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グリモア【黒の転校生】  作者: レジェン
プロローグ【覚醒】
1/5

プロローグ1 覚醒

 ……地べたの上で、うつ伏せになって寝転んでいた。

 別に寝転びたくてやってるわけじゃない。背後から突然、爆風が俺の体を建物ごと吹き飛ばしたのだ。

「…………いっ、た」

 頭が痛くて割れそうだ。おそらく、吹き飛ばされた時に頭を打ったのが原因だろう。

 痛みを誤魔化そうと横に頭を強く振る。少しはマシになるかと思ったが頭痛は治らず、仕方なく激痛を抱えたまま体を起こす。

 起き上がってまず目に入ったのは、真っ黒に染まった空と、真っ赤に染まった世界だった。

 建物だけでなく、街中にある僅かな木々からも、黒煙が立ち上っていた。

 右からも左からも、逃げ惑う奴らの悲鳴が聞こえていた。多分、街のどこへ逃げてもこの悲鳴が絶えることはないのだろう。

「……ゲホッ」

 呼吸すると、肺が焼けそうになるほどの熱が酸素と共に入ってくる。おかげで、深く息を吸うたびに咽せ返る。

 汗を拭いながら立ち上がり、辺りを見回すが、景色が変わることはない。火は家から家へと移り、逃げ道を塞いでいく。

 早いところ逃げた方が良さそうだ。だがどこに? 逃げた先には、おそらく“奴ら”がいる。もはやこの街に安全な場所などないのだろう。

 その結論に至った時、俺は──対して何も感じなかった。

 死ぬことが怖い。そんな感情は特になく。

「あーあ……そっかぁ……」

 立ち尽くしたまま、黒煙に彩られた空を見上げていた。

 よくよく考えてみれば、身寄りのない俺からすれば、別にいつまで生きようがどこで死のうがどうでもいい話……なのだが。

「…………!」

 ふと、頭の中に一人の少女の顔が浮かぶ。

 行く当てもなく、一人彷徨ってた俺のことをしつこく気にかけてきたそいつは、無事なのだろうか。こんな状況じゃ、逃げるなんてとても──。

 何もなかった胸の中に、不安と焦りが満ちていく。

 頭はまだ痛いし、熱と煙のせいで視界も変にぼやけている。だが、そんなことよりも、今は一人の少女の安否だけが頭を埋め尽くしており、気がつけば俺は、

「刹那……ッ!」

 その場から、駆け出していた。



***



 霧の魔物。

 江戸時代に、どこからともなく現れたそれは、人類最大の脅威となった。

 人類は三百年以上もの間、魔物と戦いを繰り広げ、そして後退を余儀なくされていた。

 仕方のないことだ。銃や剣どころか、戦車といった兵器が通用しない。軍隊で挑んだところで、未知の生物に対して勝ち目も薄い。

 結果として、世界各地が魔物によって蹂躙され、いくつかの国は機能を失っていった。日本は、北海道を魔物に奪われる始末だ。


 それじゃあ、人類はどうやって今まで生き延びて、魔物との戦い続けることができたのか。それは、霧の魔物の出現とほぼ同時期に現れた、ある力を持った者達のおかげだ。

 その力は、まるで物語の中に出てくる魔法のようで。その力に目覚めた者たちは、何の捻りもなく、こう呼ばれる。


 魔法使い、と。




***



 炎に包まれた街の中を、俺はただひたすらに走っていた。

 逃げてるわけじゃない。一人の少女を見つけるために。

