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本紡ぎ  作者: 紫太郎
1/1

1〜9

ああああああああ

1


例えば、図書館。

たくさんの本が並んでいる。

所狭しと、莫大な数の本が。


あなたが読む本はその莫大な数の本達から

"運命的に"選び出した一冊だ。




あなたはなぜその本を選んだのだろう?




面白いと聞いたから?


お勧めされていたから?


なぜか目に止まったから?


好きな人が読んでいたから?



きっかけはなんにせよ、あなたがその本を選んだことは天文学的な確率の出来事だ。



その本は小さく、時には大きく、

あなたの人生、感情を動かしていく。

本の中に込められた、そこに止まっていた時が、あなたを通して流れはじめる。



あなたは今までどんな本を読んだだろうか?


これからどんな本を読むのだろうか?




2


ハルはその本を手に取った。

白い表紙にぼやっとした絵が描いてあって、なにより金色の文字でタイトルが書いてあるのところが

なんとなく、目に止まったから。



その図書館は大きくもないが小さくもなくて、

中にいる人も静かなおじいちゃんや

女の子を連れた優しそうな妊婦さんがいたり、

受験勉強をしている中学生の男の子が静かにカリカリとペンを走らせているくらいで、

心地よい静寂と広々とした感じがとても良い。

落ち着く。



小さいころ、絵本を読んでいるとお母さんが褒めてくれた。


「すごい、もう読みおわったの?じゃあまた新しい本を借りにいかなくちゃね」

そう、言いながら頭を撫でられた。そんなお母さんが大好きだった。そして本も好きになった。




高校一年生になって、新しい友達とも仲良くやれてるし、楽しくやってる。


けど。


一緒に話せば話すほど、自分とは違うな、なんて思ってしまう。

このファッションにするならこういうアクセサリーが良い、とか。彼と喧嘩しちゃってつらい、とか。


みんななにかに夢中になってる。


羨ましいと同時にバカバカしいなんて思ったりする。

けど、それはきっと自分が持っていないが故の嫉妬だ。

だからみんなには言わないでおく。



その本を書いた人を私は知らなかった。

初めてみた名前で、女の人だった。

そして、その本の表紙は(私は美術とかあまり知らないけど)げいじゅつてきだ、と思った。

見惚れてしまった。



「ハルなにしてんのー?」と後ろから声を掛けられる。

「綺麗な本見つけた。」とだけ答えた。

「確かに、金文字が素敵だね」

「とゆうか、」

「席立ってから全然帰って来ないから、心配したんだよ?」と少し怒って美沙が言った。

「ごめんごめん。息抜きしてただけ」と私は答える。


美沙は幼馴染だ。保育園と小学校と中学校は同じで、高校は別のところに通っている。

あっけらかんとしていて、ブレない方向性をもっていて、そのうえ上品な女の子らしさもあって、少し長めの黒髪が似合う、そんな子。


「ハル本なんて読むんだねー。意外」と美沙は言う。

「そうでもないよ。たまに読むだけ。」

私はなんだか照れ臭くなって、

否定してしまった。


結局その日にその本を借りなくて、少し暗くなった頃にファミレスに寄ってご飯を食べて解散した。


美沙はいい子で、いろんなことが人よりも出来るのに嫌味らしいところがない。

私が本を読むのが好きだと言ったところできっと

「カッコつけてる」とか、「インテリぶってる」なんて思わないような、そういう子だ。


けど、気になってしまう。

私が私であることを悟られてしまうような、気づかれてしまうようか気がしてならない。必死に隠したくなるのはなんでだろ。

自信がないから?



