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3ー5 10歳 海兵隊vsフリート軍団?

3ー5話です。


ダンジョンを掌握したフリート君の悪ふざけが始まる。


そして海兵隊は、フリート君の罠を突破できるか?


ウ~ン、戦闘描写は難しいよね。

3ー5


フリートが第10層の改造を始めたその頃の海兵隊の面々


「よし、これで最後! 」


「総司令、階段までの通路を確保しました 」


「ご苦労! 交代して休め 」


「いえ、マダマダ殺れます! 」


「まだ先は長いんだ! ローテーションは守れ。つまらん事で怪我をする元になるぞ! 」


「はい、わかりました 」


「では、第2小隊は休憩、第3小隊と交代、第4小隊は支援位置に 」


「「「「「「「「「ハ! 」」」」」」」」」」


「しかしスケルトンしか出ないダンジョンって何なんですかね 」


「確かに変だな。確か君は王都のダンジョンに行ったことが有ったんだな 」


「はい、クロイドンダンジョンは最初にスライムとホーンラビット、たまにゴブリンが出て来るダンジョンなので初期訓練にはもってこいの場所なんですが……… 」


「なんだ、素材もとれて良いじゃないか 」


「冒険者の訓練と考えれば良い場所ですが、これが国軍と騎士団の訓練となると……… 」


「確かに、対人戦の訓練にはならんな 」


「それは、ポルトンダンジョンも同じですね。もっともポルトンにはスケルトンもゾンビも出ますけどね(笑) 」


「確かに出るらしいが、でも確かアンデットゾーンとして11層から15層までではなかったか? あそこは 」


「総司令は行ったことが有るので? 」


「学園在学中に、高等部の授業の一貫でなポルトンのダンジョンを潜るんだが基本は15層まで潜ってそこにいるあるボス格の魔獣の魔石を取ってくるんだよ。おっとマキシム君には内緒だったな。高等部の1年になれば訓練の一貫で潜るから頑張れよ 」


「あの~、皆さんフリートの事をあまり心配してませんけどどうしてですか? 」


「君は………まぁいいか。マキシム君は、フリートのステータスプレートを見たことは無いかな? 」


「いえ、ありません 」


「フリートは、魔法に関してはイングスランド国内では上位の方にいるのはわかるかな? 」


「え、………そう言えば凄い魔法を結構使っているかも!? 」


「しかも師匠は、あの閃光の魔女だぞ。自分の覚えてる魔法を教えてるんだよ 」


「そう言えばそんな事をいってました。最近は校長と何かしてましたね 」


「おい、それ本当か!? あのハリー校長にか! なら余計に………別の意味で心配になるぞ! 」


「どうしてですか? 」


「最強の閃光の魔女と最悪のいたずら魔導師の弟子だぞ! 何が有ってもおかしくは無いぞ! しかも武術は、私が直に教えてるんだよ。君も王国騎士団長に教わってるんだろ 」


「エェ、フリートと一緒に教わってますし、前騎士団長も学園の教官にいいますので、………あ、納得。フリートって時々突拍子のない事をするからね。あ、まさかもうすでにダンジョンをクリアしてダンジョンコアと契約してたりして? 」


「マキシム君、奇遇だな。私もそう思っている。たぶん答えは次の第10層か、その次だろうね 」


「総司令、10層に降りてすぐに門が有りましたが、開ける事が出来ません。いかがしますか 」


「………マキシム君、意見は? 」


「はい、恐らくは………ありったけの装備と人員で対処した方が良いかと 」


「よし、第1、第2中隊総掛かりで対応する。装備も出し惜しみは無しだ! 何が有るかわからないので………相手は我々と同等として対処するよう。準備を始めろ! 第3中隊は補給路の確保、第1工兵中隊は補給所の整備と確保だ! 」


こうして海兵隊は準備を始めた。




海兵隊が準備をしている時のフリート達


「ウ~ン、この配置で行こう 」


『そうするとこのスケルトン部隊で攻撃をするので? 』


「そうだね。後は武器のコピーは大丈夫? 」


『はい、全く問題ありません。助かりました。似たような武器は有ったのですが"火薬"と言うものが出来ませんでしたので 』


「火薬はコピー出来ませんでしたか。この世界で火薬は発達しませんか 」


『ですが、この魔法銃と言うものはコピー可能ですね 』


「それがコピーできないと、ルクスのコピーもできないからね 」


『本当によろしいので? 』


「問題ないよ。さて、ソロソロ準備はできたかな? 」


『地形の変更は終わってます。相手の方もよろしいようです。始めますか? 』


「今はまだいい。明日の朝より始めよう。後、1層から9層まで、スケルトン部隊をそうだね、2時間間隔でランダムで発生させて補給路の遮断か補給所を襲うように指示しておいてね 」


