3月25日
大学には学部学科というものがある。
高校生は大学生になって何を勉強したいかを考えて学部を選んでいくわけだ。
例えば英語が好きで英文学を勉強したいって奴は文学部の英文学科に挑戦するだろう。 将来エンジニアになりたい奴は工学部に行くだろう。その中でもロボットを作りたかったら機械工学科とかを目指すだろうし、建物の設計をしたかったら建築学科を選ぶだろう。
就職のことを考えて選ぶこともある。別に経営学を学びたいわけではないが、就活に便利そうな経営学部に行ったりすることもある。
まあ、色々あるがだいたいの高校生は将来どういう自分になりたいかを考えて学部を選ぶもんだ。
ただ、そういうことを考えずに学部を選んでしまうことだってある。法学部に行きたいけど成績が良くないから文学部に変更することだってある。まあそれもひとつの選択だがあまり嬉しくはない結果だろう。
俺はもともと工学部物理工学科を目指していた。勉強はしてきたつもりだったが、前期試験はあえなく不合格になってしまった。
だけど、後期試験では合格した。俺は浪人はしたくなかったし、できなかったから自分の成績で絶対に合格するところを後期試験では選んでいた。
その学部ってのは…