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コードネーム 蓮

「バン」発砲音が静かなビルの一角に響く。

それと同時に相手の腹から血が流れだす。


「ミッション完了。」ピストルを鞄にしまいながら呟く。


ここは50年後の日本。治安は悪化し銃は当たり前の国になっていた。

犯罪者グループは警察だけでは対処しきれなくなり、政府公認の極秘組織「菊」ができた。

僕はその「菊」に所属しており、チームリーダになっている。

コードネームは「蓮」



部署に戻るとチームメンバーであるコードネーム「春」が僕に抱き着いてきた。

見た目は小学四年生くらいに見えるが、チームでの中では僕の次に強い。

「連さまぁっ!おかえりなさいっ!」

「あんまり部署ではくっつくなっていっただろ…」

そう言いながら春を離そうとするがやはり離れない。

春は生まれつきバカ力なのだ。

「いいじゃないですかぁっ!」

「ったく…」


その時ガッシャっというドアの開く音が聞こえた。

ドアから入ってきたのはチームメンバーのコードネーム「日向」だった。

「またイチャイチャしてるんですか…、」

愚痴のような言い方で僕たちに言ってきた。

「だからイチャイチャしてないから…!」

僕はとっさに言い返したが彼は聞く耳を持たず、部屋の角にあるソファーに腰かけていた。

「はぁ…、春、お菓子あげるから離れてくれ、」

僕がそう言うと春は目を輝かせながら僕から離れた。

「ほんとっ!私チョコ食べたい!」

「はいはい、待ってろ」

僕は鞄に入れていた板チョコを彼女に渡した。

春はお菓子じゃないとなかなか言う事を聞かないからいくつかは持ち歩くようにしている。

「やったぁっ!ありがとっ!」

彼女は嬉しそうにチョコを受けとった。


そんなことをしていたら日向が口を開いた。

「蓮、長官から次の任務に関しての書類をもらったから後で確認しておけ」

そういいながら大きめの封筒を渡された。

中身を確認するとこのようなことが書かれていた。


渋谷で活動している暴力団「界」の抹殺

日時 翌日23時00分

また、二人以上で任務をする事。


最近暴力団に関しての犯罪が多発している。

特にこの「界」に関しては結構有名な暴力団グループだ。

だから二人以上なんだろう。

「二人以上か…」

僕が呟いていると、春が口を開いた。

「じゃあ私を連れて行って!」

彼女の目はまっすぐ僕のことを見ていた。

確かに春なら今回の任務には適しているだろう。

「春が来たいって言うならいいぞ。」

僕がそう言うと彼女は嬉しそうに僕に抱き着いてきた。

「やったぁ!ありがとっ!蓮さまだいすきっ!」

「抱き着くのは許可してないが…」

僕がそう言っても彼女は聞く耳を持たなかった。

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