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薔薇の騎士団  作者: 桃 春花
第一話 亡き王女のための舞曲
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 シャノン公爵邸の裏手には、見事な薔薇庭園が広がっている。

 ただ花壇を作るのではなく、園内をぐるりと散策して楽しめるよう小径や階段が作られ、場所によっては丘のように小高くなっていたりもする。歩いていくと所々に小さな池や噴水、アーチ、四阿などが現れ、退屈させることのない風景を薔薇が彩っていた。

 この薔薇庭園は、セシルが住む以前からここにあったものだ。

 今はまさに薔薇の季節。甘い香りが庭だけでなく、外の通りにまでただよっている。くすんだ茶色の煉瓦塀にもつる薔薇が這い、道行く人々の目を楽しませている。この見事さと、かつての持ち主に由来して、公爵邸は「薔薇屋敷」と呼ばれているとのことだった。

 薔薇屋敷は昔、セシルの母が所有していた。

 イーズデイルの王族はそれぞれ、自身の象徴となる印を持つ。現在のテリーサ女王は百合、大公は木蓮、王太子は水仙だ。セシルの母であるエルシー姫は薔薇を象徴とし、本人の美しさもあって、薔薇の姫と讃えられていたのだと聞いた。

 セシルは貴族として国籍を取得したので、象徴までは受け継げない。だが母が愛した屋敷は、そのまま彼に譲り渡された。妹を可愛がっていた女王の、心尽くしだろう。

 セシルの承諾を得て薔薇屋敷に逗留することになったメロディは、さしあたってすることもないので、手の空いている者を見つけては訓練に付き合ってもらうという日々を過ごしていた。

 今日の相手はナサニエルだ。

 芳香ただよう庭園を前に、練習用の剣で、メロディはかなり長い時間指導を受けていた。

 ナサニエルの剣は徹底的に基礎を叩き込まれた、正当派の剣筋だ。以前王都騎士団に所属していたという彼は、じっさいに戦った経験もあるのだろう。安定した隙のない動きでたくみにメロディの攻撃をさばき、打ち返す。彼と剣を交えながら、メロディは、父には及ばず、しかし長兄ライナスとは同等くらいだろうと、その力量を推測していた。

 それはつまり、相当な使い手ということだ。

 当然メロディではまったく相手にならない。加減をして合わせてもらっているという状態だ。

 おかげでいい訓練になった。

「このくらいにしませんか」

 メロディの息がかなり上がったのを見て、ナサニエルが言った。汗だくの顔で、メロディは頷いた。

「ありがとうございました」

 剣を下ろして彼に頭を下げる。

「いえ。よく鍛えていらっしゃいますな。その歳で、しかも女性の身で、そこまで使えれば大したものです」

 稽古をせがむメロディに、はじめは困惑するようすだったナサニエルも、そこは武人の性か、じっさいに動き出せば遠慮はしなかった。メロディに対する評価にもお世辞という雰囲気はない。生真面目に誉めてもらえてもちろんうれしくはあったが、だからといって舞い上がるわけにはいかなかった。なにせ、そう言う彼はほとんど汗もかいていないのだから。

「どうすれば、もっと強くなれるでしょうか」

 メロディに必要なのは、誉め言葉よりも、的確な指導だ。

 聞かれたナサニエルは、少し表情を緩めた。

「あなたの場合、体格や腕力面では不利ですから、力ではなく技で戦うしかありません。あらゆる状況を体験し、それにどう対処するかを身体で覚えていく。訓練と経験を重ねるよりありませんな。これ、と明確に言える有効な手段などありません。地道な努力あるのみです」

「はい」

「私があなたくらいの歳の時には、やはり己の力不足を歯がゆく思ったものです。誰もがそうやって成長していく。近道はありません。焦らず、励みなさい」

「はい。ありがとうございました!」

 もう一度、メロディは頭を下げた。

 結局、ただひたすら努力するしかないということだが、気分は爽快だった。

 真面目な武人であるナサニエルは、メロディには理解しやすく好もしい人種だ。女だからと馬鹿にすることもなく、きちんと訓練に付き合ってくれる。それがうれしい。

 その時、

「なんだよ、二人して暑っ苦しいなあ。フクチョー、オレの相手もしてよ」

 どこから現れたのか、いきなりエチエンヌがナサニエルの背後を取った。

 メロディは目を丸くして、赤毛の少年を見やった。今、どうやって近づいてきたのだろう。気配をまったく感じなかった。メロディだけでなく、ナサニエルまでが気づいていなかった。

