10月24日
実のところ、クリスマスの日以外サンタクロースは暇だ。
まあ、普通に生活している。
1日3食飯くって、風呂入って寝る。それだけだ。
ああ、言い忘れていたが俺は山田という。20才。そして正真正銘のサンタクロースだ。
名前は…どうでもいいだろ?
日本の兵庫県の夢夢町(※架空の町)にある1DKのマンションに住んでる。
家賃は月4万円。
んで、トナカイの秋も一緒に住んでいる。こちらは名前だ。
秋:「ただいまー!」
ちょうど秋が帰ってきた。
山田:「おかえり。…今日は学校どうだった?」
秋:「それがマスター!今日告白されたんっす!」
トナカイの秋はクリスマスイの日以外、微粒子レベルで小学生女児の姿になっている。
普通に学校にも通っている。別に深い意味はない。まあ、こちらの方が飼いやすいし、ここのマンションペット禁止だしどうだっていい。
それにしても告白とは…確かに見た目は美少女で才色兼備料理もでき、笑った顔も素敵だが…!!…「所詮はトナカイだ。ありえん!」
秋:「マスター、声に出てるっす!」
山田:「ああ、すまん。…それで返事は?」
秋:「断りました。トナカイなんで!」
山田:「ですよね。トナカイだもんね。」
秋:「……反応薄くないっすか?」
山田「20にもなるとなんつぅかさぁ、疲れんだよ色々。」
秋:「いや早いと思う。」
と、小声で秋は呟くが、聞こえん。
山田:「なんだって?」
秋:「なんでもないっす。」
山田:「そうかぁ。…。」
…こんな感じでつづく!!