情報交換するんです。
異世界元勇者の異世界話
昨日からお互いに情報交換をした。異世界での生活と現代社会について
奴の17年前の記憶が薄っすら程度で覚えるのはかなりかかりそうだ…特に驚いたのは通信機器…当時に携帯電話はあったものの厚みがあり電話オンリーな携帯であった。今の携帯電話を見せたら食いつき過ぎて取り上げた。
異世界の話も聞いた、17年前命を落として気が付いたら3才の赤子だった(0〜2.3才は記憶が無いらしい)4人兄弟の3番目で8才ぐらいで旅に出たらしい…家業は長男が継いだからか、すんなりと旅に出させてくれたらしい口減らしとも語ってる。また魔力は10才頃に得たようだ通常よりは早いらしいが
「はぁ…」
「生きるか死ぬかの生活はもうゴリゴリだよ〜復活のアイテムで生き返れても痛いもんは痛いんだよ!熱いのも凍えるのもさ〜刺されるのはもっと激痛だよ!」
「…死んだのか?」
「向こうでは死んで無いよ〜復活も確率が低いからね〜すぐ使わないとさ、でも戦闘だよアイテムなんか使ってたら刺されちゃうよ体が少しでも傷んだら生き返れ無いとか神父さん言ってたし〜」
「へぇ…」
「異世界なんて楽しくなかったよぅ〜ご飯も美味しく無いよ給食が恋しいよ」
「えっと…普通は母親の飯でないのか?」
「コッチの母さんはご飯おいしくなかったからね」
「あ…そう…」
「さて、寝ようよ〜コッチの世界はゆっくり寝れて素晴らしいよ〜♪」
時間を確認すると午前になっている
「そうだな…明日も仕事だ…」
ちゅ〜んどおおぉぉん〜
「「え?」」
聞き間違いでなければ隣の部屋から爆発音だ
「リョウタロー!みにいってみよう!」
「え…明日仕事…」
「危ないかもよ!正体を確認しないと」
「えっ…えーー…」
葵は鎧を急いで装着し始めた、しかしジャージに武装とはこれいかに…
引っ越し以来顔を合わせて無いからうろ覚えだが、隣部屋は若い女の人だったはず。問題を起こしたくは無いが、物騒な世の中だし確認は必要かも知れない。ここはど田舎で事件もない場所だが
無難な程度に声をかけてみよう