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プロローグ

カッコウの鳴き声がする――


『早く起きてあの子の朝食を作ってあげないと…。』


いつもと同じ朝。

セラフィーは暖かな朝日を肌に感じ、まだ重さを感じる瞼をゆっくりと開けた。


なぜか全身がだるく、少々頭も痛い気がするが、きっと昨夜の研究中に興味本位で食べた毒草のせいだろう。

「さて、たしか卵とベーコンがあったから………どこだ…ここは…。」


ベッドから起きて朝食を作ろうとしたセラフィーはそこで初めて異変に気付いた。


自宅…魔法省の研究棟の一室にいるはずの自分が、なぜか草葉が生い茂る緑豊かな森の中にいる。

「何がどうなっているんだ…。」


理解できない状況に頭を抱えたセラフィーは、そこでもう一つの異変に気付いた。

「なんだこの小さい手は…。」


セラフィーは急いで立ち上がると、周囲をグルっと見回し、近くを流れていた小川に向かって急いで走り出した。


そして川を覗き込むと、きらびやかな水と共に水面に写し出される、自分の姿に思わず絶句してしまったのであった。

はじめまして!

小説を執筆すること自体初めてとなりますが、皆さんに少しでも楽しんでいただけるような作品を目指して頑張ります。

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