「ただいまー。」玄関を開けると、ご飯の匂いがした。


「おかえりー、ご飯あるけどあっためる?テスト勉強は捗ってる?来週テストだっけ?」なんて矢継ぎ早に聞かれる。

おかあさんは世話を焼くのが好きだ。けれどマイペースでもあるので、世話を押し付けられるときもたまにある。

「あー、食べてきちゃった」

「えー、連絡してくれればよかったのに。なに食べたの?」

「ハンバーグとパスタ」

「野菜も取らなきゃダメよ。あ、ほうれん草のお浸しならあるわよ。食べる?」

「お腹いっぱいだからあしたたべる。」

「そう、ちゃんと食べなさいね」

そうおかあさんは言いながら、お皿を洗っていた。


おかあさんと私は仲がいい。

けれど友達みたいな感じではない。

母と娘として仲がいい。

そして私はおかあさんを尊敬してる。


いつもご飯が美味しかったり、気がつくと部屋を綺麗にしてくれていたりする。世の中の男性の、もちろん女の人から見ても、主婦の理想のようなおかあさんだ。


そして昔もそうだが、今でも本を読むのが好きだ。

リビングはおかあさんの読書部屋でもある。


「あ、この本読んでみなさい。面白いから。」とおかあさんは本を見せてくれた。

物語系の本らしい。表紙が色彩豊かな自然と一人の少年が描いてあった。


おかあさんは私に似ている。(私がおかあさんに似ているのかもしれないが。)ほんの選び方もそう。


表紙が綺麗、とか。

タイトルに惹かれる、とか。

つまりフィーリング。

綺麗な物に惹かれる。

宝石とかアクセサリーに惹かれるように、本に惹かれる。


だから、だいたいおかあさんが好きそうな本は私の好みに合うし、逆もなりたつ。


「わかったー。テスト終わったら読んでみる。」とふわっと返事をした。


「あ、そういえば」

「今日図書館で綺麗な本見つけたんだよね。タイトルがなんだっけな。

「魚と傘とコロッケ?」だっけな。」

「おかあさん読んだことある?面白かったなら借りようと思ったんだけど、」

とおかあさんの方を向くと、固まっている。


顔は後ろ向きで見えない。


「おかあさん?」


ボーッとしてて聞こえなかったかなともう一度声をかけると、くるっといつもの感じで振り向いて

「いや、やめときな」と笑いながら言った。


「え、つまんなかったの?」

「いや、まぁ、普通だったかな。あんまり内容とか覚えてないから。」と返事をされた。


「やめときな」か、、、


それだけ心に残ったまま、溶けてるアイスを食べた。

濃厚なチョコレート味が鼻腔に広がっていった。


3


その日は今年初めて雪が降って、とてもさむい日だった。マフラーもしたし、手袋もした。寒いのは嫌いだ。


学校帰りに、図書館に寄った。

おかあさんの反応も気になったが、もう一度あの本を見たいという気持ちがモヤモヤして離れなかった。


その本は今日もそこにあった。白い背表紙を引っ張って、手に取った。

「よし、借りよう」

一人でそう呟いた。



「その本、綺麗だよね」


横から急に声を掛けられて、ハルは小さく飛び上がった。


心臓を急に掴まれたような衝撃が走った。


「ごめん、そんなに驚くとは思わなかった」

男はおかしそうに笑った。


「その本すごく好きなんだけど、有名でもないし、借りてる人見たの初めてだったから、つい。」


なんなんだろうこの人は。ナンパなのか?こんなの初めてだ。図書館は安心できる場所だと思ってたのに。

悪はこんなところまで蔓延っているのか。

ハルのそんな不信感をよそに、男は笑顔で

「読み終わったら良かったら君の感想を聞きたい。」

と連絡先を聞いてきた。


彼を警戒するべきはずなのに、

彼は不思議と他人じゃないような。前世で見知っている誰か、みたいな安心感があった。


結局、

図書館で綺麗な本と謎の男の連絡先を得た私は家に帰ってモヤモヤした。


なぜ受け入れたのか。


もしかして、私はこうゆうのを望んでいたのか?


