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自己完結した思考

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

この世界に自分を容れない。

因果は常に自分にある。


そうやって生きていきたいと思います。

この世界には数多の人間が多くいる。その大多数が自分以外の者と関わり、信用し、共感する事によって、この世界は成り立っている。故、その誰とも交わらない自己完結した思考の持ち主はそうそう居ないのでは無いかと思う。

例えば誰かに何か頼み事をするのは、頼んだ者が成果を上げると信用しているから頼むのである。信用無くして人は頼み事を出来ない。

だから彼女は常に最悪な事態、つまり相手が成果を上げなかった事を想定した上で行動に移る。誰に対しても懐疑的で、期待しない分、失望もしない。

そんな彼女は今日も穏やかに、理性的に、人を疑う。


「最近の人はね、皆が皆、人を信用し過ぎると思うんだ。だから衝動的に怒りが湧いてくる」

彼女は困った様に笑いながらそう言った。誰の事も信用しない。他人だけでなく、自分の事も懐疑的な彼女らしい発言だった。

「……ないとは思うが、お前が誰かに頼み事をして、最悪な事態を招いたら、どう思う?」

「貴方は悪くない。貴方の能力を見誤った私が悪い」

その目の覚悟の決まり方は、やはり彼女らしい思考回路だった。

彼女のこの世界の味方は極めて分断されている。自分かそれ以外。全ての因果は自分に跳ね返り、他者に影響を及ぼさない。自己完結している。

「冷たいって、思う? でもね、こう考えておくと誰のせいにもしなくなるよ。私、人のせいにするのが嫌いなの」

そう言って、ただ穏やかに笑った。


人のせいにするのが嫌いだった。責任転換するのが嫌いだった。人と人の繋がりが容易くなった今、多くの人間が容易く人のせいに出来る時代になった。だからこそ、この軸だけは絶対にあやふやにしてはいけないんだと思う。

以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。


例えば誰かから助言を受けて、その通りに実行したとして、それで失敗しても助言をした人のせいではありません。それを受け入れた自分が悪いと思ってますよ。


だって最終的に決めるのは自分ではないですか。

受け入れない未来だって、自分で決定出来たでは無いですか。

その時点で、誰のせいでもありません。自分のせいです。


私は基本的に人を信用しませんが、その理由の二つ目がこれです。

一つ目は昨日お話した通り、人を許す為です。

完全じゃないです。優れた生き物じゃないんです。

より優れたもの、楽なものに靡くのは当たり前です。

だから仕方がないんです。


二つ目は今日のお話。

誰のせいにもしたくないから。

責任転換をしたくないから。


誰かが失敗しても、頼んだ私が悪いんだから、挽回は私がしなくてはと思ってますよ。

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