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どうもどうもよばれてないでしょーけど私です。
地下への会談………階段を降りました。
「ねえ、れーくん。」
「………なに?」
「凄く帰りたい……。」
「どうして?」
「ここの雰囲気やばい気がする……。」
「ぼくもそう思う。」
重たいっていうか。
不吉な空気がそこらじゅうに舞っているかんじ。
帰りたい。
「扉破んぞー。」
「えー。」
行きたくないなぁ。
「任務放棄かよ。」
「………むー。」
任務放棄はしたくないけどさ。
「じゃあ破る。」
「おーけい。」
「さん、にー、いち、どーん。」
扉がふきとびました。
素手で軽々とあける緋咲さんはおそろしいです。
扉を吹き飛ばしたのになにも起こりません。
てきさんはふざいなのかな。
「入ってみるか……。」
「う………うん。」
れーくんはさっきから考え込んでいる様子です。
なに考えてるんだろ。
………わかんないや。
扉(もうないけど。)から入るとなにもない部屋でした。
本当になにもない部屋。
「ん?なんだろこれ。」
部屋の奥の方に瓶が落ちてます。
「…………取ってくる。」
「………。」
瓶を拾い上げたとたん。
ぱあん!と銃声がしました。
「!?」
銃声は一発じゃすまされなくて、ずっと響き渡ってます。
私達は撃たれていないようです。
…………目隠しのため?
埃やら砂やらまってる。
「きゃ………れーくんどこ!?」
返事がありません。
ありません。
「れーくん………。」
「こっちにいる………けど。そっちに行けなさそう。」
「行けなさそう?」
「…………囲まれてる。」
「………じゃ!じゃあそっちいく!」
といって走り出そうとしましたが、誰かに捕まれてしまいました。
誰か?みたことあるよこの人。
零地点から銃…………。
ぱあん。
「……………。」
「お嬢ちゃん、こっち来てくれない?」
死んでない?
私、死んでない?
「………なに?なんなの。」
「なんでもない。ただ終わっただけ。」
「わけわかんない。」
「君は死んだんだよ。」
「生きてるじゃん。」
「……死んだんだよ。」
死んだ?
あーなるほど。
赤毛ってだけの役に立たない孤児の私を排除するための作戦だったのか。
れーくんのことは噂できいてたし。
そろそろ私が邪魔になったのかな?
「ねー?おじさん。」
「なんだい?」
「しね?」
私はいいました。
いったとたん体がだんだん透けてきました。
透明人間?
びば!透明人間!
「あれ?さっきまで私を掴んでた人がいない?不思議!」
きっと倒しちゃったんだね!
大出血大サービス!
「あらあらあら、たくさんいるね!」
ぞろぞろと沢山でてきます。
皆さん知ってる人ですよ。
おひさしぶりです!こんにちは!
「……………捕らえろ!」
「はははっ!」
無理に決まってるじゃん。
だって私、死んでるんでしょ?
インビジブル!