 駆け出したはいいが、どこに向かえばいいのか。そんなこと考えてる余裕はない。しらみつぶしに、街中を探して回る。

 街には、親と逸れて泣き叫ぶ子供がいたり、瓦礫に押し潰されて動けなくなった人もいて。中には、すでに死んでいる人もいた。

「ハァ──ハァ──」

 だが俺は、その全てを無視して、少女の行方を探っていた。

 あいつと無理に連れてこられた店。

 遊ぶために付き合わされた公園。

 思い当たる場所を探しても、そこには人の気配はない。残る場所といえば──

「……ヤベッ!」

 探すことに集中していたせいで、足元を気にかけていなかった。瓦礫に躓いて、勢いよく転倒する。

 運悪く、転んだ場所は坂になっていて、俺の体はそのまま坂の上を転がり落ちていった。

「──ッ、ちくしょうが……!」

 躓いてる余裕なんてないのに。すぐに立ち上がって、また探すために動き出す。

 だが。

「いっ──つ……」

 膝から全身へ、痺れるような痛みが走る。

 どうやら転んだ際に足を怪我したようだ。派手に出血していて、足首まで血が流れている。

「……ったく、今くらい大人しくしてろっての……!」

 痛みで震える膝を殴り、無理やり足を動かす。思い通りに足が動かず、仕方がないと、引きずりながら駅前を目指すことにした。

「た、助けて……!」

 しかし、それを遮るように、女性の声が俺を呼び止める。

 そこには、崩れ落ちた家の前で座り込む女性が一人。俺と同じように足を怪我しているようだが、状態は俺よりもひどく、あらぬ方向へと足が曲がっていた、

「あの子が……夫とあの子が、まだ中にいるの……!」

 震える手で、女性は崩れた家屋を指さす。助けてくれと、女性は泣きながら俺に向かって必死に叫ぶ。

 しかし、女性たちの一家が暮らしていたであろう家は、もう跡形も残っておらず、瓦礫が家を押し潰していた。おそらく、生きてはいないだろう。

「何してるの!? 早く助けてよ、ねえ!」

 俺の怪我が見えていないのか、女性の叫びは懇願から俺への罵倒へと変わる。

「自分のことしか守れないわけ!? 私の家族なんて、どうでもいいっての!?」

 当たり前だ。他人への興味なんて、俺には微塵もありはしない。ただ一人を除けば、だが。

 家族の身を案じるのもわかるが、家族が死んだと信じたくないのだろう。女性は早く助けろと、何の力も持たない見ず知らずの俺のことを罵りながら、身勝手なことばかり叫んでいた。

 ……呆れて言い返そうとも思えない。

 早く動こうにも足が言う事を聞かないせいで、ろくに動けない。女性の罵詈雑言が嫌でも聞こえてきて耳がキンキンする。

「どこ行くのよ、私たちを見捨てるの!?」

「……るせぇ」

 頭痛に加えて女性の甲高い声が響く。いい加減に黙ってほしい。一刻も早く、あいつを見つけなきゃならないのに。

「……もういい、いいわよ! あんたなんか魔物に殺されてしまえば──!」

「────!」

 女性の暴言が届くよりも早く、本能が突然避けろと警告する。それに従い、俺は足を庇いつつ横に飛んで逃げる。

 ──直後。

「うわ……っ!」

 女性がいた場所に、俺を遥かに上回る巨体が落ちてきた。

 爆発したかのような轟音を立てながら、魔物は女性ごとその家を下敷きにする。叫び散らしていた女性がどうなったのか。それは、魔物の着地と同時に飛んだ左腕が物語っていた。