「こっ、こらっ! 馬鹿者、離れんか!」

 後ろから抱きつかれたナサニエルがあわてる。

「誰かさんじゃねえけど、本当いい身体。惚れ惚れするねえ。なあ副長、オレともっと気持ちいいことしねえ?」

 白い手がナサニエルの身体を撫でまわしている。ここ数日見ていて思ったことだが、彼はずいぶんとナサニエルになついているようだ。本人いわく、「好み」なのだとか。

「ややややめろ、冗談はよせ!」

「冗談じゃねえよ。副長になら、オレ商売抜きで抱かれたい」

 仲良しなんだなあと、メロディはもつれ合う二人を眺める。

「わっ、私には許嫁がいるのだっ! すまんがお前の気持ちには応えられんっ」

「オレはそんなの気にしねえよ。ただの遊びでいいからさ」

「いかん! もっと自分を大切にしろ!」

「真面目なんだから。そういうとこも、好きだよ」

「――――っ」

 力ずくで無理やりエチエンヌの手を引き剥がすと、ナサニエルは物も言わずに走り去った。うなじから耳までが真っ赤になっていた。どうも、彼は照れ屋らしい。

「ちぇ、また逃げられた」

 特に残念でもなさそうに、エチエンヌは軽く言った。

 次いでメロディに目を移す。ナサニエルに向けていた時とは違って、咎める視線だった。

「あんたさあ、オレがせっかく整えてやったのに、また髪ぼさぼさにしてんのかよ。ちったぁ洒落っ気ってものを持てよ」

「これは、さっきまで訓練してたから……」

 メロディはあわてて手櫛で髪を撫でつけた。まっすぐなエチエンヌの髪と違って、癖の強いメロディの髪は、少し運動するとすぐくしゃくしゃになってしまう。短くなった分以前よりはましだが、手入れが面倒なことには変わりない。

「ちっ、そんな乱暴に引っ張んなって言ってんだろ。また切れ毛だらけになるぞ」

 メロディの手を払いのけて、エチエンヌは乱れた髪を整えてくれた。口は悪いが面倒見のよい少年である。

「きれいにしてりゃ、(こて)もいらねえ便利な髪だってのによ。すぐ鳥の巣みてえにすんだからよ」

「……ありがとう」

 くるくると指に巻き付けて、巻き毛の房が作られていく。メロディには魔法のような手際のよさだ。

 髪を落ち着かせてようやく満足げにエチエンヌは離れたが、それでも顔には呆れた表情が浮かんでいた。

「あんた、毎日汗くさいことばっかやってっけど、他にもっとすることがあるんじゃねえの?」

「えと……勉強? 書斎の本を借りて読んだりはしてるけど」

「阿呆! あんた何しにここへ来たんだよ。セシルを落とすためじゃねえのかよ」

「落とすって――そんな、どこへ?」

 驚いて声を高めると、エチエンヌはかくん、と顎を落とした。

「エチ、そんな危ないこといつもしてるの? 悪ふざけは駄目だよ」

「あ、阿呆……そういう意味じゃねえよ……だから、なんだ、あいつをモノにしてえんだろうが」

「物……? 者? なに、それ、どういう意味?」

「だああああっ」

 エチエンヌは頭をかきむしった。人にあんなことを言っておきながら、自分の髪を乱している。もっともうらやましいことに、放っておいてもすぐきれいになる髪だが。

「ちくしょう……筋肉質なくせに、こういうとこはしっかりお嬢様かよ」

 よくわからないことを、低い声でうなる。

 エチエンヌに誘われて、メロディはテラスの椅子に腰かけた。

 運動で火照った身体に春風が心地よい。

 通りがかった女中に飲み物を頼んで、エチエンヌはメロディをじっとりと睨めつけた。

「あんた、セシルと結婚するつもりなんだろ?」

「まだそうと決めてはいないよ」

 メロディは首を振った。

「父様はそれを望んでいるみたいだけど……わたしに、自分で決めていいって言ったもの。急な話でわたしもすぐには決められないし、もうしばらく考える時間がほしい」

「にしてもだ。ならもっとセシルに張り付いて、しっかりたっぷり考えるべきだろ。副長やフェンにまとわりついて、筋肉こさえてる場合かよ」

「そういえば、まだエチとはやったことないよね。手合わせしてもらえる?」

「人の話を聞け。そしてオレはやらねえ」

「本当言うと、セシル様といちばん手合わせしたいんだけどね。何度お願いしてもはぐらかされちゃうんだよねえ」

「だから話を聞けよ」

 メロディは背伸びをして椅子の背にもたれかかった。そのまま空を仰ぎ見る。いい天気だった。

「だって、剣を合わせればその人のことがいろいろわかるもの。たとえばフェビアンは、優しそうに見えるけど、実は結構くせ者だよね。正攻法も変則的な戦い方も心得ていて、ものすごく巧妙に揺さぶりかけてくるの。それも楽しそうに。ちょっと意地が悪い」

