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序文:お小遣いで買えるキーボードにも大いなる関心を

今、文章を書こうとする君の目の前にいるのは、ジャンボ・デス・キリンだ。

血に飢えたそのキリンのだらしなく開いた口から伸びる紫のナギナタめいた長い舌は、一瞬で首を斬り落とす。2つのツノからは、ビーム光線を出し、5キロ先のシェルターに逃げこんだ君を焼き尽くす。


文章を書くというのは、そういうモンスターを常に相手にしているようなものだ。


君は冒険者で、そんな敵を相手にする。その時、修学旅行で行った観光地の売店の入口に売っている安っぽい木刀で戦うだろうか。

それよりは、科学技術の粋をあつめたアンチ・デス・キリン・メガビームソードに命を預けたいだろう。


文章を書く時の剣っていうのは、キーボードだ。なら、良いキーボードが必要だ。


ただ、最大にして唯一の問題が立ちはだかる。予算だ。安めの高級キーボードを買おうとしても一万円近くかかる。

安めは大事だ。文書を書くというのは、なにかに追われているようなものだ。いわば、麻雀と同じだ。手持ち牌(所持金)が揃っていなくても、あがっていく(文章を完成させる)必要がある。

低価格帯のキーボードは、キーボード界のタンヤオでもあるのだ。書きたいと思ったそのときに、道具を揃えることができる。




キーボードには、絶対的な「良い」「悪い」は存在しない。使用者と合うか合わないかだ。値段はたしかに大きなファクターだが、決定的な要素ではない。


キーボードは相性だ。能力系バトルと同じだ。相性がよければ100円ジャンクキーボードでも、自分に合わない高級キーボードよりも使いやすい。


リサイクルショップのジャンク箱にホコリをかぶって投げ入れられているキーボードにも、名作は大勢ならんでいる。


勢いにまかせて買ったキーボードたちの元をとるために、レビューしていく。


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