「う、ぐっ……」

 ……魔物の奇襲を躱したまでは良かった。

 だが、魔物が着地した際に飛んできた瓦礫が、運悪く俺の足に直撃。ただでさえボロボロだった脚の骨が折られてしまった。

 青白く光る魔物の目が、こちらを捉える。唸り声を上げながら、魔物は徐々に脚を負傷した俺への距離を詰めてくる。

「くそ、おぉ……!」

 折れた脚は動かず、それでも地を揺らすような足音が近づいてくる。

 さっきまでとはわけが違う。あいつのことをまだ見つけてないのに、死ぬわけにはいかない。

 地面を這いずり、魔物から逃げることだけを考える。だが魔物の腕は俺に向かって伸びる。そして──

「撃てェ!」

 その腕は、謎の爆発によって防がれた。

「生存者発見! 保護します!」

「よし、このまま撃ち続けろ! この少年と魔物を引き離せ!」

 突然現れた武装した男たちの一人は動けない俺を引きずり、残りの数人は魔物に向けてライフルや爆発物を次々に撃ち込んでいく。

「おい、大丈夫か?」

 俺のことを引きずった男がヘルメットを脱ぎ捨て、すぐさま俺の状態を確認する。

「……骨折か。少し待っててくれ」

 そう言って男は、近くにあった長めの木材を俺の脚に当て、取り出した布で木材ごと俺の足を縛った。

「これで良い。だが……」

 男は応急処置を行うとすぐに立ち上がり、他の仲間たちの方へと走っていく。

「先輩! 少年の応急処置、完了しました。ですが、頭部及び脚部の出血が酷く、脚部は右脚が骨折しているようです。さらに、顔色も悪く……」

「ふむ……。すぐに駅前広場へ連れて行け。そこで救護班に引き渡す」

「了解!」

 上官への報告を終えると、男は再び俺に歩み寄り、そして優しく話しかけてきた。

「大丈夫。すぐに駅前広場へ連れて行くからね」

「……………………」

 この時、俺の意識はすでに限界だった。

 頭部から血を流してるなんて気づいておらず、多分それが原因だろう。血が足りないで頭が回らない状態だ。

 男は両手で俺のことを引っ張り背負いあげる。そして折れた脚が悪化しないよう注意しながら、仲間達と共に駅前への道を走っていった。



***



 俺がいた場所から、駅前広場まではそう離れていなかったらしい。

 男に背負われてから、十分も経たないうちにたどり着いてしまった。

 男達の会話を聞いたところ、駅前は現在、市民の避難所となっているらしい、が。

「……なんだ?」

 俺を背負った男の足が止まり、戸惑うような声で呟く。

 ぼんやりとした意識のまま、俺は目を開いて周囲を見渡す。

「……え」

 すると俺も、男と同じような声が出てしまった。

 小さな噴水のある駅前の広場。そこは、多くはないがいつも人が歩いていた。しかし、今は違う。

 魔物に襲われている街よりもずっと、不気味なくらいに静かで。人の気配が少しも感じられず、少し先の様子が全く見えないくらい濃い霧に覆われていた。

 その異様な光景に、男達は皆戸惑っているようだった。

「ど、どうなってる? 救護班はどこだ?」

「避難した人達もいないのか? しかもこの霧は……」

「あまり吸いすぎるなよ。吸い込めば体が侵蝕されるからな」

 悲鳴が聞こえていた時とは一変、物音一つ聞こえなかった。

「…………せつ、な……?」

 避難場所になっているならここにいるんじゃないかと思ったが、この様子だといないのかもしれない。

 貧血でクラクラする頭を押さえ、消え入りそうな意識を必死に保とうとする。

「……救護班に連絡は?」

「今してる。だが応答がない。こちらα。救護班、応答しろ!」

 通信機で相手に呼びかける隊員。だが、通信機からは声は聞こえず──

『おい、何かあったのか!? 返事をしてくれ!』

 代わりに聞こえてきたのは、機械を通じて聞こえる、呼びかけている男の声だった。

「……何?」

 俺を背負っている隊員がそれに気づき、そちらの方へ近づいて行く。

 ぼんやりとした視界の中、緑色のテントが現れ、声はその中からしているようだった。

「……救護所か?」

 テントの中に入ると、そこには医療道具が一式揃って置いてあった。どうやらここは、臨時の救護所で間違いないらしい。

 男はちょうどいいと、俺のことを簡易ベッドの上に乗せると、音の発生源を探る。

「……………………」

 それにしたって妙な話だ。今の俺にも、この状況がおかしいことはわかる。

 救護所に誰もいないなんて、絶対におかしい。医者の一人もいないし、怪我人すらいないなんて。

「……なんで」

 隊員が、机の上に置かれたトランシーバーを手に取る。それからは、外で呼びかけを続ける他の隊員の声が聞こえていた。

『おい、誰かいないのか!? 繰り返す、応答してくれ!』

「こちら坂口。救護所にいるが、誰もいないようだ。負傷している少年はこちらに連れてきているが、他には何も──」

 坂口という隊員は、トランシーバーを介して外の隊員に状況を報告しようとする。が、聞こえてきたのは坂口の状況に対する言葉ではなく、

『な、なんだ!?』

 戸惑いの声。そして、

『うわあああぁぁぁ────!』

 その悲鳴を最後に、通信は途切れた。

「お、おい! どうした!?」

 坂口がいくら呼び掛けても、返答は一切なく、怯えた様子で、腰に下げていた銃を手に取った。

「……ここにいてくれ」

 俺にそう告げると、坂口はテントの外へ飛び出す。

 だが俺が何もせず、ここで待っているわけにもいかない。まだ見つけていないのに。俺だけが休んでいいはずがない。

「…………刹那」

 近くにあった車輪付きのスタンドに体重を預け、折れた脚を引きずりながら外に出る。

 危険なことはわかっている。それでも、俺はじっとしてはいられなかった。

 外に出ると、やはり視界は真っ白で、何も見えない。とにかく前に進むしかない。

 広場といっても、大した広さではない。少し歩けば見つけられるはずだ。なんて思いながら足を進めていく。

 と、その時だった。


 ──バシャン。


 水溜りのようなものに、片足が踏み込んだらしい。両足を飛び散った生温かい水が汚した。

「え?」

 だが、俺の記憶が正しければ、昨日は雨など降っていない。もし降っていたとしても、すでに乾いているはずなのだが……。

 しかも、冷たいんじゃなくて、温かい。それじゃあ、これは……?

