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デタラメ学園  作者: 鴉α
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第10話[ドキドキ文化祭]

夏が終わり、紅葉が美しいこの季節。

達子たちは焼き芋を頬張りながら文化祭の話しで盛り上がっていた。

達子のクラスでは焼そばをつくり、恭子のクラスではメイド喫茶をやるとの事。

「恭子ちゃんのメイド姿、可愛いんだろうなぁ。」

絶対に行くと息巻く達子に軽くチョップをして、蛇乃は二日目の部活動全員での出し物について議題を戻した。

バンドや演劇を提案する達子だが、二人は楽器が全く弾けないし、演劇は演劇部がやるだろう。

蛇乃はそれらを全て却下し再び考え始めた。

「野球やバレーなんかどう?部活物のアニメとか燃えるじゃん。」

恭子のアホな提案を無視して再び考え始める蛇乃。

「魚の掴み取りはどう?」

達子提案に蛇乃の心が揺れる。

なるほど、魚の掴み取りか。

姫を頼れば魚は無料で調達できる。

問題は海水とエアーポンプ、何人も入れるデカい水槽が必要となる。

それに管理が難しい。

時間制限を設けても誰がどの時間に入ったか覚えなきゃいけないし、一人一人タイマーを持たせるにしてもタイマーの費用がかかる。

結構盛り上がりそうなんだけど現実的に無理か。

蛇乃はその事を達子に話し、掴み取りを却下した。

そんな中、血子と麗が現れる。

出し物について麗に相談していると血子がとんでもない提案をしてきた。

「吸血屋何てどう?」

血子に血を吸って貰える。

男子や一部の女子には、きっと流行るだろう。

そして費用もかからない。

だが却下だ。

「そんな如何わしいお店する訳無いでしょ。」

蛇乃の言葉にキョトンとする血子。

純粋過ぎて何が如何わしいのか理解できていなかった。

蛇乃は血子を無視して、麗に占い師を頼んでみるが拒否される。

みんなで楽しみたいらしい。

「だったらもう一つしかないじゃ無い。」

達子がそう言ってベンチから立ち上がる。

「アイス屋をやろう。」

流石アイスソムリエ達子。

アイスを事前につくり、専用の冷凍機に保存。

仕入れはコーンだけか。

うーん、専用の冷凍機って学校にあるのだろうか。

まあ、それで話しを進めてみよう。

駄目だったら次を考えればいいだけだしね。

それにドヤ顔の達子も可愛いし。

その日、話しが纏まりそれぞれ帰宅する事にした。

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