第10話[ドキドキ文化祭]
達子が恭子にセクハラをしている中、黒龍は直江と合流し、達子の事について恋愛相談をしていた。
「いや、止めとけよ。鬼頭さんは良い人だけど、その友人の片代さんは性格最悪だぜ。あんな暴力ゴリラが側に居たらまともに恋愛何てできないぜ。」
蛇乃について文句を言い続ける直江に対し黒龍は反論し、蛇乃を褒めてみるが…。
「いやいや、見た目通り性格の悪さが滲み出てるでしょ。」
黒龍の額から冷や汗が止まらない。
何故なら直江の背後に蛇乃が立っていたからだ。
黒龍は奇声を発して直江の口を塞ぐ。
そして後ろを振り向かせてゆっくりと手を離した。
「だから言ったろ、片代さんは天使だと。」
直江と黒龍は蛇乃に何度か殴られ廊下に倒れ込む、それを背に、蛇乃は達子を追いかけ恭子のクラスへと向かった。
恭子のクラスへ着き達子の所へと向かう。
膝枕している達子に何があったのか尋ねると…。
「いやー、ちょっとふざけ過ぎちゃって…。」
一連のセクハラ行動を蛇乃に告白する達子。
蛇乃は溜め息を吐き、頭を抱えた。
恭子が目覚めるまで一緒に待機しているとメイド姿の女子に何度か声をかけられる。
笑顔で対処するものの、面倒になった蛇乃は恭子を担ぎ、逃げ出した。
その後を追いかける達子。
達子は息を切らせながらベンチへと腰をかけ、蛇乃から水を受け取るとそれを飲み干した。
達子との間接キスを喜びつつ、恭子の顔を叩き起こす。
目が覚め、外に居る事に驚く恭子。
そんな恭子を無視して、達子と何処に行くか相談する。
「ちょっと、メイド姿なんだけど。」
二人は恭子を無視しつつ、お化け屋敷に行く事を決めて、恭子の腕をとる。
騒ぐ恭子を無視して二人はお化け屋敷へとやって来た。
「メイド姿でお化け屋敷何て、きっとお化けもびっくりね。」
クスクスと笑う蛇乃を睨みながら、恭子は腹をくくる。
ここに来るまで、大勢の人にこの姿を見られてきた。
こうなればヤケだ。
恭子を中心に三人はお化け屋敷へと入っていった。