 不思議に思いながら水溜りに目をやると、そこにあったのは水溜りなんかじゃなくて。


 真っ赤な血溜まりと、武装した隊員の姿だった。


「────ぇ」

 言葉が出てこなかった。

 死体を見て怯えるようなことはなく、ただ呆然と、それを見つめていた。

 坂口とは違う、また別の隊員。まだ死んでから時間は経っていないようで、血溜まりはじわじわと大きくなっていく。

『────────』

 ぞわり、と背筋に寒気が走る。

 俺は、その寒気の正体を知っていた。

 人のものとは違うが、感覚はそれ近い。

 背後から感じる冷たい視線。

 その視線に込められた、明確なあるもの。

 地面に落ちた男のものであろう拳銃を手に取る。そして、一気に振り返って視線を感じる方向へ銃口を突きつける。

「…………あ」

 霧の中で蠢く、赤い瞳孔。鋭い牙の隙間から息を漏らし、じっとこちらを見ていた。

 自分よりもずっと大きい、獣。その手足は僅かだが赤く染まっていて。


 いつの間にか、俺の体は宙を舞っていた。


 獣の爪が俺を捉え、引っ掻いた勢いで俺の体は血と共に後ろへと飛ばされる。

 あまりにも唐突で、俺は受け身を取れずに地面に落下。飛ばされた勢いは死なずに、そのまま地面を転がっていく。

 俺が転がっていった場所には、赤い線が引かれていて。何か、肉のようなものが落ちていた。


「──ぁ、」


 これがトドメとなり、薄れかけていた意識がいよいよ閉ざされようとしていた。

 腹部からは焼けるような熱を感じ、呼吸もだんだんできなくなっていく。


 ──そうか、これが……“死”か。


 横に倒れた状態から、最後の力で仰向けになる。その時、転がった勢いで落ちた手が、何かに触れた。

 冷たく、硬い、人ではない何か。

 死の間際だというのにその正体が気になって、顔をそちらに向けてみる。

 俺の指先が触れたのは、金色の花を象ったネックレス。それについたチェーンを、誰かが握っているようで。


 ……そこにいたのは。


「……………………ぁ」


 この街中で唯一、見知った顔だった。

 いつも輝いていた目は光を失い、口の端からは血を流していて。

 それを見た途端、死にかけていた魂が目を覚ました。

「…………せ、つ…………な………………」

 ドクン、と。

 死にかけていた心臓が息を吹き返す。

 体は動かなくて。指先の感覚はもうないに等しい。

 それでも俺は、彼女に手を伸ばす。

「(嫌だ……)」

 声は出なかった。

 それでも、心は目の前の現実を否定する。

「(お前、だけは……失いたくなかったのに…………ッ)」

 目の前のから、光が消えていく。

 もう、息を吸うこともまともにできない。

「(俺は、また……)」

 ドクン、ドクン、と。

 心臓が激しく鳴る。

「(そんな……そんなのは……もう嫌だ)」

 横から近づく、巨大な影。俺の息の根を止めようと、獣の爪が再び俺のことを捉える。

「……ッ、ぁ、ぁぁ……」

 最期の力を振り絞って、手を伸ばす。

 頭の中で渦巻く絶望を押し退けて、目の前にある小さな希望に、手を伸ばした。

 俺のことを押し潰そうと、獣は手を振り上げた。

「(……お前が……お前までいなくなったら……俺は……っ!)」

 動けない俺に、獣は容赦なく爪が降り下す。

 確実に近づく死。

 振り下ろされた爪は、間違いなく俺のことを切り裂く。もしくは押し潰しただろう。

 だがそれよりも早く、俺の手は冷たくなった彼女の手に触れて。


 俺に、最期の時が訪れることはなかった。



***



 眩い光が、駅前を包む暗い霧ごと呑み込んだ。

 少年を押し潰そうとした獣の手は、その光によって弾かれ、断末魔を上げながら消えていった。

「(何、が……起きた……?)

 状況が理解できないまま、少年は少女の手を優しく握る。

 その手には、消えたはずの温もりが確かにあって。少女はまるで何事もなかったかのように、静かに寝息を立てていた。

 少女は無事。それだけわかると、繋ぎ止めていた糸が完全に切れる。

 そのまま、少年の意識も途切れた。


「……ほう」

 その様子を、遠目から眺めていた男がいた。

 長い髪を後ろで束ねた黒スーツの男は、少年のことを見下ろしながら満足そうに笑う。

「クク……失敗しても構わないと思っていたが……まさか、ここまでとは」

「……何か、得られたのですか」

 男の後ろから、また別の男が姿を現す。

 メガネをかけた男を横目に、長髪の男は一言「ああ」とだけ答えた。

「さて。第一段階は終了した。第二段階へ移行したことを報告しなければ」

 長髪の男が振り返ると、もう一人の男は紳士のように一礼する。

「これより先は君に任せる。好きにやりたまえ、ヘイズ君」

 そう言いながら、長髪の男は部下の肩を軽く叩くとその場を去っていった。

 長髪の男がいなくなると、ヘイズと呼ばれた男は顔を上げ──

「了解しました」

 倒れた少年を見つめながら、怪しげな笑みを浮かべていた。


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