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測定会 3

服装チェ~ック! これは大事ですぞ。

「ま、フェルに女難の相が出ているおかげか、このクラスの女子は結構、というよりかなり

美人ぞろいだな」

「そう・・そうだね。まあ確かに」


女難の相は置いといて、それは僕も思う。

カルファーナさんは、貴族であろうとする強い意志を感じる美しさ、クルルは、天真爛漫(てんしんらんまん)、とにかく人懐っこい小動物みたいな可愛らしさ、レノアは少し影のある雰囲気が奥深さを感じさせる夜に輝く月の様な美しさだ。


「つまり、ゴルドもカルファーナさんの事、美人だって思っているわけだ」

「! う、うっせー! ふん! あれが美人じゃなかったら、他の女が困るだろ!」

「微妙に素直じゃないね?」

「ふん!」


でも、これだけ可愛い女の子ばかりだと、アルーラが心配になってくる。

それに今日の訓練服。男子のは、まあ問題無いが、女子のは、さすがにどうかと思うのは僕だけだろうか?

上の服装は、アンダーも上着もたぶん同じ作りだろう。ただ、男子と違って、何故か半袖もあれば、手の甲まで隠れる長袖だったり、ノースリーブだったりとバリエーションが豊富だ。しかもオーダーなのか、長さや、カットもまちまちの様だ。

で、上は良い、うん上はいいのだけど、問題は下、短パンの方なんだよな。

なんだあのピッタリくっつくような薄手の短パンは? どう見ても生のシルエットがダダ分かりだよ。しかもローライズ。男子のアンダーパンツに近い物があるような? 学校としては問題ないのか?

ちなみに、カルファーナさんは極ノーマルだな。ただ微妙な上着丈のせいで、パンツが見えたり見えなかったりするが気になる。

クルルは、カルファーナさんの感じに近いコーディネートだが、全体的にダボッとした服装に、長めの長袖をチョイスした感じだ。

問題は、レノアさんだ。この人こんな感じの服装をされるんだ。

さっき話していた時は、大きめの上着を重ね着していたから分からなかったけど、上着を脱いだら、その下は、ノースリーブに丈の短い上着と、極力、布地の部分を少なくした短パン姿だった。

おへそ丸出しの上に、クルルが言っていた通り、主張激しい胸だったので、丈の短い上着は胸の上で揺れていた。


「あれは、まずい・・・」

「お、おう。レノアラーヌさんだな・・確かにあれはまずい。目の保養にはなるけど・・」

「ああ、あれをつい、見てしまったらレノアの鉄槌が情け容赦なく降り注ぎそうだ」

「でも、あれは無意識に見ちまうだろう?!」


ど、どうすればいいんだ! 


僕はゴルドと一緒に今後の対策について悩んでいた。


「なあに? 何の対策かな?」

「ほわっち?!!」


び、びっくりしたぁ~、つい変な声が出てしまった。いきなり僕の耳元で(ささや)くんだもの、心臓に悪いよ。


「アルーラ!」

「えへへ、様子見に来ちゃった。ねぇねぇこの訓練用の服、結構格好いいよね?」


そう言って、僕の目の前でクルリと回ってみせる。

た、確かに恰好良いというより可愛いかった。ほぼレノアと同じコーディネートだが、レノア以上に丈が短かった。


「アルーラ、そのとっても可愛いんだけど、ちょっと色々な物が見えそうで、僕としてはもう少しひかえた方が良いような?」

「そう? あ! もしかしてフェル、自分以外の男子にこんな格好の私を見せたくないとか?」

「う、うん、まあ、そう」


「ううぉ!!」


何故か公衆の面前で抱き着かれてしまった。


「やっぱりフェル、私の事そこまで大事に考えてくれていたんだ! 嬉しい!!」


く、苦しい! 胸の谷間に完璧ホールドされて、ち、窒息する!!


「アルーラ様! フェル様の息が!」

「あ!! ご、ごめん! フェル!! 大丈夫!?」


ナ、ナイスフォロー、 カルファーナさん! もう少しで落ちるところだった。


「ごめんね、フェル。でもこれってやっぱり目の毒かな?」

「ハア、ハア、ゴホン! そ、そうだね、アルーラの可愛らしさにその恰好はちょっと心配になるレベルだよ」

「でもなぁ、あたしらエルフ族はだいたい薄着が良いんだよね。あんまり身に着けると動きにくくて」


いや、そのレベルはとっくに超えているよ。


「もう少しだけどうにかならないかな?」

「ん~、でもあそこの女の子も結構同じだよ? あ、でも(はた)から見ると確かに恥ずかしいかも?」


レノアの事指さして、少し考え込んでいた、アルーラの表情に少し羞恥心が出てきたような? ここはもう一押し。


「そうだよ! ね? だ、だよね、ね。」

「ん~、分かった! じゃあ、ちょっとあの子借りるね。見比べあっこして調整してみる!」

「へい! そこの彼女!」


あ、軽い男が街を歩く女性に声を掛けるみたいな乗りで、いっちゃったよ。

でも・・・あ、釣れたみたい。物凄い勢いで、学舎の方に二人で向かって行ったよ。

読んでいただきありがとうございました。

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