第9話[目指せ優勝、体育祭]
各部トーナメント式に綱引きが始まり、格闘技部は準決勝まで進み、帰宅部と当たる。
帰宅部のメンツは直江、守、ジョン、黒龍、真面目田。
余裕だと思っていた蛇乃だったが、あっさりと帰宅部に負けてしまう。
結果、一位が教員チーム、二位が帰宅部、三位が格闘技部となり、それぞれにポイントが入る。
帰宅部の生徒達がロボットを使った教員チームにブーイングしている中、蛇乃は膝をつき落ち込んでいた。
おかしい。
私達が帰宅部に負けるなんて…。
「蛇乃、元気出して。まだ始まったばかり何だから。」
達子の声援に元気が出る。
そうだ。
達子の言う通り。
まだ始まったばかり何だから落ち込んでいても仕方がない。
再び燃え上がる蛇乃。
次のリレーに闘志を燃やす。
姫とドンを残し、格闘技部の代表として達子たちがリレーに参加する。
最初から恭子が飛ばす、二番手の麗から三番手の血子にバトンが渡り、四番手の達子へとバトンが渡った。
この時、帰宅部はまだ三番手で教員チームもまだ二番手で、格闘技部とかなりの差がひらいていた。
そんな中、帰宅部の暗森暗子が転んでしまう。
バトンを落とし、それをおどおどとした態度で拾う。
転んでから暗子の走るスピードは落ち、遂には最下位に転落してしまう。
それを見かねてか、帰宅部から野次が飛ぶ。
心無い野次に泣き出す暗子。
それに対して達子が怒りを露わにする。
「みんなやめなよ。可哀想じゃない。」
暗子を庇って帰宅部に文句を言う達子。
そんな達子に文句を言い返す帰宅部達。
場が荒れる中、暗子は戸惑いながら達子に謝り、その場から泣いて逃げていった。
暗子の涙に達子の心が痛む。
彼女だって一生懸命頑張っていた。
なのに何で傷つかないといけないんだ。
「みんな酷いよ。どうして責めるの。同じチームメイトでしょ。」
そんな達子の叫びも虚しく帰宅部の人達は次々と暗子の悪口を口にしていった。
誰があいつをリレーに参加させたんだ。
途中から逃げ出すとか最低。
せめて最後まで走るくらいしろよ。
など、暗子に対する文句を聞いて達子は泣き出してしまう。
「コォルァー。何好き勝手言ってんのよ。文句があるなら私が相手になるわよ。」
恭子の叫び声で帰宅部の人達が驚き体をビクッとさせた。
指を鳴らし戦闘態勢に入る恭子。
そんな恭子に蛇乃がチョップした。
そして帰宅部の人達の前に来て蛇乃が言う。
「私、性格の悪い人、嫌いだなぁ。」
可愛らしく言う蛇乃にメロメロになる帰宅部。
周りからごめんと言う声が相次ぎあがり、蛇乃は帰宅部に向けてコラーと可愛らしく言う。
「謝る相手、違うぞ。」
蛇乃がそう言うと帰宅部の人達は暗子を捜しに向かい謝りに行った。




