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忙しい①
ああ来た。ついに来た。真魔術師のテストだ。これに受からないと世の中で魔術師として生きれない。だから受ける。ただし、これには名前がないと出られない。これはまずい。かなりまずい。どうしたものか。とりあえず師匠の元を尋ねる。
「師匠。」
………。応答無し。
「師匠。」
………………
「儂の眠りを邪魔するとは何事じゃ。」
「申し訳御座いません。只、今日受ける真魔術師のテストに名前が必要な訳でありまして、その名前をつけてもらおうと。」
「ああ、その事か。名前はもう決めておる。アルメス・パーシバル・オルマティック・ブライダル・マコガナゴルじゃ。」
「長いです。」
「ほほっ。そう言うなジョークじゃジョーク。」
「笑えません。私の名前はなんですか。」
「名前は、、、」
これ、わかる人は分かります?