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ロスト学園  作者: 神木界人
2章 当たらない剣
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14 ゲーム内で名前は……

完全続きなので13話を覚えていない方はそちらからどうぞ

「だからさ~騎士ちゃん。ふつう助けてもらった相手に剣向けるか? まぁいいわどうせ初心者なんだろうし」



 「私の名前はリバーブルよ。あなた達は?」


「私は由美です」

 彼女は何のためらいもなく名乗った。

「お、おま、リアル名は……」

 そう、VR、いやゲーム世界の御法度などつゆ知らず。

「へ~それがリアル名なんだ」

 だが、むしろ俺の方が禁忌を犯してしまったようだった。確かに「由美」だけなら、ゲーム名としても通用したはず。 つまり、これは俺の失言なるのか?


「で、君は?」

 今度は俺の方に質問を向ける。もちろん同じミスをするわけにはいかない。

「お、俺か。俺は……し、師匠だ」

 でまかせというものに頼った結果がコレだ。

 それに対して、リバーブルさんは素で驚いた表情を見せる。

「え⁉ 師匠ってまさかのネームだったのか?」

「師匠、何言ってるんですか。師匠の名前は」

「言うな~‼ 由美ちゃん、ゲーム内でリアル名を言うのはマナー違反なんだ」

「な! そうなんですか‼ え? じゃあ私はどうなるんですか」

「まぁもう手遅れだな」

「そ、そんなー」

 由美ちゃんは頭を抱えながら崩れ落ちた。まぁマナー違反といってもそこまで落ち込むことでもない気はするが。

 そんな俺たちを見て、リバーブルさんは分かりやすくジト目で「あなた達本当に初心者なのね」と漏らした。




でも、初めてやるときってそういうゲーム界の常識って分からないですよね。


今日はまるで四コマ漫画を見ているかのような感じで読めるように地の文を減らしてみました。

(どんな表情やしぐさで話をしていたのかはご想像にお任せします)



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