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暇である。

吾輩は魔法使いである。水魔法を極めてみた。名前はまだ貰っていない。名前は師匠から貰うものだ。



吾輩は暇である。

魔術書は読み終えた。今日の講義は終わった。道具の手入れは終わった。

吾輩は暇である。だから寝ようと思う。自分に寝魔法をかけようと思う。眠くなったから寝る。おやすみ。

起きた。まだ眠い。寝られない。何故だろう。ああ、明日真魔術師のテストがあるからだ。そんなもので自分が緊張するというのは初めて知った。後で記憶の水時計に入れておこう。

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