違う。そんなんじゃない。


そんなんじゃない。。。


「こんなの、私のキャラじゃない」

そう呟いて、ベットに顔を押し付けた。



4


学校の窓が曇っている。外は寒い。


うちのクラスも受験ムードが漂っていて、みんな勉強にうなされている。

熱気が教室にこもって、暖かい。


携帯の通知が二件あった。

おかあさんからの「晩御飯なにがいい?」と、

例の男、名前は「古河陽太」らしい。

「本、読みました?」という簡潔な内容のものが一件。


「カレーか鍋」


「まだです」


と、どちらも素っ気なく簡潔に返した。


「彼氏?」

美沙がいきなり話しかけてきた。

ハルは小さく飛び上がる。


「もぉ!急に声かけるのやめてよー!」

昨日に引き続いてなので泣きそうになった。


「そんな興奮しないでよまったく。で、誰々?知らない名前だなぁ」

美沙はニヤニヤしながら詮索してきた。


「誰でもないよ、変な人」

知り合った経緯をザックリ説明すると、ますますニヤニヤしながら

「それってナンパじゃん?」美沙は言う。


人から改めて言われて、やっぱりそうか、と思うと同時に、なんでそんな男を相手してるのだろう、と不思議に思った。


「まぁ、冬だもんねー。ハルもそうゆう時期がきたかぁー。」美沙はあからさまに、わざとらしく言った。



「けど私はハルに普通の出会い方して普通に付き合ってほしいなぁ。見ず知らずの男に取られてたまるものかっ」

美沙は茶化しながら言った。


「美沙は彼氏とどれくらいだっけ?えーと、大和くんだっけ?」話を逸らした。


「それは元彼。今は誰とも。だから寂しいよぉぉ」

と抱きついてくる。本当に可愛い女の子。


次の瞬間にはケロッとするだろうから特に反応はしないけれど。


「受験生なんだから。そうゆうのはいらないし。」

「そもそも誰かもわかんないし。」

「とにかく、今は、違うから!」

自分でもなにをしたいかよくわかんなくなってきた。


本を見るとモヤモヤして読み進められなくて、

落ち着いてから読むことにした。



それから古河陽太から連絡は特にない。


勉強してるのに、携帯を用もなく見てしまっている。

病気みたいだ。



その日の夜ごはんはしゃぶじゃぶだった。

「間をとってしゃぶしゃぶかなーって。」

おかあさんが言った。間とはなんなのか。


ブリしゃぶ。ブリのお刺身をしゃぶしゃぶのようにして食べる。私も結構好きな料理。冬にぴったりだ。


おかあさんは料理が好きだ。まず、食べることが好きだ。

新しい料理にもどんどんチャレンジする。

美味しいものを追求していく。


「失敗は成功の母」がおかあさんの口グセだ。

その言葉が出た日のごはんはなんとも言えないものが出てきたりもするので油断ならないが。

けれど、追求してできたものは抜群に美味しい。だから、失敗もまぁ受け入れられる。ウチのごはんのスタイルだ。


「ブリ美味いなぁ、やっぱり、うん」

お父さんはゆったりと日本酒を飲みながらしゃぶしゃぶを楽しんでいる。お父さんも食べるのが好きだ。胃袋を完全に掴まれている。

「やっぱり冬は鍋ものが一番よね。」

そうおかあさんも言って笑っている。

お父さんの食べている姿はとても幸せそうだ。それに惹かれて結婚したとおかあさんは言う。

お父さんは失敗した料理も、

「これはこれで美味い」なんて言いながらちゃんと食べる。お父さんたからこそ、うちのご飯スタイルなのかもしれない。

そんな二人だから、夫婦仲は良い。

理想的な夫婦だなぁ、なんて思う。


普通。安定。 平凡に幸せな家庭。


「うちってなんか、普通だよね」

「普通?」とお母さんが聞き返す。

「うん、平凡っていうか、安定」

「美味しいご飯のおかげだな。きっと。」とお父さんはもぐもぐしながら言う。

「あんまり平和だと、不安になってこない?」

「あら、贅沢なこと言ってるわね」お母さんは笑って言った。

「でも、若い頃にはそう思ったときもあったわよ。

まわりのみんなは色々してるのにって。まぁでも、隣の芝はなんとやらよ。」

「そうなのかなー。まぁ考えてもしょうがないか。」と、考えるのをやめようとしたときに、


「幸せのコツは、信念を突き通すことと、曖昧さ」

そうお父さんは言った。正反対くらい違うことが並んでるように聞こえて、少し考えたけれど、


「それと美味しいご飯を食べれること!」

と続けて、幸せそうにブリしゃぶを口に運んでいるのを見ると、なんだか馬鹿らしくなった。


湯気と一緒に天井に登っていってしまったようだった。


6


白い表紙の本を半分くらい読み終わった。


その本は期待とは裏腹に、普通の本だった。

普通というか、普通。

クスッとくる話もあるし、ちょっと悲しくなる話があったり、少しセクシャルな話があったり、結構前の時事ネタについての話だったり、様々。


期待が大きすぎたのかな?

表紙を見て、「運命の本に出会ってしまった」くらいのテンションにあがったのもいけなかったのかも。

一人の女の人の一人語りみたいな内容で、エッセイっていうのかな?


