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 流れてきたのか。流されてきたのか。









 それを知る者はその村に誰一人としていなかった。

しかし我々はそれを知っている。





 それがどう産まれ、どう成長し、何処へ行き、何を為すのか。

誰にも分かりえぬことであるにも関わらず、我々は口を揃えてそれの今後を暗唱出来るだろう。









 それの運命は、はるか昔より、はるか未来より決まっていた。


 既に決まっていた運命に逆らえず、ただただ流れに身を任せるのみのそれは、












とてもとても大きな桃であった。

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