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お酒を飲んでいないのに、毎日酔っぱらう俺。 

作者: 七瀬
掲載日:2021/03/07





俺は、酒をやめて20年以上になる!

酒もタバコも同時に20年以上やめた事になるな。

それからというモノ。

俺は、家族との時間を何よりも一番に考えるようにしている。

妻のフェイラと娘のイーラーとの時間をね!

たまには、娘を嫁の実家に預けて俺と嫁だけでふたりでデート。

二人だけの時間を楽しむのも大事な事だ!

育児に疲れている嫁の為に、俺は彼女をエスコートして癒しの

時間をふたりで過ごすんだ。

嫁も、その時ばかりは? 俺と出会ったときのようにキラキラと

輝いて見える! いつまでもキレイなままの彼女でいてほしい。


 


 *



・・・そんなある日。

俺は、仕事で遅くなりトボトボと家に帰っていると、、、?

なんだか? 足取りが重い! フラフラして体も熱くなっている。

それに、気分がいいのか? まるで、酔っぱらった気分なんだ。

俺は20年以上、酒もタバコもやってない。

それなのに、どうして? こんな風になっているのか!?



なんとか?

家に着いた俺は、直ぐにソファに寝てしまった。

嫁からは、こんな風に言われたよ。



『ダン! まさか!? あなたお酒を飲んだの?』

『飲むはずがないじゃないか! 君とも約束しただろう! 

もうお酒は飲まないって!』

『でも、あなたからはアルコールの臭いがするわ!』

『フェイラ! 俺を信じてくれよ! 本当に俺は飲んでないんだ!』

『私に、嘘をつかないでよ、ダン!』

『・・・わ、分かってるよ、』




俺の記憶はそこで途切れた。

もともと、俺は酒やタバコが大好きで! 酒を飲むとよく暴れていた。

その時、付き合っていたのがフェイラで【お酒をやめないとあなたとは

このまま付き合っていけない!】 と言われた俺は酒と一緒にタバコも

やめたんだ! 


それなのに、どうして?




・・・俺にもあの時のがよく分かったよ。

まるで、お酒を飲んで酔ったような気分だった。

あんな感覚は? お酒を飲んでいた時以来だったしな。




でも、どうして?

俺は、一滴もお酒を飲んでないのに、、、。

フェイラは、完全に! 俺を疑ってる。




 *



それからというモノ俺は毎日、酔っぱらったような気分になった。

その度に、妻のフェイラにこう言われる。



『ダン! 何故? 黙ってお酒を飲むのよ! あの時、私と約束

したでしょ? もうお酒は飲まないって!』

『ふぁ、しょう、だけど、ふぉれは、うおんで、にゃいんだよ!』

『私に黙って! お酒を飲むなんて! 何故? 約束を破るの!

私に不満があるなら? 言ってちょうだい!』

『がぁ、にょんで、ないんだっ、っ、て! じんじて、くれ!

フェイラ、』

『もう、あなたの事が信じられないわ! 娘を連れて実家に帰ります!』

『・・・しょ、しょ、ん、な、』




こうして、フェイラは娘を連れて実家に帰ってしまった。

理由は? 俺にも分からない。

だって、俺は一滴もお酒を飲んでないんだよ!

このままだったら? 俺はフェイラに離婚届を突き付けられる!

俺は、今の幸せを手放したくないんだ!

その為に、俺はいろんなモノを捨てんたのに...。

この幸せを手放したくない!

取りあえず、病院で診てもらおう。

そうすれば、必ず分かるはずだ!

俺は、お酒を飲んでない事を証明する!




 *



俺は、時間があればいろんな病院で医者に俺の体を調べてもらったが。

ほとんどの医者は、俺にこう言う!


『どう見たって? あなたがお酒を飲んだだけでしょ?

どうして、こんな事を診てもらう必要があるんですか? アルコール依存症

なら? 別のところで診てもらってください!』

『先生! 俺はお酒を飲んでないんです!』

『でもね? あなたからはお酒の匂いがプンプンしますよ!』

『・・・・・・』



どの医者も、俺が酒を飲んだんだと言うんだ!

俺は、お酒を飲んでない!




 *



そして俺は! この謎の正体を知る事になった。

1年以上! ずっとどうしてこうなるのか? 

いろんな病院で診てもらって、遂に、この正体が分かったんだ。




・・・どうやら? 俺の体の中で、勝手にアルコールの成分ができるらしく

だから? 急に俺がお酒に酔ったような気分になるんだと分かった。

そんな事って? 本当にあるのか?

その事を、妻に話すと、、、?

やっと! 俺の事を理解してくれた。

医者からは、治す薬をもらって、今ではお酒に酔ったような気分にならなく

なったよ!

俺の幸せな時間が、また戻ってきた。

妻のフェイラも、俺に謝ってくれたんだ。

俺は、幸せの為にもお酒やタバコはやらない!

家族の為にもね。





最後までお読みいただきありがとうございます。

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