々帰省中? )

長女:カリーナ 10歳 (学園初等部にいるらしい? )

次女:キャロル 6歳 (僕をオモチャにしていた? )

次男:フリート 2歳 こと僕………2歳?

……………だった?


あれ? 3歳で覚醒する予定では?

おかしいですね………まぁ、良いか………幼児プレーは一応回避したかな?


こうして僕は覚醒した………のかな?

その後はワーキャー可愛がられてからご飯を食べて(そこそこ美味しいが……あじが薄いような? )、お風呂に入って(まさかのおかぁさんとおねーちゃんと一緒!? )丸洗いされて着替えてベットに寝かされた。

〔精神がお子ちゃま仕様になってるらしくあまりドキドキしなかった? 〕


さてと、アルテナ女神様の言っていたステータスでもチェックしましょうかな?

どうやって見るんだ………まぁ、ベタに"ステータスオープン! " !!

〔なんか薄い板見たいのが出た! 〕


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ステータス

名前   :フリート・フォン・バーミンガム

種族   :人族(エルフクオーター)

性別   :男

生年月日 :大陸歴3000年1月1日生 2歳

職業   :バーミンガム辺境伯爵家次男坊

体力適正 :上級

魔力適正 :神級

武術適正 :剣  弱級

      槍  上級 《陰隠中 (特級) 》

      棒  (表記されてません) 《陰隠中 (特級) 》

      格闘 (表記されてません) 《陰隠中 (上級) 》

魔法適正 :火  上級 《陰隠中 (王級) 》

      水  上級 《陰隠中 (帝級) 》

      風  上級 《陰隠中 (帝級) 》

      土  上級 《陰隠中 (覇王級) 》

      雷  上級 《陰隠中 (精霊級) 》

      氷  上級 《陰隠中 (神級) 》

      光  上級 《陰隠中 (神級) 》

      闇  上級 《陰隠中 (精霊級) 》

      無  上級 《陰隠中 (王級) 》

      時空 (表記されてません) 《陰隠中 (神級) 》

      精霊 (表記されてません) 《陰隱中 (精霊級) 》

固有スキル:[神眼] (表記されてません) 《陰隠中 レベル10(MAX) 》

      [クラフト] (表記されてません) 《陰隠中 レベル10(MAX) 》

      [全属性魔法適正] レベル1 《陰隠中 レベル10(MAX) 》

      [完全陰隠] (表記されてません) 《陰隠中 レベル10(MAX) 》

      [武人の心得] レベル1 《陰隱中 レベル10 (MAX) 》

      [アイテムボックス] (表記されてません) 《陰隱中 レベル10(MAX) 》

称号   :[アルテナ女神の加護] (表記されてません) 《陰隠中》

      [アテナ女神の加護? ] (表記されてません) 《陰隠中》

      [転生者(地球出身) ] (表記されてません) 《陰隱中》

賞罰   :無し


≪≫


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


なんだかな? 色々と突っ込みたくなるステータスだなぁ!

色々と突っ込みたいが………先ずは確認かな?


種族が人族なんだが………エルフクオーターってなに?

そう言えば母上の耳ちょっと長かったような?

〔母上がハーフだからクオーターなのかな? あ、だから聖(光)魔法の達人なんだ! 〕


剣が弱級なのはしょうがないけど………何で槍と棍が高い?

〔特級って何で? 〕


もしかして前世の影響?

槍と棍は婆ちゃん直伝だしね。

〔教えてほしいと言ったら喜んでいたしね。婆ちゃん孝行は大事だぞ! 〕


剣は中学の授業の剣道からかな?

〔だから弱級? 〕


格闘は………じいちゃんが拗ねてたから付き合ったらねぇ。

まさかの武道の達人だったとは………

〔そして途中で婆ちゃんにさらわれたよな、俺……… あ、だから上級? 〕


魔法は…………今更かな(笑)

恐らくスキルのせいかな?


固有スキルは………良くわからん?

先ずは、[神眼]かな?


スキル[神眼]

解説:[完全鑑定]、[万里眼]、[完全看破]の超上位複合スキル

   別名"神の目"です

   [完全鑑定]:何でも鑑定できる[鑑定]の上位スキル

          敵対する相手のスキル等もまる見え!!

   [万里眼] :[千里眼]の上位スキルで100Km先まで見渡せる

          良く見えるが遠くほど曖昧になる

   [完全看破]:[看破]の上位スキルで隠れていても見つかってしまう

          例え魔法で隠れていても見破ってしまう


あ、これはアカンやつだ!

〔ばれたらヤバイね♪ 〕


………次に行ってみよう♪

次は[クラフト]? って何かな?


スキル[クラフト]

解説:物の加工が楽になる魔法

   手に触った物に魔法を流しながら頭の中で考えた形に加工ができる

   一種の[鍛治魔法]だが金属のみの[鍛治魔法]ではなく何でも加工ができる。

   材料の材質を理解していれば加工は楽になる

   無論、魔道具も作れる (魔法付与も出きる )

   各種ポーションも作れる(錬金ポーションができます )

注意:適正が有っても努力しないと生産する事は出来ませんので注意!


成る程ね、加工を魔法で出来るんだ!

………加工が楽にできるな………便利だね。

〔物を作るのは楽になる………かな? よし、色々と作ろう♪ 〕


次は[全属性魔法適正]ねぇ………


スキル[全属性魔法適正]

解説:全ての存在する魔法が使えます。

   しかもオリジナルの魔法も使えるようになる!

   但し、修行次第♪

注意:魔法適正が有っても努力しなければ魔法は使えませんので注意!


………まぁ、そうだよね。

これは母上に教えていただましょう。


次は[完全陰隱]かな?


