第7話[恭子ちゃん驚愕事件]
そんな中、姫達が倒されてしまう。
言い合う血子と蛇乃に近づく吸血鬼。
「バンパイア戦士よ死ね。」
そう言って手を振り上げる。
血子と蛇乃はうるさいと同時に言うと、二人は吸血鬼の老人の顔面めがけ拳をめり込ませた。
吹き飛ぶ吸血鬼の老人。
それを見ていた全員がポカンと口を開ける。
そんな事はお構いなしに揉める血子と蛇乃。
姫は回復魔法を使い、傷ついたドンとミャーを治療していく。
「美亜ちゃん、時間も遅いし私と一緒に帰ろうか?」
美亜はうんと頷き麗の手を握る。
「ミャーさんは伯爵さんの所に直接帰って。」
わかったニャーと麗に返事をして帰るミャー。
それを見ていた姫もドンに帰る事を告げ、抱えてもらう。
みんなが帰って行く中、血子と蛇乃は殴り合いの喧嘩をしていた。
それを見ながら達子が恭子に言う。
「恭子ちゃん、この山は色々と危ないから修行は止めといた方がいいよ。」
恭子はうんと言って、明日から学校へ行くと達子に約束した。
吹き飛んだ吸血鬼の老人に近づく少年。
少年はその老人に人間の血を与えた。
目を覚ます吸血鬼の老人。
「守様、すみません。バンパイア戦士にやられてしまいました。」
守と呼ばれた少年は笑いながら答える。
「やだなぁ、玄次郎さんの方が年上何だから様付けはよして下さいよ。」
「いえ、あなた様はクイーン様の右腕。そんな方を呼び捨てだなんてとてもとても。」
それを聞いて守は困った様に頭を掻く。
「それにしても強かったですね。片代蛇乃、彼女の血を飲むだけであれ程強くなるなんて。正直、二人がかりでも、あの状態の血子さんには勝てなかったですよ。」
だが、僕達吸血鬼はバンパイア戦士と違う。
人間の血を飲む事で一時的に強くなるバンパイア戦士と違い、僕達吸血鬼は人間の血を飲めば飲む程強くなる。
「いいデータも入ったし、クイーン様に報告に行きましょうか。」
そう言うと守と玄次郎はアジトへと帰って行った。




