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デタラメ学園  作者: 鴉α
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第6話[イケメン転校生現る]

いつもの日常。

恭子の朝練に付き合い、達子とイチャイチャする。

休み時間も放課後の部活も帰宅時も達子とイチャイチャして幸せな日々を送っていた。

中学生時代は周りの目もあり、スキンシップを控えていた。

だが、今はもうそれもしなくていい。

何たってこの学校には変人が多いのだから。

今日もいつもと同じ、恭子が朝練を頑張っている中、達子にベタベタと引っ付いて甘えていた蛇乃。

チャイムが鳴る前に朝練を終え、教室に向かう。

チャイムが鳴ると席に着き、蛇乃は朝練の時の余韻に浸りながら頬を緩ませていた。

そんな時だった。

クラスが一気に騒ぎだす。

ふと顔を上げると外国人の青年が立っていた。

整った顔をした青年にクラスの女子だけでは無く、一部の男子生徒からも黄色い声援が贈られていた。

それを見ていた蛇乃。

外国人の青年と目が合い、蛇乃はあからさまに舌打ちをした。

担任の警部に言われ、血子の隣に座る。

青年は爽やかに日本語で血子に挨拶をした。

血子は英語で返さねばと思い、変な言葉で自己紹介を始めた。

「アムア、チーコ、オッケー?」

戸惑う青年。

自分が日本語を理解できる事を説明しても血子が暴走は止まらない。

「アムア、英語、喋れない。オッケー?」

完全に青年は引いていた。

日本語で大丈夫だと言っているのに、血子の行動がよくわからない。

顔を引きつらせながら、青年はオッケーと答えた。


ホームルームが終わり、青年の周りにクラスメイトが集まる。

それを見て達子が蛇乃と恭子に話しかける。

「ジョン君、人気だね。」

その言葉に蛇乃が反応する。

「はっ、誰よそれ。」

不機嫌そうに言う蛇乃。

ジョン・ブライア。

転校生の事だと分かっていたけど、あえて分からない振りをする。

興味も無ければ、話しかけられたくもない。

何より、達子に近づいて欲しくない。

蛇乃がそんな事を考えていると…。

「僕がジョンです。名前、覚えて下さいね。」

向こうから話しかけてきた。

おまけに達子と仲良く話している。

蛇乃がジョンを呪い殺しそうな勢いで睨む。

そんな中、恭子がジョンをマジマジと見つめ何かを考えていた。

それに気づく蛇乃。

ニタリと笑う。

「恭子ってばあいつに一目惚れしたの?だったら早く言いなさいよ。私達が協力してあげるからさ。」

恭子は顔を真っ赤にして蛇乃に反論する。

「好きじゃない。私が好きなのは達子…。」

それを聞いた蛇乃は、シンバルで顔を挟む勢いで恭子の両頬を両手で挟みビンタした。

「はい、不愉快でーす。」

そう言って恭子の両頬から手を離す蛇乃。

恭子は両頬を摩りながら、何処かでジョンを見た事がある事を蛇乃に話した。

「ねぇ、最近海外のドラマか映画見なかった?」

蛇乃の質問に見たと答える恭子。

「それに金髪で高校生くらいの男の子、出なかった?」

再び蛇乃の質問に出たと答える恭子。

蛇乃はため息を吐き、最後の質問をする。

「その子、ジョンと見た目似てなかった?」

それを聞いた恭子がハッとする。

「あいつ、ハリウッドスターだったのか。」

そう言って納得する恭子の両頬を蛇乃は両手で思いっきり挟む。

パァンと言い音がなり、恭子の両頬に蛇乃の手形の跡が残る。

先程より威力のある攻撃に涙目の恭子。

「いきなり何するのよ。」

そう言って両頬を押さえながら蛇乃に言う恭子。

蛇乃は深いため息を吐き、恭子が外国人の顔の区別ができていない事を説明した。

蛇乃の説明を何度か聞いた恭子はジョンがハリウッドスターじゃ無い事に落ち込んだ。


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