『わかりました 』


「後、この荷物をスケルトンに持たせて敵陣の誰でもいいから渡してくれるかな? 」


『よろしいので? 』


「あ、白旗持たせて行かせてね 」






8日目………ダンジョン攻略? 5日目………の朝


「落ちて3日目か………大丈夫かなフリートは……… 」


「確実にダンジョンコアと契約してるな………恐らくは 」


「え、総司令はそう思いますか? 」


「あぁ、扉が開かないのがいい証拠だね。恐らくはスケルトンに………考えたく無いな。()()()()で戦うのは……… 」


「ヤッパリそう思いますか。それだとめんどくさいですね 」


「君はフリートと同じクラスだしクセ位なら知ってるだろう 」


「ウ~ン、どうだろう。わかりませんが、多少は………いえ、何でもありません! 」


「まぁいい、何か感じたら言ってくれ 」


「総司令、扉が開き始めました! 」


「………では、行こうか! さぁどうかな? 」


門が開き、中を見た海兵隊員達は……………。


「「「「「「「「「「嘘だろう! 」」」」」」」」」」


そこには自分達海兵隊員と同じ格好のスケルトンソルジャー? が防衛陣を構えていた。

しかも陣地らしき所に赤い旗が翻っていた?


「何だ! この陣地は!? 」


「………あれ、この配置は見たことが………あ、アラン総司令、去年の冬休みの時にやった、雪合戦(スノーウォー)でフリートが考えた防衛陣地に似てます! 」


「………なるほど、あの要塞擬きの配置だな。あれで我がバーミンガム海兵隊が、初代優勝をしたのだからな。まさかこれを攻めるとはな 」


昨年、第1回雪合戦(スノーウォー)30人団体戦部門でエジンバラ海兵隊、王国海軍兵団を差し置いて優勝していたバーミンガム海兵隊だった。

今、そこにはフリートが考えた防衛陣地が再現していた。


「総司令、入口にこのような看板が……… 」


「………全くなめられたな。攻略後は………後で考えるとして、ウ~ン………どう攻略するか? 」


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

┃スケルトン防衛陣配置略図         ┃

┃━━┳━┳━━┳━┳━┳━┳━━━━━━┓┃

┃   陣┃   陣┃  陣┃ ス│   ┃┃

┃  ┗━┫ ┃  ┫ ┗━┫ ス│ ┃ ┃┃

┃┳━┓ ┗━┃  ┃   ┃ ス  ┃ ┣┃

┃階旗┃   ル        ス│ │ 門┃

┃┻━┛ ┏━┃  ┃   ┃ ス│ ┃ ┣┃

┃  ┏━┫ ┃  ┫ ┏━┫ ス│ ┃ ┃┃

┃   陣┃   陣┃  陣┃ ス│   ┃┃

┃━━┻━┻━━┻━┻━┻━┻━━━━━━┛┃

┃                     ┃

┃旗:この旗の下の赤い石に触れば貴方の勝ちで┃

┃  すただし、ここにはスケルトンナイトリー┃

┃  ダー中心の2個小隊(24体)が守ってい┃

┃  ます                 ┃

┃階:階段(11層へ)           ┃

┃陣:陣地になっていて中にはスケルトンリーダ┃

┃  ー中心の1個小隊(12体)が守ってます┃

┃ル:Ⅱ号戦車ルクスのコピーが守ってます  ┃

┃  (劣化コピーのゴーレムだよ)     ┃

┃ス:スケルトンソルジャー1個小隊(12体)┃

┃  を配置                ┃

┃                     ┃

┃基本は縦深陣で中央に敵が集まり易く、両サイ┃

┃ドから攻撃を受けやすいよ。        ┃

┃門前の壁を越えたらスケルトン部隊は動き出す┃

┃よ                    ┃

┃一応魔法弾は、ショック(雷系、初級 強め)┃

┃だから気絶は死亡扱いな!         ┃

┃                     ┃

┃さぁ、どうする?      Fより    ┃

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


「さて、フリート副司令が既にダンジョンマスターになってるとして、確実なのは敵の片側の陣地を攻略しながらの進撃何だが……… 」


「あ、フリートの戦車? かな!? あれ 」


