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第1話[もうこんな学校イヤ]
達子は大きな溜め息を吐いた。
「だったら家で私のリコーダーとか舐めればいいじゃない。私、蛇乃がそういう趣味があっても嫌わないよ。」
「いや、家族に見られると最悪じゃない。」
「ですよね〜。」
そんな事を話しながら学校の玄関までたどり着く。
自分がどこのクラスか探していると…。
「あった、達子、私達同じクラスだよ。」
隣ではしゃぐ蛇乃。
そんな中、達子は渋い表情をしていた。
1ーさらば青春組、そのクラスに達子の名前があった。
先程のインパクトに比べたら大したことないので、特に驚きもしない達子。
ただ、これから学園生活を楽しもうとする一年生にこの名前のクラスはないだろうと達子は思った。
ふざけた学校に怒りを抱きながら達子は蛇乃と自分のクラスへと向かう。
クラスに入ると蛇乃が達子の前の席に座る。
二人は名字が同じ、か行である為こういった席になるのは珍しくはない。
ふと、中学生時代の事を思い出す達子。
クラスに香山さんって女子がいて、前の席が香山さんだったっけ。
「香山さん元気かなぁ。」
そう呟く達子に不機嫌になる蛇乃。
「ふーん、達子は幼なじみの私より、香山ちゃんがいいんだ。」
拗ねる蛇乃をなだめる達子。
そんな事をしている間に担任の先生が教室に入って来た。