[完全陰隱]

解説:完全に相手から隠れる事もできる

   ステータスも隠せるし偽装もできる

   しかも相手が[鑑定]、[看破]を持っていても見破ることはできない

注意:現在、アルテナ女神様の設定した項目で表記されてます

   変更する場合には注意して下さい


これはありがたい。

もし、いきなり鑑定されてたら色々と面倒な事になっていた様な?


次は[武人の心得]ってなんだ?


[武人の心得]

解説:現存する武器、防具を使いこなせる

   但し、修行次第♪

注意:武具が有っても努力しなければ武具は使えませんので注意!


つまり使い方がわからないと宝の持ち腐れって事かな?

まぁ、この辺は父上に聞けば指導はしてくれるだろう?


[アイテムボックス]は定番かな?


[アイテムボックス]

解説:何でも持ち運べる亜空間の創庫

   中に入れた物は時が止まるので腐らない♪

   但し、生き物は入らない

注意:このスキルはこの世界には存在しないスキルです

   バレない様に使ってね (アテナ女神)


………何だって! 不味いだろう。

これはどうしたものかな? ………仕方ない、しばらく放置だな!


まさかとは思うがアテナ女神様ってあの残念な地球の女神様だよな?

アルテナ女神様がかわいそうに見えてくるのは何でだろう?


では、最後に称号か………


[アルテナ女神様の加護]

解説:女神様の慈悲で頂いた加護

   魔法の適正が上がったり消費も押さえられる

   スキル[神眼][全属性魔法適正][完全陰隱]が使えるようになる


正に女神様ですね。

次は………


[アテナ女神様の加護]

解説:地球の女神様が適当に付けた加護

   武術に関しての補正がある

   スキル[武人の心得][アイテムボックス]が使えるようになる


ヤッパリか。

これは………どうしようかな?

〔基本放置だな………ハァ~ 〕


次は………

[転生者(地球出身)]

解説:地球からの転生者

   地球の知識が使い放題

注意:但し、西暦1980年までの知識しか使えません


確かに今、しらねの構造はわかるがあきづきの構造はわからんってあれ?何で軍艦の構造がわかるのかな?

え~と、あ、ヤッパリだ! 74式戦車はわかるけど10式戦車はわからない??

〔何故1980年区切り?〕


恐らくは残念な女神様が適当に付けたのをアルテナ様が修正したかも?

今のこの世界には銃器は無さそうだしね。


あ、そうだよね。

協会の洗礼の時に会えるから聞けば良いかな?


そういえば体力とか無いのかな?

あれ、ここのマーク ≪≫ は何だろう? ………ポチッとな………! 何だと!

〔ウインドが回転しただと!? 〕


すると画面が切り替わり、裏ステータスが出た!?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ステータス (裏)

名前   :フリート・フォン・バーミンガム

種族   :人族(エルフクオーター)

性別   :男

生年月日 :大陸歴3000年1月1日生 2歳

職業   :バーミンガム辺境伯爵家次男坊

レベル  :1


体力  :50/50

魔力  :100/100

スタミナ:20/20

筋力  :20

耐久力 :20

知力値 :200

精神値 :200

俊敏力 :30

器用値 :50

魅力値 :200

幸運度 :500

健康状態:良好

ギフト :アルテナ女神様の寵愛

     アテナ女神様のお節介

     ・・・・・に気に入られた者


注意:この世界では裏ステータスは見られませんし誰も知りません。

   鑑定して他の人のステータスを見て鍛えましょう。

   (アテナより♪ )


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ウ~ン、まさかの残念女神の仕業か………

良いのか? お節介って(笑)

〔たぶんアルテナ女神様のOSIOKIかな? 〕


しかし意外だな、体力何かがわからないなんて………当たり前かな?

しかも数値が多いのか少ないのか良くわからんね………後で調べるか?


気になるのはギフトの・・・・・に気に入られた者か………誰だろう?

ま、その内にわかるだろう(笑)


明日からは色々と調べて色んな事を試そう。

アァ~眠いから今日はもう寝よう。


こうして覚醒したフリート君2歳半だが、次の日から(キャロル)にオモチャにされたり、父上が帰って来て騒ぐは、(カリーナ)が帰って来て騒ぐはで大変な想いをすることに………


兄姉達に夏休み一杯構われてぐったりのフリート君だった。



ーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーー



この世界の適正に付いて。


この世界《フリージニア》では才能と称して魔法や武術に関しての等級が在って


弱級<中級<上級<特級<王級<帝級<覇王級<精霊級<神級


と等級が存在している。

勿論、例え神級を持っていても努力しなければ開花はしないし意味も無い。


一般的に庶民は平均的に中級位の才能はある。

王国で言うと兵は大体中級クラス、騎士団は上級クラスが多い。

〔現騎士団長は特級持ちらしい? 〕


中には努力で中級なれど騎士団に入っている猛者もいる。

上級を持っていれば才能に有った成長はできるが………。


なお、等級は努力で上げられることをこの世界の人々にはあまり知られてはいない。



ーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーー



イングスランド王国での学校制度

基本は初等部4年(9~12歳)、中等部3年(13~15歳)、高等部3年(16~18歳)ある。

基本、義務教育として中等部までは国の補助がある。

各地方には必ず中等部までの学校が有りイングスランド国民の子供は通う事ができる。

15歳で成人となるので、ここで庶民の大半は働く為に社会に出る。

高等部は王都にしかないので通うのは貴族か平民だと成績優秀者等が通う場合が多い。

もっとも高等部は魔法、騎士、商業科に別れていてそれぞれの適正にあった学科に通うことになる。

なお、初代イングスランド国王の遺言で"学舎では身分の上下は無く学生は全て平等である"と、学校内の差別を無くすよう徹底させていたが。



①〇

いかがでした?


誤字報告もよろしくお願いいたします。

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