「え、マック君、あの真ん中に居る箱みたいのを、何か知ってるのかい? 」


「エェ、あの中央にいる箱の様な物なんですけど、王都のフリートラボ(王都のバーミンガム辺境伯爵邸内に作ったフリート専用工房? )に有った確か戦車? って言う乗り物で、あの筒の所から魔法弾を撃ちながら魔物を掃討できる物って言ってました 」


「………また若はとんでもない物を作って………でもそんな物を作ったって聞いてないな? 」


「それは、王都で作った試作品は走らせてもすぐに魔力切れしてしかも力が出なくてダメだったんだそうです。だから今は飾りになってますね 」


「でも、何でここにいるんだ? 」


「ここで作ったのでは? 何でもミスリルがかなりの量がいるらしくて、できればオリハルコンが有ればかなり良いものができるって言ってました。………まさか! 」


「奇遇だね。私も同じ考えだよ。参ったな、このダンジョンはフリート副司令にとっては宝箱(オモチャ箱)になってるね 」


「総司令、副司令の宝箱ってどういう事で? 」


「恐らくはミスリル鉱床が有るんだろうな、ここには。しかもオリハルコン鉱床も有るかもな! 」


「ほう、そうするとここを攻略するとミスリル製の武具かオリハルコン製の武具が手に入ると? 」


「かも知れないと………まぁフリート副司令に会えばわかるだろう。後はあの軍団にどう対処するかだが……… 」


「フリートは楽しんでるね。全く人の気持ちも知らないで! 」


「あの~ 総司令、荷物が届いていますと言うか……… 」


「どうした、はっきり言いなさい! 」


「は! 敵のスケルトン2体が先程8層の補給所に白旗を掲げて現れまして、この荷物を置いて立ち去りました。荷物の受取人は総司令とマキシム様になってました 」


「何だと! ご苦労だった。さて、中身を確認するか………ほう、これは中々の物だな 」


「え、この大剣? 両手剣は凄い。何なのこの剣は! 」


二人が持った武器が凄かった!


----------------------

[オリハルコンランスロット(アラン専用)]

バーミンガム辺境伯軍特殊海兵隊専用装備で二股形状の槍の改良品

魔力を流せば本体の筒状の部分から魔砲弾が発射できる。

カートリッジローターを変えれば各4属性魔砲弾(火、風、氷、土)が撃てる

刃と本体部分はオリハルコン、触媒関係をミスリルで製作した為、価格が高い

アラン専用にカスタマイズしている

======================

[オリハルコン両手剣(トゥーハンドソード)(マキシム専用)]

オリハルコンで製作した両手剣

一撃攻撃に特化しているが守りにも特化させている

魔力を流せば切れ味も上がるが剣自体にも強化がかかる

筋力アシストの付与が付いているのでマキシムでも振り回す事ができるはず

マキシム専用にカスタマイズしている

----------------------


「ま、いつもの事かな。フリート副司令には、脅かされるよ 」


「全くフリート君は………なにこの剣は!? 」


「あの~その武器は? 」


「総司令! また看板が出ました! 」


「今度は何だと? 」


「は、こう書いてました。『最初にゴールの赤い石に触った者にオリハルコン製の好きな武器をプレゼント♪ 頑張ろうね。 Fより 』と! 」


「ほう、そう来たな。よし、野郎共聞いたな! さっさと終わらせてフリート副司令を捕まえて、総隊訓練か皆に奢らせて財布の中身を散々させるか選ばせるぞ! 」


「「「「「「「「「「オウ♪ 」」」」」」」」」」


「何この連携は! 」


こうして海兵隊vsフリートスケルトン軍団の仁義なき戦い? が始まった!




その頃、そんな事になってるとは知らず、フリートは16層の入江に来ていた。


「ここにサファイアちゃんの卵が有ったのかな 」


「うん、そうだよ。ここで泣いてたの 」


「キャワ! (泣いてないよ! ) 」


そこには巣らしき窪地と卵の殻? の残骸が残っていた。


「さて、調べるからむさしちゃん達は待っててね 」


「はーい♪ 」


「キャワ♪ (はーい♪) 」


テーブルセット(おかし、飲み物付き)をセットして待ってもらう。

ドラゴンも基本は魔力だけでも育つのだが、やはり食事もすることもできるそうな?

