それでいいのか王様!
なんか雑に描いたのが目に見えますねこれ!でもしょうがない!これまでぐだりすぎていたんだもの!
◇
「小便のちょろちょろを聞かれるのが恥ずかしいもんで完全防音結界を張ったは良いものの、まさかこんな形で仇になろうとはの!ぬはは!失態失態!」
場所は変わらず謁見の間。まさかの本命登場によりいとも容易く終わった戦いにこれでいいのかとツッコミを入れたい気持ちを何とか抑えて俺は玉座に座る王様と対面していた。王様の隣で何とか腕をくっつけて何事もなかった様に佇むアスラもいるが、此方も今の流れには納得がいかないみたいで、しっくりといかない様子だ。
「で、何用かね?」
「えっと…ギルドが作りたくて来たんですけどぅ…」
「あれ?それだけ?てっきり国を乗っ取りに来たのかと思っていたぞよ!」
「全部門番が悪いんです!あの門番が俺を城内に蹴っ飛ばしたからこんな騒ぎになったんですよ!」
「じゃあ解雇しておこう!それで、ギルドが作りたいのじゃったな?」
「はい!」
「うむ。では城下町の空いてる場所に好きな様に作るとよい!許可する!」
「そんな軽くていいんですか王様!?」
あまりの軽さに驚いて声を上げる俺。そしてその声で目を覚ます星実。グッドモーニング。
「別に悪い事じゃないしの?ついでだしここの騎士団も連れて行くといい!こやつら最近反抗的でのぉ…手を焼いておったんじゃ!此方としては都合もいい、と言う訳で許可する事にしたのじゃよ!」
「そうっすか……」
簡単に話が進んでくれるのはいいんだけどそれでは城内の守りが薄手になるのでは、と言う疑問をまるで見透かした様に王様は告げる。
「じゃがまあ、1つ条件を付けようではないか!それはの、騎士団の無くなったこの国の民を守る盾として貢献する事じゃ」
「民を守る盾として…」
「うむ。頼まれてくれるな?」
「……はい、分かりました。国を、民を守ってみせましょうぞ!」
「何の話よ」
「後で話す」
「はいはい、じゃあ先に外行ってるわよ」
星実が話に入ってくるとややこしくなりかねないので取り敢えず追い払っておく。それにしても国の民を守る盾とは随分大層な役目を与えられたもんだ。こんなひょっと出の信用の出来ない男に民を任せるとは。
「騎士団の面々には此方から説明しておくのでな!ギルドが完成次第、教えたまえ!」
「はい!では、これにて失礼します!」
敬礼をして退出。一応相手は王様だから敬語とか使っておかないとこれからの信頼関係に影響してくるかもしれないしね。
こうしてあっさりとギルドを作れた俺はこれから何しようと頭を悩ませながら、外で待っている星実の下へと向かった。途中、悲惨な光景が色々広がってたけどこれ後で請求とか来ないよな?
この先本当にこんなのでやっていけるんだろうか。俺の中の不安が一層深まった瞬間だった。
次回、ギルド建設!お楽しみに!!




