第13話[デタラメ学園]
二人は注文し、料理が運ばれて来るまで、雑談して過ごす。
その斜め向こうの席で、マスクとサングラスを着用してメニューを見ている謎の三人組。
「高い。」
三人組の一人が呟く。
自分の分だけで無く、二人の分まで奢らなければならない。
「妾はこれが食べてみたい。」
そう指をさしたのは、ウニとイクラと大トロの三色丼。
お値段八千円。
「いや、高いから。この辺りの奴にしてくれない?」
不満を漏らしながら、指定された辺りのメニューを選ぶ。
「おいドン、腹が減ってるから、これが良いでごわす。」
次に選ばれたのが、タワーバーグ30。
ライス、目が飛び盛り(3キロ)。
制限時間5分。
食べきれたら、賞金8万円。
失敗すれば7万頂きます。
なお、ブランド米とブランド牛、ブランド豚の合挽きミンチを使用しています。
「なっ…。」
馬鹿でも分かる。
絶対に成功者が居ないよ。
短時間じゃ絶対に無理。
「絶対に失敗するから別のにして。」
三人がそんなやり取りをしている中、達子たちのテーブルにドリンクが運ばれて来る。
カップルドリンク。
ストローがハートの形をしていて、一つのコップで二人が飲める仕様になっている。
二人が会話を楽しみながら、ドリンクを飲む中、達子の近くに座っていた、一人の少女が立ち上がり、店のオーナーを呼びつける。
「五月蝿くて、落ち着いて食事もできないわ。不愉快よ。帰るわ。」
そう言って帰ろうとする少女を達子が呼び止める。