〔そして仲良くクッキーをポリポリ食べてた………ポリポリ? 〕


さて、ここの状況はどうなってるのかな?

[神眼]………フムフム、これは良い深さですね。

〔おや、入り江の中に………ウ~ン、そういう事か……… 〕


スキル[ダンジョンコントロール]


『どうしました、マスター 』


「ダンジョンの領域をこの入り江全体に広げる事は可能かな? 」


『可能ですが、裏から侵入されると困りますが……… 』


「そのへんは考えが在るから大丈夫だ。入り江の入口は今は塞ぐようにしてくれ。

そして一旦入り江の水を抜いてくれ 」


『わかりました 』


入り江のダンジョン化が完了すると入り江の入口は土が盛り上がり外海との繋がりが途切れたと同時に水が抜けていった。

すると底には……………ドラゴンの白骨と大きな魔石が有った。

〔やはり有ったか……… 〕


『マスターこれは? 』


「恐らくはサファイアちゃんの母親だろうね。 やはり卵を産んで力尽きたと見るべきかな? 」


『この魔石と骨はどうしますか? 』


「そうだな、暫くは僕のアイテムボックスの肥やしだな。魔石は船の動力に使えるし、骨は色々使えそうだしね 」


『出きれば骨を何本かいただけないでしょうか? 』


「わかった、頭骨で良いかな 」


『ありがとうございます。これで最終ステージの魔物にドラゴンタイプを用意できます 』


「………あぁ、そうだね。(これでクリアする奴がいたら勇者(仮)だな! ) 」


僕がブルードラゴンの魔石にさわると


『この子をお願いします 』


声が聞こえた?

回りには誰もいない?


「何か言ったかな? 」


『いえ、何も言ってませんが? 何でしょう、マスター? 』


「いや、気のせいだな。それではここを…………………… 」


恐らくはブルードラゴン(母親)の残留思念かな。

要望には答えないとね。


こうしてダンジョンに、新たにウォータードラゴンがラスボスとして登場する事に?


そして入り江には、とある物? 場所? ができる事に。




海兵隊が10層攻略を初めて5時間後……………


そこは阿鼻叫喚の地獄絵図? いや、ルクス(コピー)の前で進行の止まった海兵隊と最終ラインの陣地から劣化ミスリルランスロット(雷)の攻撃をするスケルトンソルジャー部隊とルクス(コピー)との膠着状態だった。

なお、やられた(気絶した)海兵隊員は後方で反省会していたりして。


「以外に頑丈だな、あのルクスってヤツは! 」


「確かに。弱点は無いのかよ! 」


「クッソー! 火炎弾も効かないのかよ! 」


「一体何が効くんだよ! 」


現在はこんな感じだった。


「何かしらダメージを与えればあのルクスって戦車? 止まると思いますけど……… 」


「そうだな、でないと訓練にならないだろうな 」


「ではどうしますか 」


「ウ~ン………………………… 仕方がない、あれを使うか 」


「総司令、あれを使うんですか!? 」


「そうだな。あれを使えば………いや、使わないと無理だろうな 」


「………わかりました。ではさっそく。おい、ACS持ってこい! 」


「何ですか、ACSって? 」


-----------------------

[対城塞投げ槍(ACS)]

城門等を破壊する為に製作した特殊な投げ槍

命中すると爆発して対象物を吹き飛ばす

基本、使い捨ての投げ槍

-----------------------


対城塞投げ槍(ACS)の事だよ。城塞門を破壊する為に作った投げ槍でね、ぶつけると爆発するんだよ。それを使う 」


「それってまさかのフリート印? 」


「そうだね。前にある島の海賊陣地を攻略した時に砦門が固くてね。偶々フリート副司令のテスト依頼のこの槍をいきなり本番で使ったんだよ 」


「イヤ~、あの時は助かりましたよ。この槍を投げて砦門にぶつかった瞬間、門ごと吹き飛んでね。相手の海賊は腰を抜かしてすぐに降伏したからよかったよ 」


「本当にあの時は我々もビックリしたよ。本当に吹き飛ぶなんて思わなかったからな 」


「さて、あのルクスって奴にぶつけられるのは………ルイス分隊長、お前がやれ! 」


「ハ、わかりました 」


「もし撃破できたらお前をACS専門の小隊長にしてやろう。どうだ? 」


「え、それだと給料も上がるって事ですよね! 」


「そうだ、しっかり当てろよ! 」


「ハ、やらせてもらいます 」


「総員、ACSを投げるので伏せろ! 」


指名されたルイス分隊長は、タイミングを計ってACSを投げた!