「おー、よく見てんな……」

「セシル様はどんなふうに戦うんだろう……」

「あんた、結婚相手をそういう方法で決めるのかよ」

 エチエンヌは頬杖をついて息を吐いた。メロディは姿勢を直し、彼に目を戻す。

「だってこんなの、初めてだし。他にどうしたらいいのか、わからないよ」

「にしたってなあ……自分をどう思うかと聞かれて、いい筋肉って返すか。お嬢様がよ」

 メロディは眉を下げた。

 どうも、その答えはセシルのみならず、彼の部下たちにも不評なようだ。何がいけなかったのだろうと悩む。

 あの時点で知る限り、セシルのもっともよいと思われる点を挙げてみせたのに。

「誉めたつもりなんだけどな……男の人って、筋肉誉められるのうれしくないの?」

「いやまあなんだ、男の心理はさておいて。女なら普通、顔とか見るだろ? オレが今まで見てきた女は、大抵あいつの顔につられてたぜ」

「ああ、お綺麗だよね」

「うわどーでもよさげ! 筋肉の半分も興味ねえのか」

 メロディはちょっと肩をすくめた。

「だって、そんな、顔なんて、うちの父様がいちばんに決まってるし」

「……あ、そ」

 エチンエヌはテーブルに突っ伏した。

「顔なんて人間の価値とは関係ない、とか言うのかと思ったら、そう続けるかよ……」

 言われても困る。掛け値なしの本音だし、じっさい顔で結婚相手は選べない。

 顔なんて生まれつきのものだ。メロディが金髪に、セシルが黒髪に、エチエンヌが赤毛に生まれたように、本人にはどうしようもない部分だ。それを基準にしてもしかたがない。

 そんなことよりも、本人が自ら身につけた資質の方が重要だった。

 生涯を共にする相手なのだから、いい加減に決めたくはない。

 その相手はというと、どこぞの貴族の茶会に招かれているとかで外出中だった。

 今は社交の季節だから、毎日山のように招待状が届いている。イーズデイルの貴族たちは、いわくつきの公爵に興味津々で、こぞって交流を持ちたがっていた。目下、セシルの主な仕事は、どの招待に応じるかを選ぶことである。

 そのうち両親も都へ出てくるだろう。あまり社交に興味がないとはいえ、まるきり無視していたのでは貴族社会でつまはじきになってしまうから、最低限の付き合いはしている。それまでにはメロディも結論を出しておきたいものだが。

「まあ、あんたとセシルが結婚しようがすまいが、オレにゃどうでもいいことなんだけどな……でも見てて、すんげー苛つく!」

 いきなりエチエンヌが身体を起こし、テーブルを叩いた。自分の考えに入りこんでいたメロディは、びくりと肩を揺らした。

「なっ、何?」

「ようするにあんた、本気で結婚したいと思ってねえだろ。だから色気がねえんだ。セシルの護衛士になるんだって息巻いてやって来ときながら、実は違いましたって言われて、本当は納得できてないんだろ? 違うかよ」

「…………」

 図星を刺されて、メロディは絶句してしまった。

 まさかそこを指摘されるとは思わなかった。

 メロディはうつむく。

「……だって、父様の決めたことだもの。仕方ないじゃない」

「親父に言われりゃ、納得できなくても従うのかよ」

「父様は無理強いしないって言った。わたしが納得できなければ、断ってもいいんだと思う。でも……どうせ、いつかは結婚しなきゃいけないんだよ」

 メロディはため息をついた。

「本当言うと、父様や兄様たちみたいな、騎士になりたかった。でも女だから無理だっていうのは、わかってる。わたしは、お嫁に行かなきゃいけないの。それが今でなくても、いつかはね」

「…………」

「嫌だって言って逆らっても、じゃあどうするのっていう話になる。騎士にはなれない。ずっと家で父様や兄様の世話になってるしかない。それじゃあ、ただ甘えてるだけだよ」

「……まあ、そうだな」

「だから今回の話も、頭から拒否するんじゃなくて、ちゃんと考えようと思ってる。あとね、なぜセシル様だったのか、なぜあんな形で引き合わされたのか、それも知りたい。父様にはきっと何か考えがあるはずなの」

「ふん……一応、物は考えてるんだな。ただの筋肉脳かと思ったら」

 失礼な言われように、メロディは少し笑ってしまった。本当に口に遠慮のない少年だ。今までこんなにずけずけ言われたことなどなかったから、驚きを通り越して新鮮な感動を覚えてしまう。