古河陽太にも一応報告した。


「半分読んだ」


と一文だけ。



送ってすぐに返ってきた。


『 早く読んで 』


最初に会ったときの丁寧さはどこに消えたのか。

短文のくせに妙にムカッとして、


画面に向かって「何様だよっ!」とつぶやいてしまった。


一人の部屋にこだまして、

すーっと消えていった。


言い返してやろうかと思ったけれど、やめた。


矛先がわからなくなってしまった。



7



学校に行くのは億劫だ。特に寒い日は布団に篭りたくなる。

特に今日は期末テストが返ってくる日で、このまま布団に立て篭もろうかとも考えたけど、

バカっぽいのでやめた。


結局少し出るのが遅くなったせいで五分遅刻したので、自分の中途半端さに朝から泣きそうになった。



教室の熱気で少し窓が曇っている。


「冬に人間が活動するのはおかしい」

美沙は机を叩きながら叫んでいた。

「というか、彼氏欲しい!」

「脈絡がなさすぎでしょ笑」

「どっちも本気で言ってるのに、ハルひどーい」

なんていつものように朝のおしゃべりをしていると、

森田先生が入ってきた。


「おはよう。今回のテストはみんな受験勉強で忙しいだろうに、なかなか良く頑張ったな!」

そんな機嫌のいい声でテストを返していく。


「ハル何点よ?」

「87、美沙は?」

「94点〜、とゆうことで後で甘いものよろしくね♡」


私もなかなか成績はいい方なはずなのに、美沙とは今年の現代文のテストで1勝3敗。手強い。

結局、他のテストでは美沙相手にほとんど勝ったが、

現代語と歴史では勝てなかった。

「やるとこはやるからね、私」と美沙は笑ってみせた。



学校帰り。

ファミレスに行ってからまた悔しさがこみ上げてきた。

「合計点私の方が上なのに。。」

「勝負してたのは、現代文と歴史、だけだからね〜認めなされ認めなされ」

「くそぅ〜....」

そう言いながらもパフェを頬張る美沙が可愛くて、

損しているはずなのに、得した気分になってしまう。

憎めない女だなーなんて考えていたら、携帯が光った。


古河陽太

「今度、会えませんか?」


いきなりすぎてびっくりして目を見開いていたのがバレたようで、


「え?なに?お母さん?倒れた?」

心配そうに美沙が見つめてきた。


「いや、全然なんでもない。お母さんは大丈夫。」

と落ち着いた風に答えた。


「あ、例の本の彼?」ニヤッとして言った。


勘良すぎだよな、こいつ、、


「顔に書いてあるとはよく言ったものよね〜」

と美沙は感心しながら、パフェを食べるモードに戻っていた。



8



12月20日。

時間は16時55分。

天気は曇り。

吉祥寺駅のチェーンのアイスクリーム屋さんの前。


私はなにをしているのだろう。



家で持ってる服の中から、綺麗めなものを選んだ。

鏡の前で何回も見てみた。馴染んでないなぁなんて思ってわ脱ぎ捨てて、また着たりした。


私はなにをしているのだろう。




17時ぴったりに、彼はきた。

「あ、待たせちゃってたか。ごめんね」

メールとは一転してとても誠実そうな彼、古河陽太。

警戒しようとしてたのに、そんな気になれない彼。

彼を見ると、気が緩んでしまうような柔らかさを纏っている。そういう人なんだ、とやっとわかった。



「ハルさん今日は学校なかったの?」

「ありました。受験生は授業あんまりないから早めにおわっちゃって。」

「そうなんだ、図書館のとき制服だったから、さっき同じ制服の人が見つからなくてヒヤヒヤしてたんだよね。」

なんて普通の話をした。


そして二人でカフェに入った。もし、誰かに見られたら、勘違いされるのだろうか、なんて考えたりしてたら

彼の世間話が耳を通過していった。


「それでさ、」

「はい」

「あ、別に敬語じゃなくていいよ?」

「いいの?

「部活もないしバイトもしてないから、慣れなくて。」

「いいよ、別にそんなに気にしない」陽太は普通に答える。


「それで、本は最後まで読めた?」


あの白い表紙の本のことだ。


約束してから、読みきれてない後半を急いで読んだ。

最後まで同じような抑揚で、するりと書き綴られていたので読むのは苦ではなかった。


最後の最後だけ、それまでの文章のユニークさとか、軽めなタッチとは異なる、なんというか、詩的な文だった。




夜空の碧に溶けた

烈火の紅に染まった


私は紫のままでいる



「わかんないだろ?」

彼は言った。


「うん」

私も答える。


「けど、綺麗ではあるよね」

私は付け加える。


「綺麗だからオッケーで最後の言葉にするような人じゃないでしょ、この本書いた人だったら」

彼なりに分析しているらしい。



「紫ってなんか、不思議な色だよね」

「ん?」

「高級な感じもするし、怪しい感じもすると思わない?

真実味があるけど、嘘ついてそうな色って感じ」


ハルは喋ってて、驚いた。

思ったことを口に出してみて、自分で驚いた。

こんなこと言えるんだ私。


「たしかに、そうかもしれない。じゃあ紫ってのがやっぱ彼女の伝えたいことを表してるのかもね」


陽太もハルの言ったことがあながち間違いでないように感じたようで、真剣に考えていた。


「やっぱり一人でもやもやするより、ハルちゃんと話す方が良いや」陽太は急に笑った。微笑んだ。


その笑顔は、ハルを紅潮させるのに充分だった。



続く

おああああああああああ

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