表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
デタラメ学園  作者: 鴉α
59/187

第4話[差異恭之助]

ふと達子の方へ振り返る。

「蛇乃、危険だから無理しないで。」

達子のその言葉に決心する。

達子の為に頑張らないと、大丈夫手加減してくれるはずだ。

さあ来いと叫びやる気満々の恭之助に蛇乃は回し蹴りを喰らわせた。

蛇乃の回し蹴りを喰らい恭之助は車道へと吹き飛び、たまたま通っていたトラックに轢かれてしまう。

悲鳴をあげる達子。

「ひ、人殺し。お父さん大丈夫。」

そう言って父の所へ駆け寄る恭子。

蛇乃はデジャブと呟き、冷や汗をかいていた。

「見事だ。私の負けだ。」

頭から血を吹き出しながら親指を立てる恭之助にトラックの運転手は動くなと怒鳴りながら救急車を呼んでいた。

「傷害罪とかで捕まらないわよね。」

不安になる蛇乃。

「心配いらん。闘いを望んだのは私だから大丈夫だ。」

ガハガハと笑いながらピューと血が色んな所から出ていく。

血液が足りなくなったのか恭之助はその場で倒れてしまう。

「つか恭子、誰が人殺しよ。」

恭子の為に闘ってやったというのに、人殺し呼ばわりなんて。

そう思い恭子の頬を抓る。

頬袋が伸びたハムスターのように頬が伸びる恭子。

「あんたがあんなに強いなんて思わなかったんだもん。」

そう言い返す恭子に蛇乃は指の力を更に入れ言う。

「私だって三王とか聞いて必死だったのよ。それに人殺し呼ばわりは酷すぎるわよ。」

喧嘩する二人を、なだめる達子。

少しムスッとしている蛇乃に達子は笑顔でお礼を言った。

「蛇乃ありがとう。恭子ちゃんを助けてくれて。」

デレる蛇乃。

この数日後、まさかあんな事になるなんてこの時の蛇乃は知るはずもなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