「エチって、なんだかんだ言って親切だよね」

「あ?」

「だって、どうでもいいとか言いながら、相談に乗ってくれてるじゃない」

 笑いかけると、エチエンヌは居心地悪そうにそっぽを向いた。

「相談なんか聞いてねえよ。そもそもあんたがセシルの嫁なんて、想像もつかねえし」

「そうだね」

「認めるなよ」

「だって、お嫁に行くのはもっとずっと先だと思ってたもん。ドレスも数えるほどしか着たことないし――あの、ところでエチ?」

「知ってる。つまんねーことしてんじゃねえ、フェン」

 そろそろと背後に忍び寄っていたフェビアンに、エチエンヌは振り返りもしないで声をかけた。向かいに座っていたメロディはいつ指摘しようかと思っていたのだが、必要なかったようだ。

「なーんだ、驚かそうと思ったのに」

 フェビアンは悪びれずに笑いながら二人の間に出てきた。

「オレの後ろを取れると思うんじゃねえよ」

「人の婚約者(予定)とお茶なんかして、君も隅に置けないねえ」

「くだんねーこと言ってんじゃねえよ。そもそも女にゃ興味ねえ」

「まーたまたぁ。そんなこと言って、僕知ってるよ。実は君、両刀でしょ。男しか駄目って口じゃないよねー」

「――?」

 会話の意味が、メロディにはいまいちわからない。

「ところでハニー、話は聞かせてもらったよ!」

 フェビアンはくるりとメロディに向き直った。

「その呼び方やめてって言ったじゃない。わたしはメロディだよ」

「だってその髪に瞳、ほかにどう呼べと?」

「普通に名前で呼んでよ」

「僕のことは親しみを込めてダーリンと呼んでくれていいよ」

「じゃあフェンで。何か用?」

「あ、冷たくて素敵。ねえ、団長が今夜、舞踏会に行くことは知ってる?」

 どんなにそっけなくあしらわれても、フェビアンはまるでこたえない。けろりと話を続けてくる。

「忙しいね。まだ帰ってきてもいないのに。ほとんど休む暇ないんじゃない?」

「まあ社交の季節だからね、貴族はみんなこんなもんさ。といっても、団長はそこまで熱心じゃないんだけど、今夜の招待主は王弟殿下だからね、断るわけにはいかないんだ」

「……そうなの」

 田舎育ちで社交に疎いメロディでも、女王の歳の離れた異母弟のことくらいは知っていた。

 チェスター殿下。たしか、三十をいくつか過ぎているはず。セシルとは十歳も違わない叔父と甥である。

 テリーサ女王は結婚するのが遅く、またすぐには子供ができなかったから、しばらく継承権第一位の人だった。王子王女が生まれた今でも、彼らに次いで四番目の継承権を有している。れっきとした王族だ。

 それは、どんなに忙しくても断れないだろう。

 むしろ今日の茶会の方によく出たものだと思ったら、そちらの招待主は女王の叔母君なのだそうで、彼もいろいろ付き合いが大変である。もっとも好みの熟女に囲まれて、今頃楽しんでいるかもしれない。

「それが、どうかした?」

 何を言いにきたのかわからず首をかしげるメロディに、フェビアンは楽しそうに言った。

「舞踏会だよ! 女の子の夢と憧れの舞踏会! 行きたいと思わない?」

「いや、別に」

「即答しないで! そこは目を輝かせて頷こう!」

「と、言われても……」

 まったく興味がないとは言わないが、積極的に行きたいというほどでもない。そういう場での作法も知らないし、そもそもメロディは招待されていない。

 そう言うと、フェビアンは心得顔で頷いた。

「大丈夫、団長の連れとしてなら問題なく行けるよ。作法も彼を見習っとけばいい」

「だから、行きたいとは言ってないよ」

「女の子は支度に時間がかかるからね。ぐずぐずしてる暇はないよ、今すぐ取りかからないと! ドナたちが用意して待ってくれてるから、さあ行こう!」

「ちょっとフェビアン!」

 メロディの言葉を無視して、フェビアンは腕を引っ張った。無理やり立たされたメロディの足元に椅子が倒れる。呆れ顔のエチンエンヌに見送られ、メロディは屋敷の中へ連れ込まれた。

「まずは風呂でしっかり磨いてからだ。よろしく頼むよ、ドナ」

「はい、おまかせください」

待ち構えていた女中たちがフェビアンからメロディを受け取り、浴室へ連行する。

「フェビアン!」

「団長を知るためには、ああいう場所に同行することも必要だと思うよ。留守番ばかりしてちゃ駄目でしょ」

「…………」

 一理あるかも、と納得してしまったのがまずかった。

 そのままメロディは、身支度という名の戦場に放り込まれてしまった。


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