③ KB-9965(PS/2接続)
僕は机の上で、複数の作業をする関係上、すぐに動かせる軽いキーボードが大好きだ。
みんなは鉄板入りのキーボードが安定していて良いっていうけれど、僕はそうじゃない。
今回は、こちらのKB-9965を110円で買ってきた。ジャンク品は、汚れがついているケースが多い。気軽にメンテナンスできるので、いつものとおり清掃する。
背中の傷は剣士の恥とばかりに、きれいな背面に対して、キートップ側には、なぞの汚れが多数。袈裟斬りにされたような黒い汚れもある。ロ○ノアなの?
ネットで検索するとバラしてクリーニングしている人もいるけれど、バラして壊れたら怖いので、ウエットティッシュや消しゴムで汚れをおとした。
クリーニング後に、接続してみる。打てぬキーなど、あんまりない!
はい……魂魄だけにね。嘘です。完動品です。かなりワイルドな状態で、ジャンク箱に放置されていましたが、全部のキーが作動します。タフな感じっス。
ムムッ……持ち上げてみると、それなりに重量がある!
さては鉄板入りだな。
軽さを評価している僕は鉄板なしキーボードを愛用している。他の種類のキーボードに心奪われることなどないだろう。誓ってもいい。
まあ、今回は買ってしまったので使ってみよう。
かっ、軽くて!重厚なキータッチ!鉄板の重みから生み出される安定性。まるで今の気分は、長距離フライトの飛行機から降りる時、大地を踏みしめた時の安定感に似ている。打鍵性、スピードともにハイレベル!
さらりと打ってもがっしりと打っても、受け止めてくれる。まるで力士めいた安定感。打つと強くなる横綱キーボードだ。
好き!僕っ、鉄板入りキーボード、大好き!
ストロークはやや浅め。
キートップは、半角~バックスペースのある列がやや地面に対して平行気味の配置になっている。他の列は、やや傾斜して並んでいる。慣れるとこれはこれで使いやすい。半角~バックスペース列がやや平行気味のキー配置については、ACK-230という名作キーボードに似ている。
おそらく20年程度前のキーボードだと思われるが、ラバーシートの劣化も感じず、軽快なキータッチで打てる。低コスト化が進んだ時期のキーボードによく見られるキートップスライダー一体型であるが、特にひっかかりも感じない。
工業製品の良し悪しはよくわからないけれど、素人の僕が受ける印象としては、「丁寧なつくり」のキーボードだなと感じた。
感触_軽い・ややスコスコ系
メモ_僕は、鉄板入りキーボード大好きです!