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ロスト学園  作者: 神木界人
6章 魔法石
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55 最後の砦

 甲冑が前方に4領。後方に2領迫っている。


 葵に対して「走れ」と言ったのにはもう一つ意味があった。基本的にこれだけ狭い部屋で数が圧倒的に勝っている甲冑軍団に勝つのは至難の業である。いわゆる数の暴力ってやつだ。一領一領は大して強くなかったとしてもすべてを倒した時にどれだけ体力が残っているかも分からない。下手したら死んでいるかもしれない。


 だったら何も律義に全員を倒すことは無いだろ。


 もちろんドアを超えることで甲冑軍団が追ってこなくなるというのは希望的観測かもしれない。ただ、狭いあのドアから出てくることのできる甲冑の数はせいぜい一領だろう。ならば外で葵と構えて、出てくる甲冑をもぐらたたきの要領で嬲り殺していけばいい。


 ただ一つ疑問があるとすれば……。




 なぜこの甲冑のほとんどが俺によってたかるのか。




 この部屋に甲冑は12領いた。その内さっき俺が壊滅させた甲冑が4領。目の前に迫っているのと後方にいるのを合わせて6領。ということは葵の方に向かっていたのはたったの2領ということになる。


 おい、ふざけんな。


 それでも走り抜けることが出来れば少なくとも後ろにいる2領とは戦わずに済む。



 俺は全力で前に走り出し、相対する4領のうち2領を首元ざっくり斜め切りで兜部分と鎧部分を分断。

 さらに、その後ろに控える1領は中段切りのごとく腹部をえぐる。

 もうちょっと丁寧に倒してあげたいところでもあるが、さっきも言った通り後ろの2領に追いつかれないことが最優先だ。


 葵のことさえ気にすることなく、俺はさらに突き進んだ。


 最後の1領。さすがに流し切りを試みたときに剣で止められたのはビビった。


「同じ技は食らわねってか」


 その後も、足、胸、頭とあらゆるところに剣を伸ばし、攻撃を試みるもすべて防がれる。まるで俺の攻撃を見切っているかのように。


 いつからか後ろにいた2領は葵の方にでも行ったのか、いなくなっていた。

 つまり扉の前で仁王立ちするこの甲冑さえ沈めれば少なくとも俺はこの部屋から出れる。


「こうなるとフレイムソードが恋しくなるんだよな」


 そう言いながらも俺は向かっていった。剣の強さは今までのやつと変わらないはず。


 ……なのにやっぱり攻撃が入らなかった。


 それに加え防御だけでなく、攻撃においても他の甲冑とはパターンが違う。なんていうか今までのやつが短絡的な攻撃ばっかりだったのに対し、こいつだけは水平切りのように剣を回したり、剣道の突きのように剣を突き刺してきたりと多彩な攻撃を見せてきた。



なんか終わり方が分からず中途半端になってしまいました。

すげー違和感のある終わり方だと自負しております。すいません。


次回は続きからです

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