ACSは、見事に砲塔部分に命中と同時に大爆発した。

〔爆炎で何も見えなくなった! 〕


爆発の後、双方攻撃が止まっていたので一瞬の静けさが戦場? を覆った。

煙が晴れた時、そこには………ルクスの残骸が残っていた。


「よし、上手くいった! 残りの陣地も吹き飛ばせ! 」


この後、残りの陣地も吹き飛び、残ったのはスケルトンナイトリーダーがいるフラック陣地だけだった。


「よし、前面の壁を吹き飛ばせ! 」


フラッグ陣地の正面が吹き飛んで穴が空いて中からゾロゾロとスケルトンナイト、ソルジャーが出てきた。


「それ、総攻撃だ! 」


出てきたスケルトンどもをフルボッコしてしていた。

そして………


「このやろう! 」


マックは何故かスケルトンナイトリーダーと戦っていた?

フリートにもらった大剣を振り回しながら。

〔そしてそれを見守るアラン総司令! 〕


そして………何とか倒す事に成功していた。


「ハァハァ、何とか勝てました。ハァハァ……… 」


「流石に鍛えてますね。騎士団長も嬉しいでしょうね 」


「ハァ~、これで報告されると訓練レベルが上がるからやなんだよね。ハァハァ…… 」


「そこは諦めなさい。どうせならフリートも巻き込めば良いじゃないか♪ 」


「そうします。それで誰かさわりました? 赤い石に? 」


「ここは活躍した奴だろう。マック君、君が触りたまえ! 」


「エ、でも僕はもうこの大剣を貰いましたし……… 」


「それなら君が渡したい人を指名して渡せば良いよ! 」


「………! それなら、皆さんに何かしら渡すようにフリート君に頼みましょうね 」


「それはイイ。さて、後はいたずら坊主の登場を待とうか(笑) 」


こうして海兵隊は、第10層を攻略した。




その頃のフリート達


『マスター、第10層を攻略されました 』


「うん、思ったより遅かったかな? ま、ルクスコピーを倒すのに結構かかったな? 」


『マスター、あの爆発する槍は何ですか? 』


「あぁ、あれは対城塞投げ槍(ACS)だよ。あれで城門とかを破壊するんだよ! 」


『それでは、マスターを11層の入口に移動させますね 』


「あぁ、頼むよ。それと後の作業を頼むな。たまに転移で様子を見に来るからな。後、ルクスコピーを彼処にもにも配備しておけよ。まぐれで裏から侵入されたらたまったものでもないからね 」


『了解、ゴーレム兵も配置しますので 』


「さぁ、むさしちゃん、サファイアちゃん、行くよ~♪ 」


「ハーイ♪ 」


「キャワ♪ (ハーイ♪ ) 」


こうして11層に転移して階段を上り皆と合流したが………この後、地獄のおいかけっこに発展するとはこの時のフリートは思ってもいなかった。




その後……………


「何でこうなったんだよぉ! 」


「「「「「「「「「「お前が悪い! 」」」」」」」」」」


島の中、蟹と蛇を退治しながらの、壮絶なおいかけっこが行われていたらしい。

フリートから酒代を出させる為に………。


因みにその時、むさしちゃんとサファイアちゃんはシャルロット様とメルに預かってもらっていた。

2人と第9小隊は、総出で一生懸命に餌付けをしていた(笑)。

〔カワイイは正義です♪ 〕


なお、後にマックの依頼で大量のミスリル短剣(海兵隊専用)を作らされた。

バーミンガム特殊海兵隊員の証になる短剣になったとか。

〔後に王国海軍兵団、エジンバラ海兵隊からも製作依頼が来て地味に資源を消費させられたフリートだった 〕



③〇〇〇〇〇

そして海兵隊はこの演習場をクリアした!


そして最後の仕上げのおいかけっこが始まる。


さて、フリート君は入り江に何を作るのか?

ま、普通に考えればわかりますよね。


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