表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/10

10話:夏の海

■――海――


今、三笠たちは、海にいた。


そして、浜辺には、三笠と連花の二人しかいない。


他にも、数人いたのだが、二人は荷物番として残されてしまった。


気を利かせて(ただ単に、面白がってやっただけだが)


(あいつら、はめやがった・・・)


遊びに行った奴らを恨みながら、連花はこの気まずい空気に耐えて切れず、話し切り出した。


「暑いな」


「うん」


「「…」」


「皆、どこいったんだろうな」


「うん」


「「・・・」」


(き、気まずい・・・)


連花は、冷や汗を流しながら、なにか話題はないかと模索している。


連花が必死に何かこの空気を打開する糸口はないかと、いつも使わない頭をフル回転していた。


すると、三笠が何かぽつりと、独り言のようにしゃべった。


「は?」


「連花は、全然悪くないよ」


そういって、三笠は、連花に笑顔を向けた。


「なんのことだよ?」


連花はただ首を傾げ不思議そうに三笠の笑顔を見つめたが、


三笠はクスクスと笑って答えるだけだった。


そして、思い出したように付け加えた。


「あっ、あとね」


「ん?」


理解できていない、連花を横目に三笠は、海の先を見つめるように遠い目をしながら。


「私もだよ。連花」


そう、いった。


連花に対する、答えを。


三笠に伝えた、あの最後の言葉の答えを。


そして、彼女は未来を生きていく。


彼女の未来に何が起きるかを知りながら。


連花には、その後の三笠がなんだか大人のように見えたという。


まるで、十年先に歳をとってしまったかのような。


そんな雰囲気を漂わせていた。


〜〜fin〜〜


はい、スイマセンでした。炎道 緑です。

ほんとに思いつきで書いてしまいました。

全くもってめちゃくちゃな話になってしまいましたが、まあ多少は出来たのかなと思います。

この話は、「時売り」という話のショートエピソードというか、そんなかんじです。

いろいろと、書いていきたいと思っていますが、なにかご注文がありましたらお伝えください。


本当に、スイマセンでしたさぁ。

今度はもっと真面目に考えます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